こちらでは、朝ドラ「純情きらり」第9週(41話~45話)のあらすじのネタバレと感想をまとめています。
純情きらりの第8週「初めての連弾」では、薫子と再会した桜子は、かつて婚約していた斉藤と再会するチャンスを得るも斉藤は現れず。そんな折、桜子がダンスホールに通っていることが西園寺塾で問題になるも達彦がかばい西園寺に働きかけるストーリーでした。
純情きらりの第9週「今宵、君と踊ろう」では、軍歌の作曲を断った西園寺が音楽学校に辞表を提出するが、桜子と達彦が辞表撤回を求めて署名活動に奔走する。そんな矢先、拓司の危篤の知らせる電報が届き、達彦が岡崎に帰郷するストーリーです。
2006年5月29日(月)~6月3日(金)放送
第9週サブタイトル『今宵、君と踊ろう』
朝ドラ『純情きらり』第9週のネタバレあらすじ
こちらでは、朝ドラ『純情きらり』第9週の放送されたストーリーから、ネタバレあらすじをまとめています。
第9週の各話ごとの詳細ネタバレあらすじを知りたい方は、こちらからご確認ください。
放送回 | 放送日 |
---|---|
第49話「ドイツ旅行お断り!」 | 5月29日(月) |
第50話「思いを貫け!」 | 5月30日(火) |
第51話「西園寺の一番弟子」 | 5月31日(水) |
第52話「八州治の壮行会」 | 6月1日(木) |
第53話「チチキトク」 | 6月2日(金) |
第54話「拓司死す」 | 6月3日(土) |
母の突然の訪問
有森桜子(宮﨑あおい)との距離がほんの少し縮まった達彦だったが、母・かねがマロニエ荘を突然訪ねてきた。
マロニエ荘は瀟洒な洋館で、住んでいる人は紳士淑女ばかりと嘘をついていた松井達彦(福士誠治)はオドオドするばかり。
こっそり逃げようとするも運の悪いことに見つかってしまう。
マロニエ荘を疑う松井かね(戸田恵子)の気をそらそうと、西園寺の屋敷に行くと嘘をつくが、これが裏目に出ることになる。
ドイツ演奏旅行お断り
訪ねてきた親子二人に西園寺公麿(長谷川初範)は、ドイツ演奏旅行の了承を得て挨拶にきたのだと勘違し、そのことをかねに話す。
初耳だったかねは、息子は大事な跡取り息子だといい、ドイツ演奏旅行の辞退を申し出る。
西園寺 の屋敷にを後にすると、歌舞伎が観たいというかねを巻いて、桜子が働く定食屋に立ち寄る達彦。
桜子にマロニエ荘で一緒に住んでいることを知られてはならないと、見つからないように帰ってきて欲しいとお願いする。
桜子見つかる
桜子の承諾を得て、マロニエ荘に戻ると、住人に協力してもらい達彦の部屋に追い込むことに成功する。
達彦の母親が来たことを知った小野寺ハツ美(たくませいこ)は、晩御飯を部屋に運び、かねに気に入られようと自分を懸命にアピールする。
勘違いされそうになった達彦は、強引にハツ美を部屋から追い出そうとする。
しかしそれが仇となり、達彦が引き戸を開けた瞬間、部屋の外で聞き耳を立てていた桜子が部屋に倒れこむ。
桜子の姿を見たかねは、目を大きく開けて「桜子さん!」と声を荒らげた。
息子の告白
部屋になだれ込んできた有森桜子(宮﨑あおい)を見て、息子をマロニエ荘を連れ込んだ犯人と思い込み、食って掛かるかね。
桜子に掴みかかるかねの腕を払った松井達彦(福士誠治)は、自分からマロニエ荘に来たことを話す。
当然理由を聞かれるのだが、正直に桜子が好きだからマロニエ荘に引っ越してきたことを告白した。
山長の行く末
その夜、松井かね(戸田恵子)は達彦に山長の行く末について話し始めた。
味噌や醤油作りは国の許可が必要になり、山長の若い衆に赤紙がきて、どんどん職人がいなくなると味噌作りができなくなる。
