『おちょやん』大山鶴蔵役は中村鴈治郎!正真正銘の慶応ボーイ!?

NHK朝ドラ「おちょやん」で、大山鶴蔵役を演じるのは、中村鴈治郎さんです。

こちらでは、おちょやんのキャスト・中村鴈治郎さんに関する情報をまとめています。

  • 中村鴈治郎さんが演じる大山鶴蔵の役柄
  • 大山鶴蔵のモデル
  • 中村鴈治郎さんのプロフィール(名前・生年月日・星座・血液型・出身地)
  • 出演したドラマ・映画・舞台などの情報
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中村鴈治郎演じる大山鶴蔵の役柄は?

おちょやんのキャスト・中村鴈治郎演じる大山鶴蔵は、「鶴亀株式会社」の社長です。

道頓堀の芝居小屋での興行のほとんどを取り仕切る、上方演劇界のドンと呼ばれている人物です。

劇場葬

天海が急死したときは、鶴蔵の意向で、劇場で葬式をする劇場葬が執り行われました。

その際に、喜劇の帝王こと須賀廼家万太郎がやってきたとは、万太郎なりの見送り方に「何よりの手向けだ」と褒めると、盛大な劇場葬を催してくれたら故人も喜んでるだろうと言われ、まんざらでもない表情をします。

しかし、その後に「ついでに鶴亀の名もまた一躍世に広まる」と核心をついた言葉を口にすると表情が強張ります。

つまりは、万太郎が言ったことは、的を得ていたということですので、大山鶴蔵の食えない役どころと言えそうです。

鶴の一声

劇場葬も終わると早速の次のことを考えているのはさすが経営者といったことですが、大山鶴蔵の鶴の一声で、天海天海の名を一平に継がせることが決定します。

鶴蔵の意向に背けば、道頓堀で芝居を続けるのは困難で、天海一座も従わざるを得ません。

それぐらい、道頓堀界隈を牛耳っている権力者でもあります。

そういった、経営者としては冷徹な一面もありますが、無類の芝居好きで、千代が女優としての道を歩んでいくときに、大きく関わっていきます。

義理人情

道頓堀界隈を牛耳っている権力者ではありますが、義理人情がある人物でもあります。

早川延四郎が千秋楽を迎えたときは、わざわざ挨拶にやってきて、「ご苦労はんだした」とねぎらいの言葉をかけます。

そして、延四郎が亡くなったときは、わざわざ岡安に使いとして熊田を派遣し、延四郎の訃報を知らせることも怠りません。

おそらくシズと延四郎の間にあったこともお見通しなんでしょう。

このように役者一人一人に対しても気配りがあり、義理人情のある人物です。

実力主義

義理人情のある人物なんですが、やっぱり厳しい面が多いのも大山鶴蔵の特徴です。

久しぶりに天海一座が道頓堀に戻ってきて、熊田を使って手紙を送りました。

その内容とは、天海一座の天敵・須賀廼家万太郎一座は、鶴亀座にて連日満員札止めであることと、客入りの具合によっては、中日で千秋楽とすることが書かれていました。

つまりは、万太郎一座はお金なるが、もしも同じように稼ぎにならない場合は、途中で打ち切りもあるから覚悟しておけよ!ということです。

実力の世界ですから、シビアになるのはしかたないことですが、こういった面もたまに覗かせる魅力的な人物です。

 

大山鶴蔵のモデルは?

朝ドラ「おちょやん」のキャスト・大山鶴蔵のモデルは、「松竹」の創業者である白井松次郎さんの可能性が高いです

白井松次郎さんと弟の大谷竹次郎さんは、明治35年に「松竹合資会社」を設立しました。

中村鴈治郎のプロフィール

こちらでは、おちょやんのキャスト・中村鴈治郎さんのプロフィールを紹介します。

名前 中村鴈治郎(なかむらがんじろう) 血液型
生年月日 1959年2月6日 身長
星座 みずがめ座 出身地

大山鶴蔵役を演じる中村鴈治郎さんは、四代目・中村鴈治郎で歌舞伎一家に生まれたサラブレッドです。

初舞台となったのは、1967年の小学3年生のころで、歌舞伎界では遅い初舞台でした。

その理由としては、家族の中で、小学校に進むまで舞台に上げさせないという方針だったからと言われています。

慶応ボーイ

学校は、幼稚舎から慶應義塾に通っており、慶應義塾大学法学部を卒業している、まさに慶応ボーイでした。

慶応ボーイには定義があるようですが、幼稚舎から大学まで全て慶応で過ごしてきた中村鴈治郎さんは、まさに慶応ボーイを名乗れる人物なのです。

朝ドラは2作品目!?

