こちらでは、朝ドラ「マー姉ちゃん(まーねいちゃん)」のあらすじを、放送終了後最速で、ネタバレ更新しています。
全156話を1話ごとにネタバレしていますが、ざっくりストーリーを知りたい方向けに、各週ごとの要点を絞ったあらすじネタバレもご用意。
他にも、超個人的な感想や、トリビアな小ネタもちょこちょこ紹介。
あらすじや感想に、放送前のネタバレが多く含まれていますので、先を知りたくない方はご退室ください。
- 再放送予定の朝ドラ『マー姉ちゃん』のネタバレあらすじ
- マー姉ちゃん各週・各話のあらすじネタバレ一覧
- 「マー姉ちゃん」あらすじの概要
- 朝ドラ「マー姉ちゃん」各週あらすじの概要
- マー姉ちゃんのヒロインは?
- 朝ドラ「マー姉ちゃん」のキャスト一覧
- 熊谷真実/磯野マリ子(いそのまりこ)
- 田中裕子/磯野マチ子(いそのまちこ)
- 早川里美/磯野ヨウ子(いそのようこ)
- 藤田弓子/磯野はる(いそのはる)
- 田畑千代/二木てるみ(ふたぎてるみ)
- 村田みゆき/戸田トミ子(とだとみこ)
- 益田喜頓/牛尾一平(うしおいっぺい)
- 三国一朗/牛尾軍平(うしおぐんぺい)
- 高松英郎/校長先生(こうちょうせいんせい)
- 園田裕久/村田(むらた)
- 大門正明/大和田高男(おおわだたかお)
- 前田吟/天海朝男(あまみあさお)
- 小沢弘治/石井(いしい)
- 田中健/東郷新八郎(とうごうしんぱちろう)
- 愛川欽也/田河水泡(たがわすいほう)
- 渡辺篤史/大宗均(おおむねひとし)
- 小泉博/岩村透一郎(いわむらとういちいろう)
- 岩本多代/岩村花江(いわむらはなえ)
- 森田順平/結城信彦(ゆうぎのぶひこ)
- マー姉ちゃんの原作は?
- マー姉ちゃんの脚本は?
- マー姉ちゃんの応援歌の主題歌は?
- マー姉ちゃんの放送日
再放送予定の朝ドラ『マー姉ちゃん』のネタバレあらすじ
こちらは、再放送予定の朝ドラ「マー姉ちゃん(まーねいちゃん)」のあらすじをまとめたネタバレ一覧です。
各週・各話ごとのあらすじは、「▼各週・各話のあらすじネタバレ一覧▼」で確認できます。
放送回 | 放送日 |
---|---|
第145話「道子との結婚」 | 9月17日(月) |
第146話「倒れる」 | 9月18日(火) |
第147話「手術に反対」 | 9月19日(水) |
第148話「手術成功」 | 9月20日(木) |
第149話「ある決断」 | 9月21日(金) |
第150話「妊娠」 | 9月22日(土) |
マー姉ちゃん各週・各話のあらすじネタバレ一覧
こちらは、朝ドラ「マー姉ちゃん(まーねいちゃん)」各週・各話のあらすじをまとめたネタバレ一覧です。
リンクをクリックすると、各話ごとの詳細なあらすじを確認することができます。
各週のネタバレについては、要点を絞ってまとめており、ストーリーに直接影響しない部分はカットしておりますので、詳しい内容を知りたい場合は、各話ごとのあらすじネタバレをご確認ください。
「マー姉ちゃん」あらすじの概要
※朝ドラ「マー姉ちゃん(まーねいちゃん)」あらすじの概要には、ネタバレが含まれますので、ご注意ください。
『マー姉ちゃん(まーねいちゃん)』は、磯野家長女の磯野マリ子が母や姉妹を支えながら、戦前から戦後までをたくましい生命力で息抜き、妹・マチ子を漫画家として世に送り出すまでをコミカルに描いた物語です。
父・新八郎を病気で亡くしてから女ばかりの一家で、上京します。
そして、マチ子が田河水泡の漫画『のらくろ』を読んでいるときに、田河水泡の弟子になりたいと思うようになり、磯野マリ子と共に田河のもとを訪ね、マチ子を弟子にしてほしいと直談判します。
弟子になることを許されたマリ子は、田河の門下生として生活を共にし、ついには漫画家デビューを果たすこととなります。
朝ドラ「マー姉ちゃん」各週あらすじの概要
こちらでは、朝ドラ「マー姉ちゃん(まーねいちゃん)」各週あらすじの概要をまとめています。
さきほどもお伝えしたように、全容ではなく各週あらすじのポイントとなる部分の概要になりますが、ネタバレを多く含んでいます。
第1週のあらすじ
マー姉ちゃん第1週のネタバレあらすじは、マリ子が金賞を受賞したことを機に、はるが上京すると宣言するストーリーです。