母のぼやきを聞いた達彦は何もいえずにただ、母の背中を見つめていた。
父の来訪
次の朝、部屋中の荷物をまとめて、ドイツ演奏旅行の同行に反対し、達彦を連れて岡崎へ戻ると告げるかね。
桜子がかねの強引なやり方に口をだすと、そこへぶらっと芸者遊びをしていた父・拓司がマロニエ荘にやってきた。
かねからこっぴどく叱られた拓司だったが、達彦のドイツ演奏旅行の話を聞くと、ここは男親の出番だと、かねを先に岡崎へ帰らせる。
父の夢
松井拓司(村田雄浩)は、船乗りになりたかったが、船酔いがひどくて、夢をあきらめざるを得なかった話を息子に話した。
そして、かねのことは説得するから、夢をあきらめて欲しくないと本心を告げたのだ。
達彦と一緒に聞いていた桜子は、拓司の言葉に感銘を受け、ドイツ演奏旅行にいくことを決意する。
最後は親子握手を交わし、拓司はマロニエ荘を後にした。
ドイツ演奏旅行
父・松井拓司(村田雄浩)の応援もあり、ドイツ演奏旅行にいくことを決意した達彦。
有森桜子(宮﨑あおい)とともに西園寺の屋敷に出向き参加の意向を伝えると、西園寺は問題を抱えていて、ドイツ演奏旅行にいけるかどうか分からないと話す。
その問題とは、軍部から軍歌作曲の依頼があり、一度提出したものの勇壮さが足りないと再度作曲を命じられたが、この仕事を降りることを決意。
しかし、そうなると学校に迷惑をかけることになるため、辞表を提出したと助手の松尾が伝えた。
賞受賞
西園寺公麿(長谷川初範)を心配しながらマロニエ荘に戻ってきた二人。
すると、花岡八州治(相島一之)たち住人が駆け足でやってきて、冬吾 (西島秀俊)が絵画賞を受賞したことを報告する。
そのことを知った記者たちがマロニエ荘を訪ねてきて、その中には高野薫子(松本まりか)の姿も。
薫子は、再度戦地の絵の仕事依頼をお願いするが、杉冬吾(西島秀俊)は人の死骸を描く仕事は受けないと断る。
戦地の仕事を請ける
その夜、皆でスイカを食べていると、花岡八州治(相島一之)が大喜びでマロニエ荘に帰ってきた。
出版社に絵を売り込みにいくと、志を買ってくれて、冬吾が断った戦地の絵の仕事を請けてきたと話す。
桜子たちは「おめでとう」と祝福するが、冬吾は「好きにしたらいい」とそっけない態度。
そんな冬吾の見下した態度が気に入らなかった八州治は、のほほんとしてられるのは裕福な家に生まれて金に困らないからだと本音を吐露する。
実家のことを触れられた冬吾も縁を切った実家のことは話すなと激怒し、つかみ合いのケンカになり、周りがとめに入ると八州治が部屋を出ていった。
署名活動
翌日、桜子と松井達彦(福士誠治)は、西園寺の辞表撤回を求めて学校の前で署名活動を始めた。
すると、そこへふらりとサックス奏者の秋山均(半海一晃)がやってきたので、西園寺の辞表撤回を求めた署名活動をやっていることを話す。
西園寺の辞表提出を知った秋山は、署名に協力し、その場を去ろうとしたときに声をかけられる。
後ろを振り向くと、声をかけてきた人物は西園寺だった。
しかし、秋山は、西園寺の姿をみて一礼したあと、ばつが悪そうにその場から去っていった。
西園寺の話では、25年前、秋山は少年音楽隊にいた頃の一番弟子で、上京するための資金を渡したが、それっきり連絡がなかったという。
桜子からサックス演奏者になっていることを聞いた西園寺は、りっぱな音楽家になっていたことを心から喜ぶ。
そして、署名活動に感銘し、再び軍歌を書くことを決意する。
心配
マロニエ荘のランチルームで、桜子たちがそうめんを食べていると、画材道具のイーゼルを取りに花岡八州治(相島一之)がやってきた。
