こちらでは、朝ドラ「澪つくし」第1週(1話~5話)のあらすじのネタバレと感想をまとめています。
澪つくしの第1週では、銚子の浜で絵のモデルをしていた古川かをると漁師の吉武惣吉が運命の出会いを果たす一方、父・久兵衛が銚子への移住を決意するストーリーです。
1985年4月1日(月)~4月6日(金)放送
朝ドラ『澪つくし』第1週のネタバレあらすじ
こちらでは、朝ドラ『澪つくし』第1週の放送されたストーリーから、ネタバレあらすじをまとめています。
第1週の各話ごとの詳細ネタバレあらすじを知りたい方は、こちらからご確認ください。
放送回 | 放送日 |
---|---|
第1話「二人の出会い」 | 9月21日(月) |
第2話「父の真意」 | 9月22日(火) |
第3話「絵を見に行く」 | 9月23日(水) |
第4話「職業を持ちたい!」 | 9月24日(木) |
第5話「異母姉妹の律子」 | 9月25日(金) |
第6話「律子との初顔合わせ」 | 9月26日(土) |
漁師の青年との出会い
大正十五年の秋、古川かをる(沢口靖子)は浜辺で、画家・沖田周三(福田豊土)の絵のモデルをしていた。
木造の漁船に手をかけ、ポーズをとっていると、そこへ若い青年が現れ、沖田の絵を無遠慮に覗き込んだ。
青年の吉武惣吉(川野太郎)が、描かれている船は自分のものだと言い、慌てて船から手を離すと指にとげが刺さってしまった。
「女が船にさわるからだ。」と怒ったように言う青年は、近づいてきて手を掴み、歯でとげを抜いた。
驚くかをるだったが、この無骨な青年にほのかなときめきを覚えた。
モデルのことで説教される
かをるは、銚子高等女学校の四年生。
浜辺で絵のモデルをしていたことが学校に知られ、教頭室に呼び出されていた。
芸術のためにモデルになることは良いことではないかと訴えるが、良妻賢母が教育理念とする時代において、女学生が男の絵のモデルをすることなど許されない話だと厳しく説教される。
納得のいかぬまま下校すると、帰りの電車の中で男子学生から恋文を手渡されるが、読まずに窓から捨ててしまう。
これに腹を立てた男子学生が、「妾の子」と揶揄した。
妾の子
家に帰ると、母・るいの兄で、伯父でもある古川清次(寺田農)が来ていた。
清次は酒や醤油の樽をつくる商売を営んでいて、姪をよく可愛がる伯父さんだ。
電車で「妾の子」とからかわれたことを話すと、憤る清次。
かをるは、銚子でも有数の醤油醸造業者「入兆」の当主・坂東久兵衛(津川雅彦)の娘であった。
久兵衛には本妻がおり、母・古川るい(加賀まりこ)は妾だったのだ。
しかし、父と本妻は和歌山の本宅に住んでいて、工場のある銚子には仕込みの時期のみ滞在していた。
ところが、その父と本妻の一家が、年明けから銚子に移り住むという。
これからは、本妻や異母兄弟たちと頻繁に顔を合わせることになるため、伯父はかをるのことを心配しているというのだ。
そんな清次の心配もよそに、自分は「入兆」とは何の関係もないと笑い飛ばす。
買い主
沖田周三の個展が開かれ、かをるも自分がモデルとなった絵を見に行った。
絵には「少女」という題がつけられ、すでに売約済みのリボンがついていた。
誰が自分の絵を買ったのか気になり沖田に尋ねると、沖田は愉快そうに笑みを浮かべ、あの漁師の青年が買ったのだと言う。
思わず顔が赤くなり、もう沖田の話など全く聞こえなくなってしまった。
「なぜあの青年は自分の絵を買ったのだろう?」そう思うかをるだった。
絵が売れた訳
自分が描かれた絵を浜で出会った青年・吉武惣吉(川野太郎)が買ったと聞き、心がざわめくかをる。
沖田に青年の名前を訊きたかったが、はしたなく感じ口に出せなかった。
母の古川るい(加賀まりこ)や馬場ツエ(鷲尾真知子)に絵が売れたことを話すと、自分の船が描かれていたから買ったのではないかと言う。
それを聞いて、古川かをる(沢口靖子)の高揚した心はしぼんでしまった。
父に会いたくなくて
下校の電車で、同級生の一人が海を見に行こうと言い出す。