昭和9年3月のある日。真理子は、友人の富子とともに学校が終わると大急ぎで家に戻ってきた。家の中に入ると、絵具を手に取り、また外へ出ていき、展覧会場へ向かった。マリ子は、福岡新聞社主催の美術展に出品していたのだ。すでに提出済の絵だったが、マリ子は、担当者に「裸婦」のほくろの影をかき忘れたといい、絵に一筆入れたいと訴え、なんとか一筆入れさせてもらった。福岡新聞社主催の美術展に出品した磯野マリ子(熊谷真実)は、大作「裸婦」で見事金賞を受賞したのだが、、、
第2週のあらすじ
マー姉ちゃん第2週のネタバレあらすじは、東京行きを決意したはるが、千代をお見合い結婚させるストーリーとなっています。
第3週のあらすじ
マー姉ちゃん第3週のネタバレあらすじは、東京行きを決意した磯野家が、皆に見送られながら上京するストーリーとなっています。
ついに卒業式に日がやってきた。マリ子とトミ子はお互い抱き合い、涙を流す。式が終わり、皆で別れを惜しんでいたら磯野マリ子(熊谷真実)が校長から呼び出されてしまう。何かしたのかと不安になりながら、校長室へいくと、そこには、マリ子が展覧会で金賞をとった「裸婦像」の絵が飾ってあった。実は、この絵を気に入った人物が多数おり、あちこちから買い手がついていたのだが、マリ子が石井先生に一任していて、マリ子に返すべきか、どこかへ寄贈するつもりだと言われ、校長先生(高松英郎)が一日だけ校長室に飾ったのだ。そして、母校の誇りとして今日ここにこの絵を飾ったことを忘れずに十分精進してくださいと口にすると、、、
第4週のあらすじ
マー姉ちゃん第4週のネタバレあらすじは、東京での生活が始まった磯野家だが、ヨウ子が行方不明になる騒動が起こるストーリーとなっています。
大勢の人々に見送られ皆と別れを告げた磯野家。磯野マリ子(熊谷真実)は、車内で東京に思いを馳せていた。しかし、列車に乗り込みいざ東京へ目指す磯野家だったが、思いもよらむことが起こる。列車が福岡の八幡につくと、磯野はる(藤田弓子)が突然、列車から降りるというのだ。そして、列車から降りると女学生の頃の友人に挨拶しに行った。挨拶を済ませると、また列車に乗り東京へ向かう磯野家。一方、見送りを済ませた牛尾夫人は、磯野家が福岡を出発したことを電報で夫人の兄・大造に送っていた。電報を受け取った酒田大造(河原崎長一郎)は、今か今かと磯野家の到着を待ちわびている。しかし、東京を目指す磯野家が乗っている列車が大阪に着くと、再びはるが途中下車すると言い始めるのだが、、、
第5週のあらすじ
マー姉ちゃん第5週のネタバレあらすじは、マチ子が田河水泡先生に弟子入りしたいと直撃訪問するストーリーとなっています。
油絵を志す磯野マリ子(熊谷真実)は、画塾の登校初日を迎えた。画塾につき、校内を案内されたマリ子。緊張していたのか、校内に置いてあったイーゼルを倒して倒れてしまう。さらに、アトリエから出ると、ルパシカを着た青年・結城信彦(森田順平)と出合い頭にぶつかり、思わず見とれてしまったマリ子。マリ子は、その時、心ひかれるものを感じていた。教室に戻ると、倒したイーゼルの持ち主である喜多川茜(島本須美)から喫茶店に誘われる。喜多川茜が画塾のたった一人の女性の先輩だった。茜は、大人の振る舞いをした女性で緊張したが、マリ子にとっては刺激の多い一日だった。家に帰るとマリ子は、茜から聞いた話を、マチ子に興奮気味に聞かせる。するとそこへ磯野はる(藤田弓子)がやってきて、ミシンを1台買うと言い始めるのだが、、、
第6週のあらすじ
マー姉ちゃん第6週のネタバレあらすじは、田河水泡先生の弟子となったマチ子が描いた漫画が華々しく雑誌デビューするストーリーとなっています。
わずか十七歳の少女が、その田河先生に、弟子入りを願うことは、大それたことであり、とても雉真勇(村上虹郎)気のいることだったが、粘り勝ちで、作品を持って来なさいという先生のことばをもらうことができた。そして、翌日、マチ子のスケッチブックを持って再び田河邸を訪れる。作品を見た田河は、時々描いて持ってきなさいと、マチ子の弟子入りを認めたのだ。その後、雑談をしていると、福岡の話になって、二人は昨日福岡から来たといったことは嘘だったと告白する。しかし、小野純子(山口智子)は笑い出し、マチ子の制服をみて山際高女だと分かり、嘘だということも知っていたのだ。結局騙されていたのは、均だけだった。田河邸を後にすると、マチ子たちは、三吉に報告に行く。磯野マチ子(田中裕子)はお守りのおかげだといい、三吉三吉は思わず嬉し泣きするのだが、、、