実は、中村鴈治郎さんは、朝ドラ「おちょやん」が朝ドラの初出演ではありません。

中村鴈治郎さんが初めて朝ドラに出演したのは、1978年に放送された「おていちゃん」で、ヒロイン・大沢てい子の弟・大沢直次役を演じています。

当時は、四代目・中村鴈治郎ではなく、中村智太郎を名乗っていました。

当時はヒロインの弟役というだけでしたが、今回の朝ドラ「おちょやん」では、歌舞伎界と関係が深い、「松竹」の創業者がモデルの役となっています。

これまでの出演ドラマ情報

こちらは、おちょやんのキャスト・中村鴈治郎さんが、これまで出演したドラマの情報です。

作品名 役名 概要
ドラマ
朝ドラ「おていちゃん」 大沢直次
朝ドラ「おちょやん」 大山鶴蔵

朝ドラ「おちょやん」のキャスト一覧

こちらは、朝ドラ「おちょやん」のキャスト一覧です。

「おちょやん」の子役キャストを知りたい方は、「朝ドラ『おちょやん』に出演する子役キャストを男の子と女の子に分けて紹介」ですべての子役キャストをまとめています。

朝ドラ「おちょやん」のキャスト(出演者)一覧
役名 出演者 モデル 関係・役柄
竹井家
竹井千代 杉咲花 浪花千栄子
竹井テルヲ トータス松本 南口卯太郎 千代の父親
竹井ヨシヲ 倉悠貴
(幼少期:荒田陽向
千代の弟
竹井サエ 三戸なつめ 南口キク 千代の実母
竹井栗子 宮澤エマ 竹井テルヲの新しい妻
南河内の人びと
小林辰夫 烏川耕一 竹井家の隣人の家長
小林きみ 吉野悦世 辰夫の妻
小林ウメ 正司花江 祖母
玉井先生 木内義一 千代の小学校の担任
峰岸社長 佐川満男 ガラス工場の社長
彦爺 曽我廼家文童 養豚をしている村人
駐在 海原かなた 南河内の駐在
道頓堀の人びと
岡田シズ 篠原涼子
(青年役:西村こころ)
岡島ヨシ 芝居茶屋「岡安」の女将
岡田宗助 名倉潤 芝居茶屋「岡安」の主人
岡田みつえ 東野絢香
(幼少期:岸田結光
シズと宗助の一人娘
岡田ハナ 宮田圭子 「岡安」の先代女将
富川菊 いしのようこ 芝居茶屋「福富」の女将
富川福松 岡嶋秀昭 芝居茶屋「福富」の主人
富川福助 井上拓哉
(幼少期:松本和真
菊の一人息子
かめ 楠見薫 「岡安」の女中頭
椿 丹下真寿美 「福富」のお茶子
ぼたん 沢暉蓮 「福富」のお茶子
あやめ 藤本くるみ 「福富」のお茶子
富士子 土居志央梨 「岡安」のお茶子
節子 仁村紗和 「岡安」のお茶子
古谷ちさ 「岡安」のお茶子
伊藤の旦さん 藤田功次郎 「岡安」のご贔屓客
水月の女将 西島敦子 水月の女将
夕鷲 桑野藍香 一平お気に入りの芸子
雛乃 成瀬綾乃 一平お気に入りの芸子
早川延四郎 片岡松十郎
(青年期:先田慧)
歌舞伎役者でシズの元恋人
口利き屋 藤吉雅人 千代を岡安に連れて行く口利き屋
岡安の上客 鍋島浩 岡安の乗客
鶴亀座支配人 ボブ・マーサム 鶴亀座の支配人
大宮の旦さん 桂小春団治 人形の家を観にきていたお客さん
知らないおっさん 海原はるか 川に落ちるおっさん
小次郎 蟷螂襲 道頓堀のことは何でも知っている乞食
芝居客のヨシヲ Mr.オクレ 「組見」に参加した大口の芝居客
赤松 さけもとあきら 借金取り
青田 野村有志 借金取り
駐在 八田浩司 千代を探す駐在
御用聞き 酒田かおる 岡安に出入りする御用聞き