かをるは、漁師の青年に会えるかもしれないと思い、外川の浜へ行こうと提案する。
しかし、大半の船は沖に出ていて、浜には人影はなかった。
家に帰ると父・坂東久兵衛(津川雅彦)の車がとまっていた。
かをるは、自分勝手にやってきては、機嫌を取ろうとする父が煩わしく感じていた。
家に入るのをためらい、神社で時が経つのを待つことにした。
ところが、そこに警察官が現れ、夜に制服のままの女学生がうろついているのは怪しいと、駐在所に連れて行かれる。
父の威光
駐在所では、ぶしつけな質問に辟易するかをる。
彼女の答えに納得のいかない警官は、家まで連れて行けと言い出した。
事が大きくなり不安になったが、家に帰ると幸い父はすでにいなかった。
何の証拠もなく制服姿の女学生を連行したと怒り心頭の母・るい。
横暴な警察官の態度に業を煮やし、あまり気は進まないが、夫の名を出すことに。
「入兆」は銚子で屈指の醤油醸造元であり、財界や官界からも一目置かれる資産家。
その「入兆」の当主・坂東久兵衛がかをるの実父であることを知ったとたん、警官の態度も一変した。
事なきを得たが、家に帰らず何をしていたのか母に問われた。
父に会いたくなかったというと、久兵衛はかをるに用があって来ていたのだと言われる。
久兵衛は女学校卒業と同時にかをるを正式に認知し、入兆の娘としてしかるべき相手と結婚させるという。
喜ぶ母だったが、自分の人生を勝手に決める父に反発を覚えるかおるだった。
娘の反発
父が自分を認知し、入兆で花嫁修業をさせ、立派な家に嫁がせると聞かされたかをる。
こんないい話はないと喜ぶ母・古川るい(加賀まりこ)だったが、古川かをる(沢口靖子)は母と二人でいたいと訴える。
父には本妻はおろか第三の女もいて、母が不憫に感じるかをるだった。
学校では、教頭が良妻賢母を唱え、女性の生き方は結婚し夫を支えることが第一で女性の権利など望むなと言い、かおるはさらに辟易する。
浜の青年の弟
友人たちと下校の電車に乗っていたかをるは、男子学生に声をかけられる。
銚子商業の生徒で吉武善吉(安藤一夫)と名乗る青年は、あなたを描いた絵が家にあり、兄が買ってきたのだという。
友人の三島由岐(高橋珠美子)と瀬田みずえ(香川三千)が好奇心いっぱいに、外川の浜での出来事を尋ねた。
かをるの話を聞いて、すっかり盛り上がってしまった由岐とみずえは、絵を見せてもらいにいこうと言い出す。
吉武家へ
数日後、かをるは、由岐とみずえに引っ張られ、外川の吉武家を訪れる。
船主とあって立派な門構えの吉武家を前に、怖気づく三人の娘たち。
帰ろうとした時、女親方の吉武とね(草笛光子)が二人の無骨な男を連れて、ちょうど家に戻ってきた。
かをるをモデルにした絵を見せてもらいに来たというと、家に案内してくれるという。
男に急かされながら門をくぐるかおるは、不安と緊張でいっぱいだった。
吉武家で絵をみる
吉武家を訪れ、絵を見せてもらえることになった古川かをる(沢口靖子)と友人たち。
家のなかに案内されると、かをる達のところへ絵が運ばれてきた。
あの漁師の青年は、電車で声をかけてきた青年の弟・吉武善吉(安藤一夫)といわし漁に出ていて留守だった。
兄・吉武惣吉(川野太郎)は、病気で寝たきりの父親のために、自分たちの船が描かれたこの絵を買ったのだと聞かされ、残念そうな表情のかをる。
しかし、女親方の吉武とね(草笛光子)が、惣吉が時々絵をじっと眺めていることから、実はモデルが気に入って買ってきたのではと言った。
かをるは恥ずかしさを隠すように、お茶を飲んだ。
職に就きたい
その夜、かをるは母・古川るい(加賀まりこ)に、卒業後は職に就きたいと話す。
しかし、るいは女が仕事に就くのは生活が困窮した人がすることだと眉をひそめる。
「入兆」の娘として、立派な家柄のところへ嫁に出すという父の厚意を無にするなと言う。
その父の思惑がかをるにとって、反抗心を抱かせるのだった。
父の愛人が訪れる
ある日、かおるの家に、三隅照子(東千晃)と言う女性が訪ねてきた。