第7週のあらすじ
マー姉ちゃん第7週のネタバレあらすじは、マチ子が田河の内弟子として、住み込みで働くことになるが、ホームシックにかかるストーリーとなっています。
1936年の春。磯野マチ子(田中裕子)は女学校を卒業した。磯野一家はマチ子の卒業を記念して、三郷の写真館で記念写真を撮る。そして、マリ子とマチ子は、麻布に住む叔父の透一郎の家を訪ねた。そこで、マチ子は、卒業後、田河のもとで内弟子になることを伝えると、透一郎は本当に辛抱できるのかと心配になる。マチ子は、覚悟はあると答え、透一郎は卒業祝いを手渡した。その夜、磯野マリ子(熊谷真実)は、マチ子に寂しくなったら帰ってきても構わないというが、マチ子は、自分が一番辛抱強いと答えた。翌日、マリ子とともに田河水泡(愛川欽也)家に向かったマチ子。和室に通されると、マチ子用の机だといい、女の子らしいスタンドが置いてあった。そして、田河とマリ子が話をしていると、そこへ早速エプロン姿でお茶をだすマチ子。均はお茶碗の柄をお客様の方に向けるよう教えた。
磯野マチ子(田中裕子)は、田河のもとで住み込みの見習いとして働くことになった。マチ子を送り出したその夜。磯野マリ子(熊谷真実)は寝ているとマチ子の夢をみて、マチ子の不安そうな顔が浮かび目を覚ますのだが、、、
第8週のあらすじ
マー姉ちゃん第8週のネタバレあらすじは、マリ子が4年ぶりに茜と再会し、親友のトミ子から結婚報告の手紙が届くストーリーとなっています。
昭和12年。太吉たちが戦地に送り出され、日本の生活も苦しくなっていく。一方、マリ子と磯野マチ子(田中裕子)は相変わらず喧嘩ばかり。女学生になったヨウ子は、姉たちの言い合いもどこ吹く風とばかりに、物静かに学校へ向かった。学校が終わり、田河水泡(愛川欽也)邸にいくと原稿を描き、編集者の細谷に見せる。進歩を見せたかった細谷は、それを水泡に見せた。水泡は、女性の漫画家は本当にいないのだから、大事に育ててやれと声をかけた。話の流れで、均の話になるのだが、細谷はマチ子とは雲泥の差だという。それを聞いた田河は、あれでも僕のかわいい弟子だといって、均の肩を持った。さらに、軍の風当たりも強くなり、田河は、ずいぶんと描きにくい時代になったと嘆くのだった。磯野マリ子(熊谷真実)は、絵を描き続けられることに幸せを感じていた。ある日、ヨウ子を描いていると朝男の母・タマが磯野家にやってくる。本当は、はるに相談にきたのだが、あいにくはるは出かけていたため、マリ子と磯野マチ子(田中裕子)が相談になった。タマは、朝男の縁談を考え、お見合い話をするのだが、朝男がまったく耳を貸さずに悩んでいたのだが、、、
第9週のあらすじ
マー姉ちゃん第9週のネタバレあらすじは、貯金が尽きた磯野家のためにマリ子が挿絵の仕事を始めるストーリーとなっています。
はるからお金がつきたと打ち明けられた磯野マリ子(熊谷真実)は、翌日銀行へ向かった。銀行の口座からすべてのお金をおろすと、利子を含めて48円73銭。その足で、マリ子は、茜の家へ向かう。そして、マリ子は磯野家の懐事情を正直に話し、働き口がないかと相談した。すると喜多川茜(島本須美)は、手っ取り早くお金を稼ぐならカフェの女給がいいだろうと提案する。さすがにそれに難色を示したマリ子に、今度は小説の挿絵の仕事をもらうために、出版社を回ってみたらどうかと提案した。マリ子は家に帰ると、最後の油絵になるかもしれないと思いながら、トミ子の肖像画を描く。そこへ、酒田大造(河原崎長一郎)がやってきて、マリ子から福岡に行かないことを聞き、ウメが落胆していると話す。マリ子はとっさに風邪を引いたと嘘をうつが、磯野マチ子(田中裕子)が代わりに福岡に行くと言い出して困った顔をするマリ子。すると、そこへ磯野はる(藤田弓子)が帰ってきて、ウメにはおわびとして歌舞伎を一緒に見に行くと約束してきたと話すのだが、、、
第10週のあらすじ
