エールでは、安隆が関内馬具店を構え、陸軍に馬具を卸す仕事をしていました。
安隆が馬具店を経営していた話は、実話でしょうか?
結論からいうと、関内音のモデルある古関金子さんの父・内山安蔵さんは、馬具の製造販売をする会社を経営していたので、実話です。
ただし、製造していた馬具がぜんぜん違います。
こちらでは実話を詳しく解説していますが、エールと実話の結果だけ知りたい方は、「まとめ▼」をご覧下さい。
エール第2週『運命のかぐや姫』のあらすじ
こちらは、エール第2週『運命のかぐや姫』のあらすじの一部です。
ネタバレを含みますので、まだ視聴していない方はご注意ください。
朝から音と吟は、おしゃれ雑誌の取り合いをしていました。
音から雑誌を奪い取った吟は「もう!自分で買えばいいじゃん!」と突き放すと「同じものが2冊あってもしょうがないじゃん!」と言い音。
それを聞いていた梅が「そりゃそうだ。」とぼそっと一言。
言い合いを続けていると1階から母・光子が「ごはんよ! はやく下りてらっしゃい。」と呼ぶ声がして、皆降りてきます。
「主よ この食卓を祝したまえ。アーメン。」と祈りをささげる関内家。
関内家はキリシタンで、毎朝祈りを捧げてから朝食が始まります。
音の父・関内安隆は、元陸軍の獣医で、今は愛知県豊橋市で主に軍に納品する馬具を卸す会社を経営していました。
家族は、父・安隆と母・光子、二歳上の姉・吟、二歳下の妹・梅の5人家族で、音は次女になります。
エールと実話の比較
さて、安隆が関内馬具店を構え、陸軍に馬具を卸す仕事をしていましたが、古関金子さんの実話では、実際どうだったのか比較していきます。
実話の出所は、以下の書籍やブログです。
安隆が馬具店を経営していた話は実話?
エールでは、音の父・安隆が関内馬具店を構え、陸軍に馬具を卸す仕事をしていましたが、これは実話です。
関内安隆のモデルは、古関金子さんの父・内山安蔵さんですが、安蔵さんも馬具を作る工房を持っていて軍に卸す仕事をしていました。
安隆が元陸軍の獣医だった話は実話?
エールでは、音の父・安隆が元陸軍の獣医と紹介されていましたが、これも実話です。
内山安蔵さんも、元々軍の獣医をしていました。
「金子と裕而 歌に生き 愛に生き」では、歩兵第十八連隊の陸軍獣医部の獣医と説明がありますが、実話と創作が混ざってるので、真偽は分かりません。
歩兵第十八聯隊は、大日本帝国陸軍の連隊のひとつで、名古屋で設置され、1886年(明治19年)までに豊橋に移駐しています。
仮に歩兵第十八聯隊の獣医として活躍されていたとすれば、安蔵さんは、豊橋市に駐屯していた陸軍の第十五師団に物資を納入していたので、関係があった可能性は高いですね。
安隆が作っていた馬具は鞍だった話は実話?
エールの関内馬具店では、職人・岩城新平が鞍を作っていましたが、これは実話ではありません。
鞍とは、馬の背中に乗るときに安定して座るための座席部分のことです。
エールでは、作業場をみると鞍が多く、鞍専門の馬具店として経営していることがうかがえました。
安蔵さんが製作していたものは、鞍ではなく、蹄鉄です。
蹄鉄とは、馬の蹄を保護するために装着するU字型の保護具です。
言葉が少し悪いですが、ちょっと地味な馬具で見栄えもよくないから、エールではザ・職人と見えるように鞍を販売する馬具店に変更したんじゃないかと考えられます。
馬の飼料も納品
安蔵さんは、蹄鉄以外に馬の飼料も軍に卸していました。
馬の飼料を作っているシーンは、エールでは放送されていませんので、関内馬具店では飼料を作ってない可能性が高いですね。
エールの安隆が馬具店を経営していた話と実話の比較まとめ
ここまで、エールの内容と実話を比較して説明しました。
安隆が馬具店を経営していたのは実話でしたが、作ってるものが全然違いましたね。
今回のエールと実話の比較をまとめると、以下の通りです。
- 安隆が馬具店を経営していた話は、本当!
- 安隆が元陸軍の獣医だった話は、本当!歩兵第十八連隊陸軍獣医部の獣医だった可能性もあり
- 安隆が作っていた馬具は鞍だった話は、創作ストーリー!安蔵氏が作っていたのは蹄鉄
- 安蔵氏が蹄鉄以外に作っていたものは、馬の飼料
エールと実話比較まとめ記事
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