父・坂東久兵衛(津川雅彦)の出資でカフェを経営しており、いわゆる父の三人目の妾であった。
照子は、本妻が銚子に移ってくることで、久兵衛からの援助がなくなることを危惧していた。
そこで、同じ妾という立場のるいと共に共同戦線をはり、この先の援助を保障してもらう約束を取り付けようというのだ。
元は入兆の使用人で久兵衛に恩を感じていたるいは、この提案に怒りを覚える。
しかし、照子はカフェの経営に必死で、すげない対応のるいに怒り、帰っていった。
職を持つことは、照子のようにすれっからしになるのだと、かをるに言い聞かせるるいだった。
姉がやってくる
大正から昭和に変わり、ひっそりとした年末。
古川かをる(沢口靖子)は年越しの準備をしながら、昭和という新しい時代はどんなになるだろと期待に胸を膨らませていた。
ある日、かをるは銚子駅に入兆の男衆が誰かを迎えに来ているのを見た。
やがて駅から洋装の若い女性が現れ、入兆の人力車に乗りかをるの前を通り過ぎていった。
その女性は父・坂東久兵衛(津川雅彦)の長女・律子で、銚子を下見に来たのだ。
母や女中の馬場ツエ(鷲尾真知子)に、自分の姉さんであると言われたが、美しく気品に満ち溢れた彼女と自分は、月とすっぽんであると思えた。
気高い姉
年末の墓参りに行く道中、かをると母・古川るい(加賀まりこ)は、律子を見かける。
入兆の男たちに案内され、銚子を見物しているようだ。
踏切を渡り、あぜ道を進もうとすると、向こうの方から「利根川丸」ののぼりを立てた、大八車が勢いよくやってきた。
お互い道を譲れと血気盛んな利根川丸の漁師たちと、入兆の男衆が睨み合いになる。
すると坂東律子(桜田淳子)は、道を譲るため人力車を降り、漁師たちの間を堂々と通り抜けていく。
漁師の男の一人が、ちょっかいを出そうとしだが、彼女は毅然とした態度で男の手を払いのけた。
大騒動の喧嘩に発展しかけたが、いわしの運搬が最優先だと漁師たちが慌てて去っていく。
かをるは胸をなで下ろし、何事も無かったこのように人力車に乗る律子を見送った。
凛として気高い姉に憧れを覚えた。
入兆へ年始の挨拶
たった七日間の昭和元年が過ぎ、昭和二年の正月を迎えた。
古川かをる(沢口靖子)は母とともに「入兆」へ年始の挨拶に行った。
入兆の手代に案内され、父の居る本宅へ向かうかをると古川るい(加賀まりこ)。
幼いころはよく遊びに来ていたが、女学校に入ってからは初めて訪れた。
足が遠のいたのは、父・坂東久兵衛(津川雅彦)に第三の女ができ、母の気持ちを考慮したからだった。
座敷ににこやかにかをるとるいを迎える九兵衛。
九兵衛は、女学校の卒業と同時にかをるを認知し、入兆で一緒に暮そうと言った。
自分が入兆へ行けば、残される母がかわいそうだと難色を示すかをる。
その時、女中の若林ハマ(根岸季衣)がやってきて、九兵衛は律子を呼んでくるように言った。
姉妹の対面
これまで和歌山の本宅と銚子を行ったり来たりの生活で、落ち着かず寂しい思いであったという父。
家族が年中一緒に暮すことが幸せであり、かをるが入兆にくれば嬉しいという。
その時、坂東律子(桜田淳子)が来た。
父がかをるを妹だといい、かおるの身の上を話したりするが、律子は興味なさそうにしていた。
出掛けるという律子に、かをるも連れていってはどうかと父が言うが、素っ気ない態度で断り、行ってしまった。
るいは何か気に障ったのかと九兵衛に訊くが、いつものことで気にするなと言う。
それでもかをるは、実の姉から突き放されたようで、みじめな気持ちだった。
澪つくし第2週のあらすじを知りたい方は、第2週へ読み進めてください。
朝ドラ「澪つくし」第1週の感想まとめ
こちらは、朝ドラ「澪つくし」第1週の感想まとめです。
ドラマを観た私の個人的な感想かつ独り言ですので、スルーしていただいても結構ですw
また、感想の中にはまだ放送されていない次週のネタバレも含まれている場合もありますので、ご注意ください。
ナレーション
いきなり恋を語るナレーションって今の時代であれば結構斬新ですよねw
「恋は危険な訪問者である」ってポエムですか?