マチ子は、有名な田川先生に弟子入りを認められて感激していた。ようやく念願かなって認められた田川先生は、原稿を催促する電話に対して「田川先生は出ています」と言ってしまうお茶目な人だった。マリコ(熊谷真実)は、「女性自身」の新年号から菊池寛(フランキー堺)の小説の挿絵を描くことになった。文豪・菊池寛(フランキー堺)の小説の挿絵を描くことになったマリ子(熊谷真美)。まず、講談社の編集者である塚田(日下武史)に連れられて、菊池氏の事務所に挨拶に行く。マリ子は菊池氏に気に入られ、菊池氏と一緒に記念写真を撮ることになる。
第11週のあらすじ
菊池さんに気に入られたマリ子さんは、菊池さんと一緒に記念写真を撮りました。菊池寛さんという偉大な作家と一緒に仕事ができるなんて!」。これは、彼女が講談社に入るきっかけを作ってくれた諏訪田川(愛川欽也)さんのおかげである。しかし、その頃、田川さんは思想統制の圧力を受け始めていた。やがて、『女性自身』12月号が新年号の予告とともに発売された。新進気鋭の女性イラストレーター」という見出しで、菊池寛と一緒に写ったマリコの写真が表紙を飾っていた。
第12週のあらすじ
菊池寛と一緒に写っている写真が、「新進女性イラストレーター」という見出しで表紙を飾った。これをきっかけに、他の出版社からもマリコに仕事の依頼が殺到することになるのだが……。マリコのもとにやってきた編集者の中で、はる(藤田弓子)を気に入ったのは東郷新八郎(田中健)だった。そして、待ちに待った「女性自身」の新年号が発売される。マリ子さんのイラストが初めて掲載されました。嬉しい、嬉しい、嬉しい。こうして、マリコのおかげで磯野家は財政難を脱することができた。最近では、新八郎が磯野家を訪れると大歓迎されるようになった。
第13週のあらすじ
最近、新八郎は磯野家を訪れるたびに大歓迎されている。マリ子も新八郎に惚れ込んでいるようだ。しかし、ある日、新八郎と仁志(渡辺篤史)は蜂の巣で出会う。マリコに思いを寄せる仁志は、新八郎を警戒していた!?菊池寛作品の連載を終えたマリ子は、次に官能的な描写で知られる増田勇作(大塚久仁生)の「オール小説」のイラストを描くことになった。しかし、はるはマリ子のイラストに不満を持っていた。こんな汚い仕事、今すぐやめろ!」と。磯野家の長女である麻里子は、母のこの忠告を無視することはできない。増田勇作(大塚久仁生)のイラストを描くことになったマリ子だったが、マリ子のイラストを見た波瑠は激怒した。
第14週のあらすじ
“しかし、マリ子のイラストを見た波瑠は「こんな汚い仕事は今すぐやめなさい!」と激怒していた。母・はるが激怒するのは当然のことである。磯野家の長女として、はるさんの忠告を無視するわけにはいかない。磯野家の長女であるマリ子は、はるの忠告を無視することはできなかった。マリ子は考えた末、大人向けの絵を描くのはやめて、童話の絵を描くことにした。新八郎も、マリ子が描きたいものを描けばいいと励ましてくれる。新八郎は、官能小説の挿絵を書いて母親に怒られたマリ子を気にかけていた。”だから俺はマリコさんに夢中なんだ!”と。
第15週のあらすじ
突然、八郎進が彼女への愛を告白した。マリコの心臓はバクバクした。刺青画家になる夢をあきらめかけていたマリ子に、喜多川茜(島本須美)が美術展に入選したという知らせが届く。茜に会ったマリ子は、彼女の絵に励まされる。刺し絵師になる夢を諦めかけていたマリ子に、喜多川茜(島本須美)が美術展に入選したという知らせが届く。茜に会ったマリ子は、彼女の絵に励まされる。1939年、戦争が激化する中、マリコたちのもとには次第に辛い知らせが届くようになる。
第16週のあらすじ
三郷智正(山口崇)が離婚するというのだ。…..そして、天海朝雄(前田吟)には赤い手紙が届く。終戦直後の混乱の中、療養所に入院していたヨウ子(早川里美)の病気を治すために、磯野家は一丸となっていた。ヨウ子(早川里美)の病気が一日も早く治るようにと、マー君や姉妹たちが頑張っている。マリ子(熊谷真実)とマチ子(田中裕子)は、焼き鳥屋に頼まれて、アメリカ人が欲しがる舞妓さんの絵を描き始める。二人は絵を描いてチーズとバターを手に入れ、ヨウ子に食べてもらう。マリ子たちの努力の甲斐あって、ヨウ子は順調に回復し、1946年4月に退院した。ある日、マチ子のもとに夕刊誌「福岡」から連載漫画の依頼が舞い込む。5月に連載が始まるやいなや、「サザエさん」は大人気になりました。
第17週のあらすじ