杉冬吾(西島秀俊)が本当にいくのかと声をかけるが、無言のままランチルームから出ていく八州治。
そんな八州治を見て、野上八重(原千晶)が代弁するように、消えても誰からも気づかれない不安な気持ちを話し始める。
その気持ちを理解してほしいと冬吾に訴えると、冬吾は八州治が命令で描きたくもない絵を描くことに耐えられるのかと誰よりも心配していた。
そのとき有森桜子(宮﨑あおい)は、西園寺が軍部の命令通りの曲を完成させる決意をしたことを思い出す。
恩師の窮地
軍部の命令通りの曲を完成させた西園寺公麿(長谷川初範)は、軍人たちの前で作曲した「皇國ノ民」を演奏しようとするが手の震えが止まらず、軍人たちに謝罪し部屋を出て行ってしまった。
そのころ桜子は、秋山に先生に会ってほしいと頼み込んでいたところで、松井達彦(福士誠治)から西園寺が深刻な事態に陥っていることを知る。
それを聞いた秋山均(半海一晃)は、西園寺のもとへ訪れ、軍部から依頼された曲の楽譜に目を通す。
そして、恩師の代わりに軍人たちの前で「皇國ノ民」をサックスで演奏し、恩師の窮地を救うのだった。
壮行会
数日後、マロニエ荘では、西園寺を招いて戦地に赴く八州治のための壮行会が開かれた。
高野薫子(松本まりか)と同僚記者の若槻彰 (河合龍之介)もお祝いに駆けつけると、さらにもう一人。
それは桜子が事前に声をかけていた秋山だった。
秋山は、西園寺にこれまでのことを謝罪する。
すでに心を許している西園寺は「今夜は音楽を楽しもう」と声をかけ、皆踊りながら楽しいひと時を過ごすのであった。
電報
翌日、達彦のもとに一通の電報が届く。
呆然と立ち尽くす達彦の後姿に何か不安を感じる桜子だった。
寂しくなるマロニエ荘
松井達彦(福士誠治)に届いた電報は、父・松井拓司(村田雄浩)の危篤の知らせだった。
達彦は、桜子とゆっくり話をする間もなく、岡崎へと帰っていく。
次の日、杉冬吾(西島秀俊)の知り合いだという御崎しま子(光浦靖子)が、マロニエ荘にやってきた。
応対した桜子たちが冬吾に知らせると、冬吾はなぜか女性の容姿を確認する。
何か思い当たる節があるのか、ここにはいられないと言い残して、マロニエ荘を出て行ってしまったのだ。
立て続けに住人たちがいなくなったマロニエ荘は、静寂に包みこまれ、ひとり桜子は寂しさを感じている。
山長
山長に戻った達彦は、母・松井かね(戸田恵子)から心臓の血管が詰まったのだろうという医者の話を聞かされる。
あんただけが頼りだと泣き崩れるかねを見て悲しみをこらえる。
そんな時、職人頭の浦辺仙吉(塩見三省)と番頭の野木山与一(徳井優)が山長の経営があまりよくないと話をしているのを耳にして、異変に気づく。
同級生の高島キヨシ(井坂俊哉)からは、拓司も本当は息子に跡を継いでほしいと思っているはずだと言われ、どうすればいいのか心が揺れる達彦。
拓司の最後
拓司があきらめるなといってくれたことを思い出す達彦。
父さんは応援してくれているんだと自分自身に言い聞かせながら、ピアノを弾き始める。
そこへかねがやってきて、不謹慎だと止めに入ったとき、野木山が拓司の容態が急変したと知らせにやって来た。
達彦は拓司の手を握り、何かを伝えようとする父に懸命に問いかける。
その頃、有森桜子(宮﨑あおい)は岡崎に戻ってきて、その足で山長に向かっていた。
山長の前までやってくると、ちょうど店から達彦が現れ、心配そうに声をかける。
桜子が、西園寺先生が心配していたことやドイツ演奏旅行のことを立て続けに話すが、達彦は話を遮り「今、君と話してる余裕ないんだ」といって店に戻っていった。
