こちらでは、朝ドラ「純ちゃんの応援歌」のあらすじを、放送終了後最速で、ネタバレ更新しています。
全151話を1話ごとにネタバレしていますが、ざっくりストーリーを知りたい方向けに、各週ごとの要点を絞ったあらすじネタバレもご用意。
他にも、超個人的な感想や、トリビアな小ネタもちょこちょこ紹介。
あらすじや感想に、放送前のネタバレが多く含まれていますので、先を知りたくない方はご退室ください。
再放送予定の朝ドラ『純ちゃんの応援歌』のネタバレあらすじ
こちらは、再放送予定の朝ドラ「純ちゃんの応援歌」のあらすじをまとめたネタバレ一覧です。
各週・各話ごとのあらすじは、「▼各週・各話のあらすじネタバレ一覧▼」で確認できます。
放送回 | 放送日 |
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第119話「勇気」 | 4月4日(月) |
第120話「敗退」 | 4月4日(月) |
第121話「北川とつや」 | 4月5日(火) |
第122話「夫婦」 | 4月5日(火) |
第123話「すれ違い」 | 4月6日(水) |
第124話「浮気現場」 | 4月6日(水) |
第125話「勘違い」 | 4月7日(木) |
第126話「正太夫の求婚」 | 4月7日(木) |
第127話「盆の迎え火」 | 4月8日(金) |
第128話「三年後」 | 4月8日(金) |
純ちゃんの応援歌各週・各話のあらすじネタバレ一覧
こちらは、朝ドラ「純ちゃんの応援歌」各週・各話のあらすじをまとめたネタバレ一覧です。
リンクをクリックすると、各話ごとの詳細なあらすじを確認することができます。
各週のネタバレについては、要点を絞ってまとめており、ストーリーに直接影響しない部分はカットしておりますので、詳しい内容を知りたい場合は、各話ごとのあらすじネタバレをご確認ください。
「純ちゃんの応援歌」あらすじの概要
※朝ドラ「純ちゃんの応援歌」あらすじの概要には、ネタバレが含まれますので、ご注意ください。
『純ちゃんの応援歌』は、和歌山・美山村で、両親と祖父、妹弟と暮らしていた小野純子が、甲子園球場の近くに旅館を開いて、「高校救児の母」と呼ばれるようになるまでの半生を描いた物語です。
このドラマは、弟思いの野球好きな、明るく元気なお姉さん・小野純子が、甲子園球場近くに旅館を開き「球児の母」と呼ばれるすてきな女将さんとなるその半生を、涙と笑いとペーソスで描く青春奮闘記である。
戦後まもなく父を亡くした純子は、一家の先頭に立って家族の支えになり、しかもその時、身を寄せていた孤児の少年を新しい弟として温かく迎え、野球に夢をかけた弟たちを励まし、家族と自らの幸福を求めてさわやかに人生を生き抜いてゆく。
戦後期の関西(和山・大阪・兵庫)を舞台に、小さな家族の大きな愛の物語を通して、今の時代に失われがちな、貧しくても堅いきずなで結ばれた、家族愛を描いた布勢博一さんオリジナルの物語です。
速見秀平との出会い
村をあげての大運動会の日。
純子は村一番の山林地主・興園寺つやの長男・正太夫と二人三脚に出場していた。
大運動会は終盤に差し掛かり、いよいよ騎馬戦がはじまる。
観客や生徒のボルテージがあがっているところに、進駐軍らしい人物が2人、ジープに乗ってやってきた。
その二人は、ジョージ北川と速見秀平で、GHQから来たという。
さらに、地元の興園寺林業の土地を借りたいといってきたのだ。
しかし、ジョージ北川が詐欺師とわかると純子はジョージ北川を説得し、改心させてしまう。
北川が美山村を去ると、残った秀平は、興園寺家で働くことになった。
朝ドラ「純ちゃんの応援歌」各週あらすじの概要
こちらでは、朝ドラ「純ちゃんの応援歌」各週あらすじの概要をまとめています。
さきほどもお伝えしたように、全容ではなく各週あらすじのポイントとなる部分の概要になりますが、ネタバレを多く含んでいます。
第1週のあらすじ
純ちゃんの応援歌第1週のネタバレあらすじは、村の大運動会中に二人の日系人米兵がやってきてジョージ北川が詐欺師だと速水が告白するストーリーです。