マチ子は大喜びだ。賑やかな磯野家に、満州から引き揚げてきた三郷智正(山口隆)が訪ねてきた。満州で母と妻と子供を失った三郷は、「もう一度やり直したい」と言ってすぐに北海道に引っ越してきたのだ。マリ子は、いつまでも高利貸しのために絵を描き続けるのは嫌だと思っていた。
第18週のあらすじ
ある日、朝刊に「磯野マリ子さん、マチ子さん、仕事の依頼がありましたので、至急連絡してください」という広告が掲載された。”東京は私たち二人を必要としています!”ある日の朝刊に、「磯野マリ子さん、磯野マチ子さん、お仕事がありますので、どうか早急にご連絡ください」という広告記事が掲載されていた。”東京は私たち2人を必要としています!”二人が気勢を上げると、「はい、もちろん、私たちの目標は東京です」。
第19週のあらすじ
二人の母、はる(藤田弓子)の決断は早かった。彼女が決心すると、事態は急展開した。はるは家を売ってお金を稼ごうとする。家を売ってお金を作り、「マリ子、これを使って出版を始めなさい」と言った。マチコさんのサザエさんはどう?早くしなさいよはるの命令で、マリ子とマチ子は出版の準備と東京での家探しのために何度も東京に行った。彼らは以前と同じ家に住む場所を見つける。
第20週のあらすじ
万全の体制で、千代(二木てるみ)をはじめとする一家は、福岡に別れを告げて東京に向かった。以前と同じ家に入ることができて、磯野家はほっと一息ついた。しばらくして、浅尾天海(前田吟)も復員してきた。マリ子が新八郎の1週間の花嫁だったと聞いて、天海は複雑な心境に…。おうみの協力を得て、2万冊の「さざえっ子」がようやく出来上がった。マリ子が新八郎の1週間の花嫁だったと聞いた天海は、複雑な心境に…。大海さんの協力で、ようやく「さざえっ子」の2万部が出来上がった。
第21週のあらすじ
まーちゃんが代理店に持って行って、全部売れました。やったー、やったー調子に乗って次の年も1万部刷ったが、前の本が返ってきてしまった。しかし、最後の1冊が返ってきた。”出版とは …… お化けよりも怖い。”マリコとその家族は、返却された本を家に取りに行くことになる。….マリコたちは、家族で東京に行く準備をしたり、懐かしい人に会ったりします。
第22週のあらすじ
家族で東京に行くことになったマリ子たちは、その準備のために東京に行き、旧友たちと再会する。諏訪田川夫妻(愛川欽也、三田和代)、うらら、まどか、たまは揃っていたが、うめばあちゃん(鈴木美津江)だけは空襲以来行方不明になっていた。果たして彼女は見つかるのか?……大宗仁(渡辺篤史)は、戦死を覚悟してマリ子にラブレターを書いていたが、生き返った今、マリ子と向き合えないでいる。彼は頭を掻いて顔をしかめている。
第23週のあらすじ
1948年はる、姉妹社から出版された「サザエさん」第2巻は、増刷に次ぐ増刷の大ヒットとなった。マチコ(田中裕子)はその勢いの中で、夕刊福岡に「津軽サザエさん」を書き始めた。タラちゃんを抱いたマスオさんが登場するこの話は、北海道や名古屋の新聞にも同時に掲載され、サザエさんの人気はさらに高まっていった。その頃、三好(福田勝弘)が突然、動員された状態で現れた。
第24週のあらすじ
ある日、マチ子の心は不安に包まれた。”自分には漫画家になる才能があるのだろうか “と。マチ子は、この深刻な問題が解決するまで「サザエさん」の発行を中止することを決意するが、意外にも新聞社は快諾してくれた。アイデアを考えている時に悩んでいるマチ子を見かねた家族は、「よかった、よかった」と大喜びした。
第25週のあらすじ
ところが、その数ヵ月後、あるおもちゃ屋さんから「サザエさんかるた」の注文が入った。”やってみよう “ということになった。マチ子さんの言葉で、マリ子さんは再び姉妹誌の社長として活動を始めます。出来上がった漫画は売れに売れ、姉妹社と『サザエさん』は共に成長していくことになる。
第26週のあらすじ
忙しい日々が続くマチ子。そんな中、マチ子は胃腸炎にかかってしまう。手術を受けたマチ子は、マリ子たち家族の温かい看護により、すぐに回復したのだった。磯野家にはもう一つ明るい話題があった。ヨウ子に第一子が誕生したのだ。マリ子の心には、母・はる(藤田弓子)の「明日のことは心配しないで」という言葉が、今も明るく響いている。
マー姉ちゃんのヒロインは?