拓司のノート
松井拓司(村田雄浩)が息を引き取り、悲しみにくれる山長の人たち。
泣き崩れる松井かね(戸田恵子)とは対照的に達彦は微動だにせず、その最期をじっと見つめていた。
翌日、松井達彦(福士誠治)が、番頭の野木山与一(徳井優)から山長の現状について説明を受けていると、職人頭の浦辺仙吉(塩見三省)がやってきた。
仙吉から数冊のノートを手渡され、拓司が味噌の作り方を記したノートだと知る。
このノートは、息子が夢敗れ山長に戻ってくることがあったら、渡してほしいと生前頼まれたもので、達彦のことを大事に思っていたことを伝えた。
達彦は、拓司が書いたノートを見て、父の思いを初めて知る。
弔問を断られる
お産の手伝いで出かけていた有森杏子(井川遥)から山長の主人が亡くなったことを知った桜子。
その夜、有森家の家族が山長へ弔問に訪れるが、桜子だけはかねから山長の敷居を跨ぐことを拒否される。
二人の仲を疑っていたかねは、もともと達彦が音楽学校に行きたいと言い出したことも桜子のせいで、そのせいで心配性の拓司が病に倒れたと主張した。
二人の関係
通夜から帰ってきた有森家。
線香一本もあげることを許されなかった桜子の気持ちを代弁するかのように、有森磯(室井滋)が不満を口にする。
桜子が達彦から「好き」と言われたことを口にし、有森家の面々も二人の仲を知るのだが、住む世界が違うと将来については否定的な考えが大半だった。
それでも有森桜子(宮﨑あおい)は、山長を継がずに音楽家になると信じて疑わなない様子。
これからも一緒に音楽を勉強して横で支えてやりたいと本心を口にした。
拓司の葬儀から数日後のこと。
達彦が有森家を訪れ、桜子に話があると切り出す。
二人の間で何かが変わろうとしていたが、桜子にはまだそれが何なのか分からないでいた。
純情きらり第10週のあらすじを知りたい方は、第10週『夏の日の別れ』へ読み進めてください。
朝ドラ「純情きらり」第9週の感想まとめ
こちらは、朝ドラ「純情きらり」第9週の感想まとめです。
ドラマを観た私の個人的な感想かつ独り言ですので、スルーしていただいても結構ですw
また、感想の中にはまだ放送されていない次週のネタバレも含まれている場合もありますので、ご注意ください。
味噌どうやって持ってきた!?
あの味噌どうやって持ってきたの!?
量がお土産レベルじゃないし、電車の中結構邪魔になると思うけど、、、
西園寺にも結構な量あげてたけど、荷台のまま西園寺の屋敷のいったのかな?
そうなると歌舞伎見にいってたから味噌載せてる荷台ごと外におきっぱなのか?
泥棒に持っていって下さいといってるようなもんでしょ。
歌舞伎にいったのは、知らせるための都合上の演出だと思うけど、なぜか味噌の行方が気になった49話でしたw
即拒否!
想定どおり、ドイツ演奏旅行が否決されましたw
当然大反対するのは目に見えていたから、電話でも言いづらかったんだろうけど、せっかく才能があって本人もやる気あるのに、家業の山長を継ぐために諦めなきゃいけないというのももったいないですよね。
先日みたいに、西園寺が、いやいやこれは本気じゃなくて遊学みたいなもんですよ的なフォローも期待したけどそうはいかず。
るり子のフォローはちゃんとしたのにw
お決まりの見つかっちゃった!
予想通りのあらすじになりましたね。
見つからないように隠れるということは、ちゃっかり見つかっちゃうというフラグでしょうw
だいたい部屋の前まで来ている桜子がそもそもいけないのであって、あんな時は二階で隠れているのが普通。
ただ、明日の50話からの修羅場が楽しみなのは確か!
