朝ドラ「エール」第12週(56話~60話)のネタバレあらすじまとめです。
2020年6月15日(月)~6月19日(金)放送
第12週サブタイトル「父、帰る・古本屋の恋・環のパリの物語」
朝ドラ「エール」第12週のネタバレあらすじ
こちらでは、朝ドラ「エール」第12週の放送されたストーリーから、ネタバレあらすじをまとめています。
第12週の各話ごとの詳細ネタバレあらすじを知りたい方は、こちらからご確認ください。
放送回 | 放送日 |
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第56話「安隆、蘇る!?」 | 6月15日(月) |
第57話「安隆、あの世でまた」 | 6月16日(火) |
第58話「久志は恋のキューピット!?」 | 6月17日(水) |
第59話「環と嗣人の出会い」 | 6月18日(木) |
第60話「明暗を分けた二人」 | 6月19日(金) |
古山家では、娘が生まれて幸せで平凡な日々が続いていました。
音は家で娘の華を昼寝させていました。娘の顔を見て寝かしつけをしながら、音はウトウトと眠り始めようとしています。
すると自分に呼びかける声が聞こえてきました。
声の主は白装束を着た子供の時に亡くなった音の父親、安隆です。
思わず驚いて悲鳴を上げる音でした。安隆は白装束に三角頭巾を頭につけて音の前に現れました。
安隆はあの世の宝くじが当たったので、閻魔様から1泊2日のこの世の旅を許されたと音に告げます。家族にもう一度会うために、あの世から訪れたのです。
安隆は、自分の姿を見ることが出来るのは親族だけだと言いました。
実は音の前に長女の吟の家を訪ねたのですが、吟は幽霊だと思い、驚いてしまい逃げてしまったのです。
そのため、吟のところに滞在するのは諦め、音のところにやってきました。
音は驚きましたが、安隆を受け入れ、さっそく夫の裕一の部屋を案内します。生前安隆の好きだったヨモギとあんこの交互に刺さった大好物の団子でもてなしをし、大好物な団子を目の前にして安隆は喜びます。父親の安隆は暮らしぶりを見て、娘が幸せそうにしていることを満足しました。また初孫の華にも会えて喜びました。
古山裕一が帰宅をし、安隆の姿が見えませんでしたが、命日が近いからという理由で、豊橋の方へ向かって手を合わせます。
安隆は裕一の誠実で優しい人柄を知ると、娘の音に必ずまた歌うようにと言い残し、豊橋の家へ向かいました。
翌日、豊橋の家では、安隆は妻の光子と感動の再会を果たします。光子は死んだ夫に会えてうれしくてたまりません。
安隆は妻の光子に子供たちを、立派に育ててくれたことを感謝しました。
光子は三女の梅のことをとても心配しています。梅が文学について教えてあげていた幼馴染が、梅より先に新人賞を取ってしまったからです。作家になりたいと心から願っていたにも関わらず、自分が文学を教えてあげた幼馴染が先に取ってしまったことに対して悔しくてなりません。また自分には才能がないんだととてもショックを受けていたので、母の光子は悩んでいたのです。
小説コンクールで、落選してしまい失意のどん底にいる梅を安隆は励ましました。梅は、幼馴染が自分より先に文芸誌の新人賞を取ってしまったことに落ち込んでいたのです。娘に自分を成長させるためには、負けを認めることも大切だと言い残します。
安隆が、とうとうあの世に帰る日が来ます。光子に別れを告げて、あの世で再び会おうと約束します。
安隆は最後に、馬具の作業場をのぞきました。職人の岩城には、紙に書いたメモを残していきました。そのメモには光子との再婚を許すと書かれていました。職人頭の岩城は光子に惚れていましたが、気配に気が付いた岩城は、安隆さんといるおかみさんが好きなのでと返事を書き、安隆は笑ってあの世へ帰っていきます。自分が死んだ後も、家族それぞれが、幸せに暮らしていることを知って安心して旅立つことが出来たでしょう。
大正2年、1913年パリ、若かりし頃の環がパリに歌の修行をしにやってきました。不安と希望で一杯でした。
環は友人の里子からある日本人画家が暮らしている部屋で行われたホームパーティーに参加することになります。
そこで双浦環はその当時、天才新人画家の今村と出会うことになりました。
環は新進気鋭の画家、今村と恋に落ち一緒に暮らしていました。二人は恋人同士となり、互い夢を語り合います。環の夢はスカラ座やオペラ座のような大きな舞台に立ち、喝さいを浴びることです。今村はパリの画壇で評価され、世界に通用する画家になることでした。
二人の幸せが続いたのは、無名の時代のみでした。
数か月後に、ある大物のバッグのおかげで双浦環は名声を得ることが出来ます。環の夢は叶い、大きなチャンスをつかむことが出来ました。
しかしこの大成功が、二人の恋を破局に向かわせるものとなったのです。
環は蝶々婦人のヒロインとしてオペラハウスの舞台に立ち、注目を浴びています。
しかしその一方で恋人の今村は個展を開いても凡庸と酷評され、環と一緒にいることが辛くなり、環に歌を諦めて欲しいと願います。画家の今村は成功した双浦環の才能に嫉妬をしていました。そのため歌手をやめて、画家としての自分を支えて欲しいと頼みました。
環はスポットライトを浴びて歌を歌う道を選びました。
環と別れた今村は、数か月後に個展を開きます。以前自分を酷評した美術家が訪れ、ある絵の前で立ち止まり、その絵を欲しがりましたが、今村は断り決して売りませんでした。
そこに描かれていたのは、プリマドンナとして舞台に立ち輝いている環の姿です。環に対する嫉妬で、恋は破局してしまいましたが、今もまだ今村の心には美しく成功で満ち溢れた環の姿が心に刻み込まれているのでしょう。
バンブーでは、店のオーナーが妻の恵との馴れ初めを裕一に話しています。
10年前、梶取保は古本屋を営んでいました。古本屋の常連客だった喫茶店のマスターの木下は、人付き合いが苦手で内気な梶取保を心配していました。そんな時、一人の可愛らしい女性が店を訪れます。恵でした。恵に心を奪われる梶取保でしたが、きっかけになる言葉が生まれません。
店に恵が訪れるようになり、保と会話をするようになりますが、内気な保は恵と打ち解けて話すことができませんでした。
二人の仲はなかなか発達することはありません。恵は文学の知識が豊富にあり、保は常に感心させられていました。保は恵のことが次第に好きになるのですが、自分の気持ちを打ち明けることは出来ませんでした。
木下が親戚の少年を連れていくと、本を読んで博識だった少年は保に好きなら行動しようよとアドバイスします。行動しなければ何も変えることが出来ないし、ずっと友達のままで終わってしまう、一生独身のままだよと子供に言われます。
アドバイスされたことにより、保は変わり始め、ついに恵の心を射止めることが出来たのでした。
そして保はついに恵にプロポーズをすることが出来ました。
その少年の名前を聞いて驚く裕一と音です。少年の名前は佐藤久志だったのです。
以上が、朝ドラ「エール」第12週のネタバレあらすじでした。
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