もういきなりナレでそれを言っちゃう?
ナレーションがポエムを読み始めるなんてちょっと笑ってしまいました。
しかも「もうおわかりだろう」って「いえちっとも」って言いたくなった。
メルヘンポエムから始まる朝ドラ「澪つくし」
これがジェームズ三木節ってやつかもしれませんw
初々しいヒロイン
最近の朝ドラと違い、子役時代のない、初回からいきなりのヒロイン登場で驚き桃の木山椒の木!
それにしても沢口靖子さん、初々しくて可愛かったですね!
この当時はまだ二十歳ぐらいで、この「澪つくし」ではまだまだ新人でした。
ドラマのなかで、時代の流れと共にどのような女性となっていくのか、楽しみですね!
歯で抜く
指に棘が刺さって歯で抜くシーン。
人によってキュンキュンされるのか、罵倒を浴びせられるのか分かれる場面でしたねw
私なら、いきなり知らない男にあんなことされそうになったら、イケメンでもチョイ待てと一旦ストップさせますね。
まぁ、イケメンのランクによっては、スルーするかもしれませんがw
伯父さんが名演
かをるの伯父・清次さんが、ドラマのなかで入兆についての説明をするようなシーンがありました。
長い台詞が多いシーンですが、いかにも職人と言った話し方で流れるようにすらすらと演技する、清次役の寺田農さんがすごいです!
姪っ子をすごく可愛がっているというのも、とても伝わってきましたねw
妾
この時代は金持ちが妾を囲うのが当たり前だったんでしょうね。
叔父さんも妹が妾でも普通な対応だったし、むしろからかった相手にキレてたので、ちょっと時代を感じましたね。
親切なナレーション
1話に続き2話も親切に説明してくれるナレーション。
1話の「もうお分かりだろう」ってくだりから、ちょっとアレだなと思ってましたが、やっぱりアレでしたw
基本、キャスターの心情はすべてナレでお解決な朝ドラテイストなんでしょう。
説明が多すぎるというクレームが入ってそうな気もしますが、これはこれでまたよい。
友達利用?
学校帰りに海に行こうと誘われてるヒロイン。
気になる青年に会いたいために、わざわざ遠い「外川の浜」を提案しちゃいました。
ナレーションでも内心後ろめたかったみたいに言ってましたしw
ひとりでは恥ずかしいから友達誘って来ちゃいました!みたいな感じですかね?
現代で言えば、カラオケ寄っていかない?みたいなノリで海に誘ったようなもの。
なのに、浜辺で「この友情は永遠!」みたいな約束してて、ちょっと笑えてしまったのは私だけでしょうかw
まぁ、女友達なら一度はあるあるなお話ではありますが、そう簡単にロミオには会えませんでしたね!
あと海を見ると叫びたくなるあるあるも回収したし、友達利用したけどよかったのでは!?
神社はホットスポット
朝ドラの定番猫にゃんきた!
神社で猫と戯れていただけなのに、警察に補導されちゃう時代なのか!?
「えっ?神社にいただけでなんで?」「賽銭泥棒と疑われた?」と思っていたら、神社は男女の逢引きの場所だったようで、、、
そういえば朝ドラ「純情きらり」でも、神社は何かと男女が会う場面に登場していました。
今みたいに男女がおおっぴらにデートなどできなかった時代、神社はホットスポットだったわけですね!