戦後二年目の初夏、和歌山の山村・御堂村。小野純子(山口智子)は、三年前からこの村に家族と共に疎開している。父は満州から未だ戻ることなく、生死さえ不明のままであった。この日、村では青年団主催の大運動会が開かれた。敗戦の痛手も食料不足も忘れ、皆が熱狂していた。騎馬戦が始まり、出場を渋っていた昭に声援をおくる純子。そこに突然、クラクションを鳴らし、ジープが乱入してきた。「進駐軍司令部」だと名乗る二人の日系人米兵。日本は敗戦国家であり、闘争的なものは禁止であると、騎馬戦を中止するよう厳しい口調で言い放つのだが、、、
第2週のあらすじ
純ちゃんの応援歌第2週のネタバレあらすじは、純子の説得で、ジョージ北川が興園寺林業を去る間際に本物のGHQが材木を調達にやってくるストーリーです。
速水と北川がGHQに成りすまし、興園寺から金をだまし取ろうとしていると聞かされた小野純子(山口智子)。北川に恩義のある速水秀平(髙嶋政宏)は、詐欺師の北川を警察に突き出すことができず思い悩んでいた。そこで、興園寺の方から北川との取引を断るよう仕向けてほしいと純子に頼む。次の日の夜、純子は意を決してジョージ北川(細川俊之)に会いに行く。
北川に、取引を諦め、村から出ていくよう頼む純子。純子は、速水が北川のことを思い、警察に捕まることを心配していたと告げる。翌朝、散歩のふりをして興園寺家から出て行こうとする北川。純子は速水の願いをかなえられ、ほっと胸をなでおろす。そこへ興園寺正太夫(笑福亭鶴瓶)が慌てて駆け込んできて、、、
第3週のあらすじ
純ちゃんの応援歌第3週のネタバレあらすじは、父・陽一郎が、孤児・雄太を連れて村に帰ってくるストーリーです。
父・小野陽一郎(川津祐介)が満州から生きて帰ってきた。終戦してすでに2年が経っており、小野純子(山口智子)や家族は皆、抱き合って喜んだ。陽一郎は、林雄太という少年を連れていた。満州で父を亡くし、母とも生き別れてさまよっていたところ、けがを負った瀕死の陽一郎と出会い、助けてくれたのだという。以来、陽一郎は命の恩人である雄太とずっと一緒に過ごし、日本に無事帰ってきたのだった。林雄太が、小野家で暮らすようになって一週間が過ぎた。引揚げ孤児の雄太に、家族皆が何かと気にかけることに昭は不満をもっていた。特に大好きな父が、雄太に勉強を教えたり、熱心に野球を教えることに我慢ならない。しかし、とうとう昭の怒りが爆発する。雄太に陽一郎は自分の父で近寄るなと忠告し、家にいるのは厚かましいと言い放つ。雄太はまき割りを放り出し、小野家を出て行ってしまうのだが、、、
第4週のあらすじ
純ちゃんの応援歌第4週のネタバレあらすじは、陽一郎が満州から帰還してきて職を探しやっと見つけるが、倒れてしまい職につくことを辞退するストーリーです。
陽一郎はひとりの少年を伴っていた。林雄太(高岡俊広)は満州で両親に生き別れ、さまよううちに瀕死のけがを負って倒れていた陽一郎に出会い、その命を救ったのである。陽一郎は雄太を日本へ連れ帰り、身寄りを探してやろうと考えたのである。雄太には母に捨てられたという思いがあり、深い心の傷のため、なかなかみんなととけ合おうとしない。純子の弟の昭(岩芝公治)との折り合いも最初は良くなかった。しかし、村はそのころちょうど野球ブーム。アメリカで野球を仕込まれた速水をコーチ役に、少年たちは放課後練習に熱中していた。
第5週のあらすじ
純ちゃんの応援歌第5週のネタバレあらすじは、清原欽一郎と遠縁だということがわかり、祖父の墓参りが叶った速水がアメリカに帰るストーリーです。
「英会話を習わへん?速水さんから」ある日、純子(山口智子)は親友の静尾(押谷かおり)に誘われた。アメリカへの帰国を前に、秀平(高嶋政宏)がレッスンしてくれるというのである。実は静尾が頼み込んだらしい。何かと理由をつけては秀平に近づきたがる親友の態度が、気になって仕方のない純子は、自宅を教室に提供することにした。なぜか心が躍った。
第6週のあらすじ
純ちゃんの応援歌第6週のネタバレあらすじは、遠足の時に子供たちを危険な目にあわせた責任で久助がやめると言い出し、陽一郎と言い合いになり喧嘩するストーリーです。
帰国の数日前、秀平は別れを告げに、純子を訪れた。「日本に来てよかった」秀平は言った。「君と知り合えたしー」純子は思わず若者の顔を見つめた。記念の写真を撮ると、秀平は日本を離れた。二度と会えないかもしれない、そう思って心に灯った小さな灯を消そうとする純子であった。けれども、遠く離れて暮すことが、かえってふたつの心を強く結びつけるきっかけになることも、たまにはある。