松島寛治 前田旺志郎 鶴亀家庭劇の劇団員
花車当郎 塚地武雅 花菱アチャコ 漫才師
長澤誠 生瀬勝久 長沖一 ラジオドラマの脚本家
喜劇界
天海一平 成田凌
(幼少期:中須翔真
2代目渋谷天外 役者
天海天海 茂山宗彦 初代・渋谷天外 一平の父親
須賀廼家千之助 星田英利 曾我廼家十吾 喜劇役者
須賀廼家万太郎 板尾創路 曾我廼家五郎 喜劇の巨人
熊田 西川忠志 劇場の支配人
高峰ルリ子 明日海りお 鶴亀家庭劇のメンバー
小山田正憲 曽我廼家寛太郎 元歌舞伎出身の俳優
須賀廼家天晴 渋谷天笑 曾我廼家天照 初代時代からの座員
須賀廼家徳利 大塚宣幸 初代時代からの座員
漆原要二郎 大川良太郎 初代時代からの座員
石田香里 松本妃代 鶴亀家庭劇のメンバー
須賀廼家百久利 坂口涼太郎 須賀廼家徳利の弟分
須賀廼家万歳 藤山扇治郎 鶴亀新喜劇の劇団員
上方演劇界
大山鶴蔵 中村鴈治郎 白井松次郎 「鶴亀株式会社」の社長
高城百合子 井川遥 岡田嘉子 売れっ子女優
山村千鳥 若村麻由美 村田栄子 芝居小屋「山村千鳥一座」の座長
薮内清子 映美くらら 山村千鳥一座の座員
シゲ 西村亜矢子 山村千鳥一座の座員
美鈴 鳩川七海 山村千鳥一座の座員
艶子 實川加賀美 山村千鳥一座の座員
座本 多賀勝一 三楽劇場の興行責任者
京都で出会う人びと
宮元潔 西村和彦 カフェー「オリエンタル」の店主? カフェー「キネマ」の店主
宇野真理 吉川愛 女給のユリ カフェー「キネマ」の女給
若崎洋子 阿部純子 カフェー「キネマ」で一番人気の女給
純子 朝見心 「キネマ」の女給
京子 めがね 「キネマ」の女給
平田六郎 満腹満 「キネマ」のボーイ
京都の口入屋 白山豊 京都の口入屋の店主
渋谷の若旦那 田村ツトム 「キネマ」の常連客
黒木社長 ヨシダ朝 活動写真製作会社の社長を名乗る詐欺師
川島貿易社長 植栗芳樹 黒木に騙される出資者
小林幸太郎 「キネマ」の常連客
水田 杉森大祐 「キネマ」の常連客
万田 西野恭之介 「キネマ」の常連客
警察官 平岡秀幸 京都府警察部の警察官
警察官 五馬さとし 京都府警察部の警察官
質屋 上村厚文 質屋の店主
借金取り 多々納斉 借金取り
板谷由夏 髪結いの女性 一平の母親
撮影所の人びと
小暮真治 若葉竜也 杉本良吉 鶴亀撮影所の助監督
片金平八 六角精児 鶴亀撮影所の所長
守屋 渋谷天外 鶴亀撮影所の守衛
村川茂 森準人 「太陽の女・カルメン」の映画監督
ジョージ本田 川島潤哉 鶴亀撮影所の映画監督
ミカ本田 ファーストサマーウイカ ハリウッド帰りの女優
川奈絹江 和泉 大部屋の女優
小柳歌子 三原悠里 大部屋の女優
遠山弥生 木月あかり 大部屋の女優
高瀬百々之助 佐藤太一郎 スタア俳優
弁士 坂本頼光 活動写真の弁士
池内助監督 F.ジャパン 鶴亀撮影所の助監督
撮影技師 浜口望海 撮影技師
樋口仙一 上杉祥三 鶴亀撮影所の映画監督
柳たつ子 湖条千秋 美髪部の主任
小竹英一 小堀正博 映画「太陽の女カルメン」に出演する俳優
照明技師 森本竜一 照明技師
女優 星蘭ひとみ 梅子役を演じる女優
女優 野村美の里 大部屋の女優
美髪部のスタッフ 小川悦子 美髪部のスタッフ

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