もともとの原因は、父が家に来ていたこと。
妾に自分を産ませた父が疎ましいのは性格的にないのかもしれないけど、第三の女を作ったエロ親父と思ってるのかもしれませんね。
第三の女
あらら、かをるパパにはすでに第三の女性がいたんですね。
自分に愛情を注いでいてくれた父が、他所に恋人ができたとたん、寄り付かなくなれば、娘として許せない気持ちも分かります。
それにしても、「貞淑」を女学校の校訓に掲げるほど、男女関係に厳しい時代に、既婚の男性はずいぶん自由だったようで、、、
かおるのパパさんも、この先また次の女性がでてくるかもしれないことに期待します。
もちろんドロドロの展開をw
男と女は車輪の両輪
男と女は車の両輪のようなもの。
どちらが欠けても転覆してしまう。
上手いこと言うなぁ。
この時代の言葉の言い回しは、現代にはない奥深さを感じますねw
善吉の能力
善吉が、電車の中でかをるに声をかけましたが、なぜ絵だけで本人だと分かった!?
たしかにあの絵は似せて描いてあったけど、確実に特定できるだけの絵ではなかったような気がするけど、、、
あの絵で気づいた善吉の能力、恐ろしやw
若かりし名優
いよいよ登場しました、草笛光子さん!
芯が強く頼りになる女性の役が多いのイメージがありますが、このドラマでも「漁師を束ねる女親方」という役で、かっこいいです。
そんな草笛さんの後ろから登場した男性。
あれ、この顔どこかで、、、そうです!
斉藤洋介さんです!
若い!でも顎でわかっちゃいましたw
まさか先日亡くなったばかりの斉藤洋介さんを見られるとは感慨深いものがあります。
35年も前のドラマなので、「あれ、この顔どこかで・・・」と言う感じで、若かりし頃の有名俳優さんを見つけるのも楽しいですね。
ラスボス
絵を見に行った沢口靖子さん。
惣吉に会えなかったのは残念だけど、なによりも草笛光子さんのラスボス感が半端ないw
女親方とはまさにぴったりな役ですね。
役柄もあって少し老けさせた感じにしてるのかな?
何気に恋心に気づいている感じもするし、もしかしたら将来嫁になると見越してるんじゃないかと思うぐらいの千里眼の持ち主だったりしてw
ざっくばらんな性格もいい味だしてますね。
愛より金!
愛人三号が出てきて、二号であるかをるの母とバトルになった4話でした。
愛よりお金の保障が大事!
当然ですが、あからさま過ぎてすごいなこの女w
直球で言えば、あまりお手当て貰ってないからもっとタッグ組んで貰いにいこうぜ!ってことなんだろうけど。
対して、子供がいることで「私はあなたとは違うのよ!」と上から目線のるいもなかなかの強者ですな。
美魔女とは加賀まりこさんみたいな人のことをいうんでしょうw
愛人の生活費のほか、養育費や商売の資金まで出す九兵衛さんも、相当な財力がある人物なんでしょうが、第4の女とかでてきたら尚おもしろい!
未だ姿を現していない九兵衛さん、どんな人なのか楽しみですな。
ハードル上げてどう演じてくれるのか期待しています津川雅彦さん!
ナレーション
相変わらず説明上手なナレーション。
毎回、解説してくれるからめちゃくちゃ楽だけど、妾を「二号、三号」呼ばわりするところが、時代を感じる。
番号つけるなんて女性軽視って言われかれないこのご時勢、当時だから特に問題なかったんだろうね。
すみません!のツエさん
もうとっくに気がついているかと思いますが、かをるの家のお手伝いさんでちょくちょく話に入り込んでくる女性。
名脇役の鷲尾真知子さんですね!
まさかこんな若い映像が見られるなんて。
2020年現在では71歳ですが、当時はまだ36歳。
おそらく「澪つくし」でのツエは、若い娘のような感じなので、実年齢よりもだいぶ若い役だったのではないでしょうか。
それでも違和感なく演じられているところはさすが名脇役といったところでしょう。
かをるの話に入り込んでは、余計な一言でムッとされ、「すいません」と言うツエさんの「すいません」の言い方がなかなか面白みがあったよい。
今回は、るいにぶしつけな態度だった三号・照子が帰るときに「塩」を撒くところがありました。
塩壷を抱えて、照子の背後から追いかけてくるスピードがめちゃめちゃ速い!