第7週のあらすじ
純ちゃんの応援歌第7週のネタバレあらすじは、大阪で就職が決まっていた陽一郎だったが、久助たちと酒を飲んでいるときに倒れ急死するストーリーです。
昔からの親友の決意に、陽一郎は猛反対。定年まで立派に勤めるのが本当の責任の取り方じゃないか、校長辞めて、童話を書く?冗談言うな……陽一郎の激しい口調に、雑貨も売り言葉に買い言葉、大げんかになってしまった。純子はその間に立って、ただおろおろするばかりである。以後数日間、ふたりは口ひとつきかない仲になってしまった。しかしあき(伊藤榮子)と雑貨の姉つや(白川由美)から彼らの青春時代のことを耳にして、純子は驚いた。
第8週のあらすじ
純ちゃんの応援歌第8週のネタバレあらすじは、雄太が正式に小野家の養子となり、家族全員で大阪へ移り住むストーリーです。
あきが雑賀の初恋の人であった、つやは陽一郎にほのかな思いを寄せていた……そんな昔話を聞きながら、純子は父母の青春時代に思いをはせるのだった。そして今、自分は秀平の顔が浮かんで、胸が少し痛んだ。新年が明けた。小野家は久しぶりに一家全員がそろって、幸福な正月を迎えた。雄太も家族になじみ、恭子(松本友理)ものど自慢の予選を勝ち抜さ、宝塚への夢も実現しつつあった。小康を得た陽一郎も就職先が大阪と決まり、春から一家は大阪に引っ越すことに決めていた。純子にとっては、カリフォルニアから時折届く秀平の手紙が大きな楽しみであった。しかしそんなささやかな幸せも、あっけなく終ってしまった。就職を祝って雑賀が催した祝宴の席で、陽一郎が倒れたのである。
第9週のあらすじ
純ちゃんの応援歌第9週のネタバレあらすじは、野球が大好きだった亡き父と弟の夢を引き継ぎ、西宮近くの旅館女将となり“甲子園球児たちの母”と呼ばれるようになる小野純子の生涯を爽やかに描くストーリーです。
「ナイスプレイやったなあ…ナイスプレイや、ナイスプレイ……最後の最後まで陽一郎が人生を通して求めていた理想の生き方だった。葬儀が済むまでの3日間、純子は泣かなかった。これから自分が一家の中心にならなければという思いで、ひたすらに涙を拒んでいたのだ。そんな純子の心を受けとめてくれたのが北川(細川俊之)であった。
第10週のあらすじ
純ちゃんの応援歌第10週のネタバレあらすじは、野球が大好きだった亡き父と弟の夢を引き継ぎ、西宮近くの旅館女将となり“甲子園球児たちの母”と呼ばれるようになる小野純子の生涯を爽やかに描くストーリーです。
昭和23年春、純子(山口智子)一家は和歌山を離れ、大阪に移ることにした。
頼りは寺内ぬい(西岡慶子)である。ぬいは、かつて小野家で女中として働いたことがあり、今は阿倍野で食料品屋を切り盛りして、劇場の裏方としてうだつのあがらない夫・小平次(曽我廼家文童)とともに暮らしていた。決して楽な生活ではなかったが、ぬいは亡くなった陽一郎への恩義の気持ちから、快く純子らを迎え入れたのである。
第11週のあらすじ
純ちゃんの応援歌第11週のネタバレあらすじは、純子が寺内商店の半分を食堂に改装し、「純ちゃん食堂」を開業するストーリーです。
夫婦2人だけならとあきらめていたぬいだったが、純子の一家5人を引き受けるとなるとそうもいかない。ぬいは約束を断った。すると翌日からやくざ者が連日のように店を荒らしにやって来るようになり、命の危険さえほのめかす始末である。その時、さっそうと現れたのがジョージ北川(細川俊之)。
第12週のあらすじ
純ちゃんの応援歌第12週のネタバレあらすじは、静尾が家出をして純ちゃん食堂で働くことについて純子とぬひが喧嘩をするストーリーです。
さらにアメリカの威信を借りて、顔役と話をつけようとした。が、なんとこの男、以前隠匿物資を北川にだまし取られてその命を狙おうとした人間であった。ふたりの旧悪はここで一気に明るみに出てしまい。そろって刑務所行きとなったのである。面会に訪れた純子に北川は頼むのだった。「興園寺家の奥様には、秘密にしておいてくれないか?アメリカにでも行っていることにしてね……」ともあれ、寺内商店に平和がよみがえった。
第13週のあらすじ