朝ドラ「マー姉ちゃん」のヒロインは、熊谷真実さんで、磯野マリ子役を演じます。
選考はオーディションで行われ、第一次の面接から、第二次の演技テスト、第三次のカメラ、そして最終選考で、朝のドラマにふさわしい明るくさわやかな印象の熊谷真実さんがヒロインに選ばれた。
熊谷真実さんは、中学と高校で演劇部の部長をやっていた芝居好きな女性で、サザエさんのマンガを小学校の時に全部読みでいたほどの、サザエさん好き。
熊谷真実さん演じる磯野マリ子のモデルは、画家で実業家でもある長谷川毬子さんです。
熊谷真実は、朝ドラ「マー姉ちゃん」に主演を演じ、翌年の1980年にエランドール賞新人賞を受賞しました。
甥っ子には、松田優作さんの息子・松田龍平さんと松田翔太さんがいます。
朝ドラ「マー姉ちゃん」のキャスト一覧
こちらは、朝ドラ「マー姉ちゃん」のキャスト一覧です。
役名 | 出演者 | モデル | 関係・役柄 |
---|---|---|---|
磯野家 | |||
磯野マリ子 | 熊谷真実 | 長谷川毬子 | 磯野家の長女 |
磯野マチ子 | 田中裕子 | 長谷川町子 | 磯野家の次女 |
磯野ヨウ子 | 早川里美 (少女時代:平塚麿紀) |
長谷川洋子 | 磯野家の三女 |
磯野はる | 藤田弓子 | 長谷川サタ | 磯野家三姉妹の実母 |
福岡で出会う人々 | |||
田畑千代 (大和田千代) |
二木てるみ | 磯野家のお手伝いさん | |
戸田トミ子 | 村田みゆき | マリ子の親友 | |
牛尾一平 | 益田喜頓 | 磯野家の福岡時代の隣人 | |
牛尾軍平 | 三国一朗 | 一平の息子 | |
校長先生 | 高松英郎 | 女学校時代の校長先生 | |
村田 | 園田裕久 | 世話人 | |
大和田高男 | 大門正明 | 千代のお見合い相手 | |
天海朝男 | 前田吟 | 魚屋の息子 | |
石井 | 小沢弘治 | マリ子の絵の師匠 | |
東京で出会う人々 | |||
東郷新八郎 | 田中健 | 東学 | かけ出しの記者 |
新八郎の父 | 戸浦六宏 | 新八郎の父 | |
東郷貴美 | 三木弘子 | 新八郎の母 | |
田河水泡 | 愛川欽也 | 高見澤仲太郎 | 漫画家 |
田河順子 | 三田和代 | 高見沢潤子 | 水泡の妻 |
大宗均 | 渡辺篤史 | 水泡の弟子 | |
菊池寛 | フランキー堺 | 菊池寛 | 大作家 |
三郷智正 | 山口崇 | 写真館のおじさん | |
智正の母 | 三崎千恵子 | 智正の母 | |
酒田大造 | 河原崎長一郎 | 磯野家の隣人 | |
酒田ウメ | 鈴木光枝 | 酒田大造の母 | |
塚田 | 日下武史 | 陽談社の編集者 | |
喜多川茜 | 島本須美 | 画塾の先輩 | |
植辰 | 江戸屋猫八 | 植木屋さん | |
植辰の息子 | 江戸屋小猫 | 植辰の息子 | |
岩村透一郎 | 小泉博 | はるの実兄 | |
岩村花江 | 岩本多代 | 透一郎の妻 | |
結城信彦 | 森田順平 | マリ子の画塾時代の友人 | |
益田雄作 | 大塚国夫 | 小説家 | |
成田三吉 | 福田勝洋 | 出征していた青年 | |
島村正史 | 湯沢紀保 | 鹿島隆 | 新聞記者 |
熊谷真実/磯野マリ子(いそのまりこ)
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熊谷真実演じる磯野マリ子は、磯野家の長女です。
朝ドラ「マー姉ちゃん」のヒロインで、父亡き後、一家の中心になって明るく家族を支えていきます。
もともとは画家になりたいという夢を持っていましたが、その夢を果たせず、その代わりに、妹マチ子を漫画家として世に送りだすために奮闘します。
田中裕子/磯野マチ子(いそのまちこ)
田中裕子演じる磯野マチ子は、磯野家の次女です。
磯野マチ子は、マリ子の妹で、小さい時から漫画が大好きな少女でした。
とくに大の「のらくろ」ファンで、女学校時代に田河水泡の弟子なりたいと言い出し、マリ子がマチ子とともに田河先生先生の自宅へいき弟子入りの志願にいきます。
最初は玄関で門前払いをくらいますが、粘り強さから、田河先生先生の弟子となるのです。
そして、戦後に「サザエさん」を描き、それが全く間に人気となり大ヒットとなります。
早川里美/磯野ヨウ子(いそのようこ)
早川里美演じる磯野ヨウ子は、磯野家の三女です。
マリ子とマチ子の妹で、年齢が離れているせいもあって、女ばかりの家族の中ではアイドル的な存在です。