告白
見つかってしまったのは想定内でしたが、まさかあの場所で告白するとは!
まさに ハツ美さんの恋が完全に終わった瞬間でもありますねw
もう、頬っぺにチュウしてもらったことも告白すればもっと面白い展開になったかもしれない!
それでも母・かねはタダじゃ転ばない。
味噌屋の死活問題も弱弱しい感じで息子に話すなんて。
そんなに落ち込んだの?と思いきやあのしてやったりの顔はやっぱりタダじゃ転ばない女だと再認識した次第であります!
早速引き払う!
昨晩あんなことがあったのに、早朝に荷物をまとめるかね。
行動派というか、めっちゃ行動早いんですけど!?
もう引越しの準備できちゃったの!?
というか、引越しの準備しているとき、達彦さんずっと寝てたんですか?
いくらなんでもアホすぎるでしょw
よき理解者
今日は、しかし拓司デーでしたね。
拓司が主役になるときは、亡くなるときだと思っていたけれど、いい仕事をしました。
しかし、船乗りになりたかったけど、船酔いが原因であきらめたというドンくさい話もうちょっと違う夢に変えられなかったのかと思いましたね。
いくらダメ親父でもまともな夢の話をさせてほしかったw
先に帰らされた二人
50話で気になったのは、やっぱり芸妓の梅奴とかねですよね。
二人を先に帰らせたけど、岡崎に着くまで延々と文句を言われてそうで、梅奴が気の毒でしょうがないw
わざわざ東京まで連れて行くってことは、やっぱりアレなんですよね。
なかなかやるなこの男w
戦争が歩み寄る
いいことがあった後は、必ず悪い出来事が起こるのが朝ドラのあるある。
ドイツ行きの許しをもらったのに、なんだか怪しい雲行きですね。
だんだん戦争色が濃くなってきたような印象を受けた51話でした。
拓司がドイツ行きを許したのも、戦争で商売が難しくなるかもしれないと分かっていたのかもしれません。
戦争に突入していって、ある日赤紙が来て二人の恋はどうなる的なあらすじになっていかないか心配ですね。
その前に、八州治が大陸渡って爆死したとか一報が届くあらすじも無きにしも非ずだから、この先は楽しんで見れないかも。
嫉妬
賞受賞に焦ったのか、人の仕事を横取りみたいに請けてきた八州治。
自分を正当化させようと怒りの矛先を向けたのかもしれないけど、いつものほほんと絵を描いていられるのは実家が裕福だからといわれたときの達彦の顔がたまりませんw
桜子からいつも金持ちだからといわれ続けていたので、自分のことを言われているような感覚だったんでしょうね。
それでなくても皆生きるために仕事を選んでいられない時代に突入しているんだろうけど。
それとランチルームの後ろにあったあの絵が受賞作なのかな?
職場放棄
やっぱり演奏できませんと、上海まで高飛びしようとした先生。
教え子に言った言葉も忘れて取り乱した感じは、どちらかといえば天然入ってますよねw
まぁ、単に繊細なだけなんだろうけど。
あらすじの流れから、演奏放棄⇒知らせる⇒代役で演奏というのは分かるけど、タイムラグありすぎなのもちょっと不自然に感じました。
なんせ、あの軍人たちが黙ってあんな時間待っているとは思えませんよねw
なんとなくこの軍人さんたち、はいからさんが通るの悪役軍人たちを思い出してしまいます。
流れ的には数分で助っ人登場みたいな雰囲気だったので、もう少しストーリー練れたんじゃないかなと思った52話でした。
壮行会つながり
なんで八州治の壮行会に西園寺と秋山が誘われるの!?
二人とも八州治と知り合いでしたっけ?
師弟を仲直りさせるための演出だとしても、ちょっと無理があるんじゃないかなと感じたのが率直な感想です。
あと忘れてはいけないのが松尾。
薫子と仲良くダンスしてたけど、そういうキャラだったっけ?