純ちゃんの応援歌第13週のネタバレあらすじは、記録的な大雨に見舞われ美山村で大きな被害がでるストーリーです。
そんなときに電報が届いた。秀平(高嶋政宏)からであった。アメリカの野球チームの通訳として来日中、明日会いたい、とある。本来なら手離しで喜びたい純子だが、小野家はこの時、大きく揺れていた。雄太の母親が名乗り出て、息子に会いたさに大阪を訪れていたのだ。
第14週のあらすじ
純ちゃんの応援歌第14週のネタバレあらすじは、高校野球地区予選の最中に純子は速水からプロポーズされ、あきに反対されるも結婚することを決意するストーリーです。
その後彼女は川に身を投げたが、助けられて一命をとりとめ、帰国後再婚した。夫の連れ子もあり、雄太を引き取ることはできないが、成長したわが子を一目見たいというのだ。純子はあき(伊藤榮子)と相談し、すべてを雄太に打ち明け、母親に会うように勧めるのだった。しかし少年はなかなか首をたてに振ろうとはしない。
第15週のあらすじ
純ちゃんの応援歌第15週のネタバレあらすじは、雄太が大学進学せずに就職すると言い出すストーリーです。
昌代は数年ぶりに見る息子の元気な姿に、たちまち涙があふれて言葉がない。おえつに混じって出てくるのは、満州で「見捨て」たことをわびる言葉ばかりである。息子はそんな母親を前にして、冷や目元やかであった。わずかな時間の対面だったが、雄太が口にしたのは別れの言葉だけだった。秀平が爆発した。
第16週のあらすじ
純ちゃんの応援歌第16週のネタバレあらすじは、純子と秀平が皆に祝福されながら披露宴を行うストーリーです。
「お母さんの気持がわからないのか、ばかやろう!」こんどは純子が爆発した。「雄太はわたしの弟、しかるのはわたしがします!何もなぐらなくてもいいでしょう!」何年ぶりかの再会も、けんか別れで終わってしまったのだ。数日後、秀平からのぶ厚い手紙が届いた。それは秀平が来日前にアメリカから出したものが、誤配で一月も遅れて届いたものだった。
第17週のあらすじ
純ちゃんの応援歌第17週のネタバレあらすじは、恭子が仕事を辞め、お見合い話が舞い込むが、キャバレーで働いていたことで先方から断られるストーリーです。
余計なことに昭と雄大もついてきた。「オレも秀平さんに謝りたいからさ」秀平は翌日の帰米を前に、大阪行きの特急へとび乗ったのだった。そしてとんぼ返りで東京へ戻らなければならない。会える時間はわずか5分。だがそのためにわざわざやって来てくれた秀平の心がうれしかった。夕暮れの大阪駅のホーム、純子は恋人を前にして何から話していいかわからない。時間はどんどん過ぎる。姉の気持を察しない弟たちが野球の話を始めてしまう。
第18週のあらすじ
純ちゃんの応援歌第18週のネタバレあらすじは、恭子と西川が結ばれるが、昭が合宿先で急死してしまうストーリーです。
純(山口智子)と秀平(高島政宏)が新婚生活を始めた昭和9年の初夏のある夜。昭(西川弘志)はキタのキャバレーで、次姉の恭子(松本友里)のステージを初めて見た。そこには、歌を聴こうともしない酔客の相手を強いられる姉のみじめな姿があった。弟は、怒りと同情で、がく然となった。恭子は念願の宝塚に入団できたものの、端役しかつかず、退団して心機一転、ジャズ歌手として仕事を始めていた。しかしジャズ歌手とは名ばかり、実は昭が見たようなつらいステージを重ねる日々であったのだ。恭子はしかし、心配されることを恐れて、家族には口をつぐんでいたのである。
第19週のあらすじ
純ちゃんの応援歌第19週のネタバレあらすじは、純子が西宮にある旅館「浜風荘」の女将になる決意をして、一家で引っ越すストーリーです。
だがそれも束の間、恭子が盛り場で歌っていたことを理由に、先方は一方的に破談を申し入れてきたのである。そんな傷心の恭子を訪ねて来たのが、スティーブ西川(北京一)である。西川はパントマイム芸人。40歳を過ぎても芸が認められず、大阪でだめならと、新天地を求めて上京した、その帰りであった。聞け分の芸に見切りをつけ、廃業して東京で就職すると言う。恭子はかねがね、家族もなく、食うや食わずの生活の中で、それでもいつか日の目を見たいと、芸の研鑽に余念のない西川を尊敬していた。宝塚時代から、何かと恭子を励ましてくれたのもこの男であった。
第20週のあらすじ