今後もちょくちょく登場するかと思われるツエさんに注目です!
お年玉
差別的な言い方は言っちゃいけませんが、あえて言わせてもらうと「女中のくせに!」w
大正天皇が崩御して、国民が喪に服しているなか、お年玉の心配をするツエ。
しかも、堂々と古川親子の前でお年玉を要求する厚かましさにドン引きですw
昭和元年を醤油元年というし、、、
現実的にあんな馴れ馴れしい女中が本当にいたのか、気になってしかたがないワンシーンでした。
コロナ禍に通ずるものがある
大正天皇崩御で、自粛中の国民の皆さん。
「休業すればいいのに」という言葉に「でも食べて行かなくちゃいけない」ってまさに今のコロンな情勢そのままですね。
まさか30年前以上の台詞が、コロナ禍の現代を映し出すとわw
気品漂うお姉さま
異母姉が銚子にやってきた第5話でした。
桜田淳子さん、気高いお嬢様役が似合いすぎですね。
モダンガールのヘアとファッションがとっても素敵です!
東京の女子大に通うモダンな律子と田舎女学生のかをる、二人の対比が髪型やファッションでもよくわかりますね。
血の繋がった姉妹とはいえ、生まれて数十年して初めて顔を合わせたわけで、今後二人の関係がどうなるのか楽しみです!
楽しみといっても仲良し姉妹ではなく、気品漂うお姉さまが、かをるの人生ににどんな影響を与え嵐を呼ぶのかということですがw
名脇役発見!
今回も、「あ、この顔見たことある!」的な人、発見しましたw
人力車の先頭にたつ厳つい顔の若い男。
誰だか気がつきましたか?
数多くの映画やドラマでお見かけする名脇役・村田雄浩さんです。
若いですが、りりしい眉毛はこの頃から健在です。
2020年現在、夕方に朝ドラ「純情きらり」の再放送がありますが、こちらでは、主人公の父親役で出演されています。
朝ドラだけでも4作品出演されていて、この「澪つくし」が朝ドラ初出演です。
フレッシュな村田 雄浩さん、入兆の若い衆として今後も出てくると思いますので、楽しみです!
名優・津川雅彦
ついに登場しました!入兆の当主・坂東九兵衛!
津川雅彦さんが演じていますが、妾を数人囲む、大だんな様の役、似合い過ぎますよね。
脚本家・ジェームス三木さんの作品では、この「澪つくし」が初出演だということですが、後に津川雅彦さんはジェームス三木作品に多数出演されています。
この「澪つくし」もジェームス三木さんが津川さんの出演を熱望し、直接出演依頼されたそうです。
二年後の大河ドラマ「独眼竜政宗」もジェームス三木さんの脚本で、津川さんは徳川家康を演じられています。
「独眼竜政宗」では、桜田淳子さんも出演されています。
さらに、2000年の大河ドラマ「葵 徳川三大」もジェームス三木さんの脚本で、ここでも津川さんは家康役です。
私も「独眼竜政宗」の時の家康役が印象深いです。
出演作が多い上、様々な役柄を演じられている津川雅彦さん。
九兵衛さんのような、「女性が何人もいるお金持ちのセクシーおじさん」の役が多い印象がありますが、何よりも似合っていますw
近年、役者としてよりも、コメンテーターとして政治色の強い発言をされているイメージが強かったですよね。
「澪つくし」を見てやっぱりすごい役者さんだなと再認識しました。
昭和元年は7日
朝ドラ「澪つくし」で初めて知ったのが、昭和元年は7日間しかなかったという事実。
そして、実は昭和の終わりである昭和64年も7日間しかなったんですよね。
昭和元年は12月25日~31日までの7日間、昭和64年は1月1日~1月7日までの7日間。
なんだか不思議な元号を感じた6話でした。
あぶない刑事
柴田恭兵さん若い!
突然の恭兵さんにドキッとしてしまいましたよw
あぶない刑事が始まる前かな?
サングラスイメージが強いからどうしてもサングラスをかけたイメージで見てしまうw
以上が、朝ドラ「澪つくし」第1週目のあらすじのネタバレと感想まとめでした。。
朝ドラファンの皆さんのコメント!