ハツ美の恋はそっちなのね
これまでずっとハツ美がいつ失恋するんだとドキドキして観ていたけれど、新しい恋に乗り換えですかw
もはや誰でもいいんじゃないかと思えてきた!
彼女らしいといえば彼女らしいけど、そのまま呆気なくくっついていつの間にか結婚しましたパターンになりそうな予感。
西園寺と秋山の件もなんとなく、うまく仲直りできて一安心の52話ですが、電報届いてどうなるやら。
チチキトク
電報が届いた瞬間、赤紙かと思いきやまさかのチチキトク。
『チチキトク』の電報に対して「なんで?」って聞く神経ってやっぱりお花畑?
あれだけの情報で詳細なんて聞いても分からんでしょ!
まぁもともと持病があったという設定なら、「実は・・・」みたいなストーリーもあったかもしれないけど、俺にもわからんと言われたら、そりゃそうだよねってなっちゃうよねw
しま子現る
しま子を演じている光浦靖子さんは、実は愛知県田原市出身です。
いわゆる純情きらりの舞台となる愛知県出身者ですが、なぜか津軽弁をしゃべる役で、突っ込まれる始末。
地元の人なら言葉も分かるから、岡崎の人の設定のほうがよかったんじゃないかなと思うけど、史実の設定を優先したのかな?
杉冬吾のモデルは太宰治さんで、太宰治さんはカフェの女給をしていた田部シメ子さんと鎌倉の小動岬で心中未遂を起こしています。
御崎しま子のモデルが田部シメ子さんなので、そのあらすじを優先させた可能性大ですね!
早すぎる死
早すぎじゃない!?
この前東京にきて、夢を語ったばかりですよ?
勝手に死んだことにしてるけど、この流れからいくと確実にご臨終してるでしょう。
しかも、あんなに応援してくれる父さんを何の病気なのかも分からずに、死なすなんて!
一応、心臓の血管が詰まったという説明があり、心筋梗塞の疑いがありますが、最後に親子の会話が見たかった。
軽率な態度は健在
最後に桜子がベラベラとのんきにしゃべっていたけど、雰囲気でどんな状態なのか分からないのかな。
気を遣って音楽の話をしたという自然な流れで解釈したいけど、「今君と話してる余裕ないんだ」の言葉の意図も桜子が理解しているのかちょっと気になるところ。
だって、あの性格だからね、、、
山長覚書
拓司が残した『山長覚書』
パパからの引継ぎ書みたいなもんですが、時期がきたら息子に渡すようお願いしていたところは、子を思う親の気持ちがすごく分かるシーンでしたね。
音楽の道に進む息子を応援する一方で、もしも夢破れたときは、温かく迎えてほしいと仙吉にお願いしていたところで涙涙。
おそらく職人たちもそうした姿勢を見てきたから一緒にやれてこれたんでしょうね。
拓司がでてくるところ言えば芸者連れてくるところばっかだったからw
八つ当たり
桜子だけ断固拒否のかね。
さすがに、桜子を夫の死の原因の一つにするには強引すぎやしませんか?
夫に死なれた悲しみをぶつけたい気持ちは分かるけど、あんなはっきり断るのはちょっと非常識な気がしますね。
達彦登場で、線香一本やってくれ的なあらすじも期待したけど、完全スルーだったのが、逆にすがすがしいw
天然!?
相変わらずの桜子ちゃん。
山長の内情知ってるのに、一緒に音楽の道に進むと信じてやまないあたりがさすがって感じです。
お父さんが応援してたからきっと音楽の道をがんばるんだろうって思っているのかな?
家族が亡くなってそれどころじゃないないと思うんだけど、もう少し坊ちゃんの気持ちや山長の事情も分かってくださいw
それにしても達彦にとっては、何もかも中途半端なままで、山長を継がなきゃいけないような感じになって可哀想な気もする54話でした。
以上が、朝ドラ「純情きらり」第9週目のあらすじのネタバレと感想まとめでした。
朝ドラファンの皆さんのコメント!