純ちゃんの応援歌第20週のネタバレあらすじは、旅館「浜風荘」で甲子園の選手たちを受け入れるも、先日に従業員が辞め悪戦苦闘するストーリーです。
猛反対のあきと恭子は激しい口論を繰り返したが、結局両方とも説得されることはなかった。ある未明、恭子はひそかに荷物をまとめ、東京で待つ西川のもとへ旅立って行った。東京の恭子を純子が訪ねたのは、約1か月後のことであった。あきは怒りのあまり娘の行くえを探そうともしない。純子は気がもめ仕方がないがないが、秀平は「恭子ちゃんはもう大人なんだから」と取り合わない。やっと居所がわかり、矢も盾もたまらず上京した純子が見たのは、思いのほか真摯な西川と妹の暮らしぶりであった。
第21週のあらすじ
純ちゃんの応援歌第21週のネタバレあらすじは、秀平が節子を口説いているところを金太郎が見て、大騒動になるストーリーです。
喜びはもう一つ重なった。昭が大学の野球部で一軍の正捕手の座を手にしたのである。今までの野球歴で初めて手にした栄光だった。昭は喜び勇んで合宿へ出かけて行った。だが、二度と家へは戻らなかった。合宿先の海岸で水難事故を見て、おぽれた子どもたちを助けようと無理をして、自分も水死したのである。あきの意気消沈ぶりは、はた目にも悲惨であった。昭の部屋にとじこもっては、勉強机や学生服を眺めては涙に暮れる毎日なのだ。「何とかしなければ。出来れば思い出の多い阿倍野を離れて暮らすべきなのかも……」
第22週のあらすじ
純ちゃんの応援歌第22週のネタバレあらすじは、二人の間に長女の陽子が生まれるが、子育てで純子と秀平が喧嘩をするストーリーです。
純子(山口智子)一家が旅館の仕事に定ようやく慣れ始めたころ、またひとつ、恋の花が開いた。正太夫(笑福亭鶴瓶)である。純子への失恋の痛手からは立ち直ったものの、正太夫はあいかわらず、あっちへふらふら、こっちへふらふらといった毎日であった。叔父の雑賀(桂枝雀)の出版社へもしばしば顔を出していた。「わらべ出版」は雑賀の趣味につき合っているような会社で、経営状態はひどく悪かった。社員は節子(布勢真穂)ひとりで、その給料も遅れがちのありさまであった。
第23週のあらすじ
純ちゃんの応援歌第23週のネタバレあらすじは、どんどん険悪な雰囲気になっていく純子と秀平だったが、最後は家で騒動が起こり、仲直りするストーリーです。
二人はそんな正太夫を見るに見かねて、節子との仲を取り持とうと思うのであった。「あかん。自分の甥やから、ほんまはQ賛成すべきやが……あの男にかぎっては、ぼくは反対や」雑賀は言った。純子らは正太夫の気持ちを知らされて、戸惑った節子は雑賀に相談したのである。いい人だとは思うけど、結婚の相手には……。雑賀はあっさりと反対すると、同じ言葉を正太夫にぶつけた。色を失う甥に向かって、叔父は言葉を続けた。「何で自分から結婚を申し込まんのや、一番大事なことまで純ちゃんや秀平君に頼んで、このかいしょ無しが!」雑賀は驚く節子の面前で甥を罵倒するのだった。
第24週のあらすじ
8年が過ぎた。純子はもうすっかり高校球児相手の旅館の女将である。シーズンを問わず、旅館は繁栄して、毎日が目の回るような忙しさ。秀平との間に、6歳になる娘・陽子もいるが、旅館の仕事と子育てで手いっばい、とても夫の世話まで手が回らない。一方秀平もカメラマンとして認められ、週刊誌ブームの中で忙しくなり、仕事場に出かけたまま帰らないこともしばしばになってきた。そんな生活が続くうち、純子は夫と気持が通わなくなるように感じて、ふと寂しくなることが多くなった。ある時、秀平の不注意で、陽子は重いはしかを患ってしまった。
第25週のあらすじ
純子の心を開いたのは、清原(浜村純)の言葉であった。「本当のあなたは月のような女性だ。太陽のように自分で輝くんでなく、他からの光で輝くような……」純子の迷いは解けた。秀平のことも、旅館の仕事も、世話好きな性分がもとなのである。それが楽しいからやってきたのだ。太陽でなく月のように。それが自分の人生なのだ…。雄太(唐沢寿明)と幼なじみの小百合(野崎佳積)の結婚が決まった。雄太は今や工業高校の野球部の監督である。甲子園大会ではいつも予選で負けるチームだが、亡き陽一郎の夢をかなえようと一生懸命である。
純ちゃんの応援歌のヒロインは?