気が弱いところがあり、上の二人の姉とは対照的な性格をしています。
少女時代は、子役の平塚磨紀さんが磯野ヨウ子役を演じています。
藤田弓子/磯野はる(いそのはる)
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藤田弓子演じる磯野はるは、磯野家三姉妹の実母です。
マリ子たちの母で、いささか型破りな肝っ玉母さんです。
福岡新聞社主催の美術展に出品した長女・マリ子の絵が金賞をとると、娘たちに東京でもっと専門的な教育を受けさせたいと東京へ上京してしまうほど。
田畑千代/二木てるみ(ふたぎてるみ)
田畑千代演じる二木てるみは、磯野家のお手伝いさんです。
十三歳の時から磯野家につかえるお手伝いさんで、三姉妹にとってはこわい存在でもあります。
磯野はるが上京すると宣言したときは、自分も行けるものだと思い喜びますが、どうも様子が違うことに気づきます。
すると、はるから見合いを勧められ、福岡に残るようにと言われ、泣き崩れてしまいます。
しかし、見合い相手に一目ぼれして、そのまま結婚を決意し、東京行きを断念することに。
その後、縁あって上京することになり、再び、マリ子たちのそばに住みます。
村田みゆき/戸田トミ子(とだとみこ)
村田みゆき演じる戸田トミ子は、マリ子の女学校時代の親友です。
一度はマリ子たち家族が東京へいき、離れ離れになりますが、戦争末期から戦後へかけて、疎開して戻ってきたマリ子たちと再会し、磯野家を助けます。
戸田トミ子本人は、平凡な結婚をしていて、五人の子どもを育てていました。
益田喜頓/牛尾一平(うしおいっぺい)
益田喜頓演じる牛尾一平は、磯野家の福岡時代の隣人です。
息子の一平夫婦と同居しています。
磯野家で夕食を食べていると、突然やってきて、マリ子が展覧会場に出品した「裸婦」が問題になっていて、筑前高女の校長先生が警察に連れていかれたと伝えに来ます。
三国一朗/牛尾軍平(うしおぐんぺい)
三国一朗演じる牛尾軍平は、一平の息子です。
牛尾家は、磯野家の隣人で、マリ子が展覧会場に出品した「裸婦」が良俗に反し、風紀びんらんのおそれありと大問題になっていて、市の有識者が召集をかけられていると教えにきます。
高松英郎/校長先生(こうちょうせいんせい)
高松英郎演じる校長先生は、マリ子の女学校時代の校長先生です。
マリ子が美術展に出品した「裸婦」について、呼び出され、どういう教育をしているのだと罵声を浴びせられるが、絵はあくまで絵であって、本人の人格とは関係ないと一蹴します。
園田裕久/村田(むらた)
園田裕久演じる村田は、磯野家の父の部下だった男です。
磯野家が上京するため、父が遺した会社を整理するために、村田にすべてをお願いします。
ある日、帳簿を持って磯野家にやってきた村田は、会社の帳簿をみせ確認してもらいますが、マリ子とはるはまったく経理のことが分からず、お任せ状態。
上京する磯野家の金繰りを案じ、はるに提言することもありましたが、二人は全く動じず、上京する気満々でした。
また、磯野家でお手伝いをしていた田畑千代の見合い相手を見つける際にも協力し、同じ会社の社員を紹介します。
大門正明/大和田高男(おおわだたかお)
大門正明演じる大和田高男は、田畑千代のお見合い相手です。
磯野家の父が遺した会社の社員でもあり、同僚の村田の紹介で千代とお見合いをすることになりました。
結果、千代が大和田に一目ぼれしたことで、二人はめでたく結婚します。
前田吟/天海朝男(あまみあさお)
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前田吟演じる天海朝男は、何代もつづく東京の魚屋の息子です。
いつも陽気な笑いを振りまいて、明るい性格の男ですが、初めて登場したのは、磯野家の父一周忌を記念して教会で追悼式を行っていたときのことでした。
はるの兄・岩村透一郎が挨拶している中、朝男がやってきて勝手に挨拶をはじめます。
また、はるが東京行きを宣言した際には、いかに東京が魅力かということを磯野家三姉妹に語り始めるのです。
こうして、上京してきた磯野家ですが、実はその隣人が朝男の家となります。
小沢弘治/石井(いしい)
マー姉ちゃんのキャスト・小沢弘治演じる石井は、マリ子の絵の師匠です。
マリ子が東京へいくことを報告すると、最後に「福岡」を題材にした絵を描くよう課題を与えます。
田中健/東郷新八郎(とうごうしんぱちろう)