朝ドラ「純ちゃんの応援歌」のヒロインは、山口智子さんで、小野純子役を演じます。
ヒロインの山口智子さんの夫は、朝ドラ「純ちゃんの応援歌」に出演していた唐沢寿明さんです。
同朝ドラでは、義弟役として共演していましたが、宅配便を装った男性の自宅への侵入事件をきっかけに交際が発覚てしまい、1995年12月に結婚しました。
ドラマのヒロイン。大阪で銀行員の長女に生まれ、父の転勤で満州に渡り、再び大阪に戻って女学校へ進学。勉強よりも運動が大好きな明るい活発な少女。大阪で空襲にあい、和歌山中部・日高川上流の山村に疎開。父の死後、長女として一家を支え、のち、野球少年だった弟たちの志をついで、「球児の母」と呼ばれる甲子園の旅館のすてきな女将さんとなる。
昭和39年10月20日、栃木県栃木市生まれ。青山学院女子短期大学卒業後、企業のイメージガールやモデルとして活躍。ドラマは初挑戦の新人だが、応募者713人の中から選ばれた逸材。水泳、陸上、バドミントン、スキューバダイビングなど、スポーツ万能。実家は旅館を営んでいる。身長168cm。
純ちゃんの応援歌の脚本は?
朝ドラ「純ちゃんの応援歌」の脚本は、布勢博一さんが担当します。
布勢博一さんは、 昭和6年に満州奉天 で生まれて、その後福岡県に移住しました。
明治大学文学部に進学しましたが、その後中退し、 脚本家としてデビューします。
朝ドラ「純ちゃんの応援歌」の原作はなく、布勢博一さんのオリジナル作品です。
他にも布勢博一さんは、『たけしくん、ハイ!』や『天までとどけ』なども手がけた脚本家で、2018年8月13日に慢性腎不全のためお亡くなりになりました。
亡くなった年齢は86歳でした。
純ちゃんの応援歌の主題歌は?
朝ドラ「純ちゃんの応援歌」の主題歌は、音楽のみのテーマ曲となっています。
朝ドラ「純ちゃんの応援歌」の主題歌を担当したのは、フェイス・ミュージックに所属している朝川朋之さんです。
純ちゃんの応援歌の放送日
朝ドラ「純ちゃんの応援歌」の放送日は、こちらです。
[総合](月~土)午前 8:00~/午後 0:45~[再放送]
作品名 | 純ちゃんの応援歌 | 主演 | 山口智子 | |
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放送日 | 1988年10月3日~1989年4月1日 全151回 |
主題歌 | ||
放送日時 | NHK総合テレビ | 午前8時~8時15分 | 脚本 | 布勢博一 |
午後0時45分~1時 | 制作統括 | |||
日曜日午前11時~11時15分 | 音楽 | 朝川朋之 | ||
語り | 杉浦直樹 | |||
プロデューサー | ||||
演出 | 佐藤幹夫 | |||
ロケ地 | 日高川町 |
朝ドラ『純ちゃんの応援歌』は、NHK連続テレビ小説の第41作目にあたり、和歌山、大阪、兵庫が主なロケ地となっています。
朝ドラ「純ちゃんの応援歌」のキャスト一覧
こちらは、朝ドラ「純ちゃんの応援歌」のキャスト一覧です。
「純ちゃんの応援歌」の子役キャストを知りたい方は、「朝ドラ『純ちゃんの応援歌』に出演する子役キャストを男の子と女の子に分けて紹介」ですべての子役キャストをまとめています。
役名 | 出演者 | モデル | 関係・役柄 |
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小野家 | |||
小野純子 (速水純子) |
山口智子 | 小野家の長女 | |
小野陽一郎 | 川津祐介 | 純子の父親 | |
小野あき | 伊藤榮子 | 純子の母親 | |
小野恭子 (西川恭子) |
松本友里 | 純子の妹 | |
小野昭 | 西川弘志 | 純子の弟 | |
林雄太 (小野雄太) |
唐沢寿明 | 小野家の養子 | |
興園寺家 | |||
興園寺つや (北川つや) |
白川由美 | 興園寺林業の主 | |
興園寺正太夫 | 笑福亭鶴瓶 | つやの長男 | |
興園寺清彦 | 生瀬勝久 | つやの次男 | |
興園寺綾 (牛山綾) |
繁田知里 | つやの長女 | |
雑賀久助 | 桂枝雀 | 校長先生 | |
美山村で出会う人々 | |||
速水秀平(トーマスSハヤミ) | 髙嶋政宏 | 日系アメリカ人 | |
ジョージ北川 | 細川俊之 | 秀平と共にやってきた男 | |
立花静尾 | 押谷かおり | 純子の友人 | |
立花徹 | 麻生敬 | 静尾の夫 | |
立花小百合 | 野崎佳積 | 静尾の妹 | |
清原欽一郎 | 浜村純 | 美山村に住む法律家 | |
清原澄 | 小林泉 | 欽一郎の妻 | |
牛山金太郎 | 高嶋政伸 | ももの息子 | |
牛山もも | 藤山直美 | 金太郎の母 | |
牛山きん | 正司照枝 | 金太郎の祖母 | |
牛山うめ | 津島道子 | 金太郎の曾祖母 | |
牛山かき | 河東けい | 田丸の母親 | |
村長 | 岡村嘉隆 | 和歌山県美山村の村長 | |
大原 | 赤塚真人 | 満州から引き揚げてきた軍人 | |
忠吉 | 汐路章 | 興園寺林業の従業員 | |
番頭中村 | 堀内一市 | 興園寺林業の番頭 | |
番頭田中 | 児玉博之 | 興園寺林業の番頭 | |
村の人 | 田口哲 | 村の人 | |
村の人 | 三村伸也 | 村の人 | |
村の人 | 村井義之助 | 村の人 | |
清 | 大川慶 | 村の人 | |
文 | 落合智子 | 村の人 | |
マックゲイン大尉 | マストロ・ジョバンニ・フランク | GHQの軍人 | |
軍曹 | アンディー・ハンキンソン | GHQの軍人 | |
通訳 | ジェームス・ロス | マックゲイン大尉の通訳人 | |
通訳 | ロイド・ウォーカー | マックゲイン大尉の通訳人 | |
青年団員 | 花乃種吉 | 日米の親善試合で野球をした青年 | |
郵便局員 | 工藤恭造 | 郵便局員 | |
河北絹子 | 宮田圭子 | 林雄太の叔母 | |
河北守 | 亀井賢二 | 林雄太の叔父 | |
内藤 | 松岡与志雄 | 陽一郎が倒れた時に駆け付けた医者 | |
稲本 | 森下鉄朗 | 東和生命の専務 | |
社員 | 広岡善四郎 | 東和生命の社員 | |
社員 | 楠本光子 | 東和生命の社員 | |
客 | 山田交作 | 東和生命にやってきた客 | |
竹中先生 | 穂積哲也 | 昭と雄太の小学校の担任 | |
郵便局員 | 土屋恵司 | 郵便配達員 | |
消防団長 | 国田栄弥 | 美山村の消防団長 | |
村の男 | 蔵多哲雄 | 消防団員 | |
村の男 | 小松健悦 | 消防団員 | |
村の男 | 佐藤浩 | 消防団員 | |
村の男 | 佐野晶夫 | 消防団員 | |
警官 | 田口哲 | 美山村の警察官 | |
男 | 真田実 | 北川を追ってきた男 | |
男 | 岡田照幸 | 北川を追ってきた男 | |
男 | 多々納斉 | 北川を追ってきた男 | |
村人 | 友藤秀幸 | 美山村の村人 | |
村人 | 中本哲夫 | 美山村の村人 | |
村人 | 好士崎初子 | 美山村の村人 | |
村人 | 峰るみ子 | 美山村の村人 | |
大阪で出会う人々 | |||
寺内ぬひ | 西岡慶子 | 阿倍野の商人 | |
寺内小平次 | 曽我廼家文童 | ぬひの夫 | |
女将 | 坂本和子 | 旅館のおかみ | |
スティーブ西川 | 北京一 | パントマイム芸人 | |
村山 | 原哲男 | 阿倍野の商人頭 | |
古賀昌代 | 日色ともゑ | 雄太の実母 | |
大工さん | Mr.オクレ | 大工 | |
商店街の人 | 林幸次郎 | 阿倍野の商店街の人 | |
商店街の人 | 小林信之 | 阿倍野の商店街の人 | |
商店街の人 | 中村正 | 阿倍野の商店街の人 | |
商店街の人 | 泉祐介 | 阿倍野の商店街の人 | |
商店街の人 | 宮崎正徳 | 阿倍野の商店街の人 | |
商店街の人 | 西田忠則 | 阿倍野の商店街の人 | |
村山久代 | 村上理子 | 組合長の村山の妻 | |
食堂の客 | 藤田友宏 | 純ちゃん食堂にきたお客さん | |
食堂の客 | 小阪剛士 | 純ちゃん食堂にきたお客さん | |
食堂の客 | 沖野克治 | 純ちゃん食堂にきたお客さん | |
高木 | 門田裕 | わらべ出版の社長 | |
吉井節子 (興園寺節子) |
布施真穂 | わらべ出版の秘書 | |
森本秀明 | 阪本谷孝司 | 作家 | |
女優 | 魚住智美 | 劇団「かもめ団」の女優 | |
女優 | 横山和代 | 劇団「かもめ団」の女優 | |
女優 | 金沢玲子 | 劇団「かもめ団」の女優 | |