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田中健演じる東郷新八郎は、かけ出しの記者です。
磯野家に訪れる編集者の中から、はるに一番気に入られたのが、この東郷新八郎です。
マリ子と初めて会ったときは、一目ぼれをしてしまいます。
マリ子との婚約にこぎつけるのですが、そんな婚約という時に、召集を受けて出征することになります。
二人は、新八郎の故郷鹿児島で、ささやかな結婚式を挙げ、一週間後には、再び戦線に戻りますが、まもなく戦死してしまいます。
愛川欽也/田河水泡(たがわすいほう)
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愛川欽也演じる田河水泡は、漫画家でマチ子の恩師です。
田河水泡は「のらくろ」の漫画家で、マチ子の師匠ですが、手を取って教えるというような先生ではなく、いっしょに遊んでばかりいるようなおおらかな人です。
渡辺篤史/大宗均(おおむねひとし)
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渡辺篤史演じる大宗均は、水泡の弟子です。
河氏宅ではマチ子の兄弟子にあたる人物です。
弟子になりたいと入門を乞いにマチ子に同行したマリ子と押し問答して以来、マリ子にひそかな思いを寄せつづけますが、口に出していえない武骨な青年でもあります。
小泉博/岩村透一郎(いわむらとういちいろう)
小泉博演じる岩村透一郎は、はるの実兄で、マリ子たちの伯父さんです。
はるの夫の一周忌にやってきて法事のときに挨拶をします。
はるのたった一人の兄ですが、東京に住んでいます。
法事終わると、はるが上京する意思があることを聞き、東京に来るのが一番だと勧めます。
岩本多代/岩村花江(いわむらはなえ)
岩本多代演じる岩村花江は、透一郎の妻で、マリ子たちの伯母さんです。
はるの夫の一周忌で福岡に来た際には、一家で上京するというはるに、子供たちは祖母にあずけるので、家を整理するのに、福岡に残って手伝いましょうかと提案します。
しかし、はるはその申し出に感謝しつつ、自分たちで整理をつけたいと断ります。
森田順平/結城信彦(ゆうぎのぶひこ)
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森田順平演じる結城信彦は、マリ子の画塾時代の友人です。
マー姉ちゃんの原作は?
朝ドラ「マー姉ちゃん」の原作は、長谷川町子の自伝エッセイ漫画『サザエさんうちあけ話』です。
長谷川町子さんは、日本初の女性プロ漫画家で、お茶の間ではおなじみの『サザエさん』の原作者でもあります。
朝ドラ「マー姉ちゃん」では、磯野マリ子の妹・磯野マチ子のモデルが、長谷川町子さんご本人となっています。
マー姉ちゃんの脚本は?
朝ドラ「マー姉ちゃん」の脚本は、小山内美江子さんが担当します。
小山内美江子さんの代表作には、テレビドラマ『3年B組金八先生』やNHKの大河ドラマ『徳川家康』『翔ぶが如く』などがある人気脚本家です。
1995年には、日本女性放送者懇談会賞を受賞しています。
マー姉ちゃんの応援歌の主題歌は?
朝ドラ「マー姉ちゃん」の主題歌は、音楽のみのテーマ曲となっています。
朝ドラ「マー姉ちゃん」の主題歌を担当したのは、日本テレビ音楽専属の大野雄二さんです。
大野雄二さんは、『ルパン三世』第二シリーズの音楽を担当したこともあります。
マー姉ちゃんの放送日
朝ドラ「マー姉ちゃん」の放送日は、こちらです。
[総合](月~土)午前 8:00~/午後 0:45~[再放送]
作品名 | マー姉ちゃん | 主演 | 山口智子 | |
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放送日 | 1979年4月2日~1979年9月29日 全156回 |
主題歌 | ||
放送日時 | NHK総合テレビ | 午前8時~8時15分 | 脚本 | 小山内美江子 |
午後0時45分~1時 | 制作統括 | |||
日曜日午前11時~11時15分 | 音楽 | 大野雄二 | ||
語り | 飯窪長彦アナウンサー | |||
プロデューサー | ||||
演出 | 北嶋隆 | |||
ロケ地 |
朝ドラ『マー姉ちゃん』は、NHK連続テレビ小説の第23作目にあたります。
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