カメラマン | 元辻隆雄 | 新聞屋のカメラマン | |
劇団員 | 田口喜一 | 劇団「かもめ団」の団員 | |
劇団員 | 玉本裕章 | 劇団「かもめ団」の団員 | |
劇団員 | 森田勝利 | 劇団「かもめ団」の団員 | |
劇団員 | 山下悦郎 | 劇団「かもめ団」の団員 | |
劇団員 | 鎌田賢司 | 劇団「かもめ団」の団員 | |
郵便局員 | 小林和夫 | 郵便局員 | |
女学生 | 中畠美樹 | 女学生 | |
女学生 | 吉田香 | 女学生 | |
山岸 | 桂雀松 | 秀平の友人 | |
秀平の友人 | 三宅敦俊 | 秀平の友人 | |
秀平の友人 | 町田栄児 | 秀平の友人 | |
旅館の仲居 | 河野元子 | 有馬の旅館の仲居 | |
大出 | 芝本正 | 昭が通っていた大学の野球部監督 | |
警官 | 塩見一之 | 明石にある警察署の警官 | |
債権者の男 | 日高久 | わらべ出版にやってきた債権者 | |
木村 | 白川明彦 | 正太夫倶楽部で働いているスタッフ | |
令子 | 梅田千絵 | 正太夫倶楽部に出入りする客 | |
男 | 笑福亭瓶太 | 正太夫倶楽部に出入りする客 | |
ピアニスト | 梅沢太郎 | 正太夫倶楽部に出入りするピアニスト | |
老婆 | 路井恵美子 | 万引き老婆 | |
西川の友人 | 笑福亭鶴松 | 西川の友人 | |
市場の若い男 | 原謙二郎 | 市場の男 | |
市場の若い男 | 松下安良 | 市場の男 | |
男 | 萩原郁三 | 脅しにやってきた男 | |
神永 | 山本弘 | 脅しにやってきた男たちの親玉 | |
ダグラス中尉 | ドナルドグリーノー | GHQの少尉 | |
中根剛造 | 牧冬吉 | 中根商店の社長 | |
中根五郎 | 桂む雀 | 中根剛造の息子 | |
野球部監督 | 本屋敷錦吾 | 雄太と昭が通う中学校の野球部の監督 | |
放送局員 | 佐藤雅夫 | ラジオ局の職員 | |
女将 | 山田富久子 | 喜春旅館の女将 | |
従業員 | 渡辺千恵子 | 喜春旅館の従業員 | |
西宮で出会う人々 | |||
野中キク | 紅萬子 | 旅館「浜風荘」の仲居頭 | |
石田清次 | 戸田都康 | 旅館「浜風荘」の板前手伝い | |
竹中ヨシ子 | 川田陽子 | 旅館「浜風荘」の客仲居 | |
三島久美子 | 谷口友香 | 旅館「浜風荘」の仲居 | |
垣本和平 | 岡八郎 | 旅館「浜風荘」の板前 | |
仲居 | 杉山陽子 | 旅館「浜風荘」の仲居 | |
仲居 | 安田勝子 | 旅館「浜風荘」の仲居 | |
菊江 | 風間舞子 | 旅館「浜風荘」の新しい仲居頭(泥棒) | |
酒田ミネ子 | 島村晶子 | 旅館「浜風荘」の客 | |
酒田浩三 | 北村光生 | 旅館「浜風荘」の客 | |
客 | 北見唯一 | 旅館「浜風荘」の客 | |
客 | 大橋壯多 | 旅館「浜風荘」の客 | |
客 | 井之上淳 | 旅館「浜風荘」の客 | |
客 | 桂坊枝 | 旅館「浜風荘」の客 | |
客 | 福富純一 | 旅館「浜風荘」の客 | |
旅館の客 | 端田宏三 | 旅館「浜風荘」の客 | |
滝川 | 須永克彦 | 甲子園北海道代表校の監督 | |
野田 | 南条好輝 | 甲子園北海道代表校の部長 | |
監督 | 表淳夫 | 道北学園の監督 | |
部長 | 加治春雄 | 道北学園の部長 | |
医師 | 榊原大介 | 医師 | |
看護婦 | 関田美香 | 看護婦 | |
客 | 大山雅樹 | 旅館「浜風荘」の客 | |
客 | 柳川昌和 | 旅館「浜風荘」の客 | |
客 | 梶本潔 | 旅館「浜風荘」の客 | |
医師 | 松田明 | 医者 | |
杉本 | 玉生司郎 | 日本海高校野球部の部長 | |
北見 | 原一平 | 日本海高校野球部の監督 | |
客 | 岩鶴恒義 | 旅館「浜風荘」の客 | |
川井 | 多渕岩夫 | 旅館「浜風荘」の客 | |
川井正子 | 鳴尾よね子 | 川井の母親 | |
渡辺 | 多賀勝 | ラジオ局の職員旅館「浜風荘」の客 | |
伸吉 | ホープ・ユタカ | 昌代の義理の息子 | |
山本 | 岡村嘉隆 | たんぽぽ社の社員 |
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