こちらでは、朝ドラ「純情きらり」第24週(116話~120話)のあらすじのネタバレと感想をまとめています。
純情きらりの第23週「思いがけない帰還」では、戦争も終わり、かねの一周忌を迎えた山長に、戦死したと思われていた達彦が戦争から戻ってくるストーリーでした。
純情きらりの第24週「あなたがここにいる限り」では、秋山からピアニストとして東京にこないかと誘われた桜子だったが、残りの人生達彦と一緒に生きたいという思いから東京行きを断るストーリーです。
2006年9月11日(月)~9月16日(金)放送
第24週サブタイトル『あなたがここにいる限り』
朝ドラ『純情きらり』第24週のネタバレあらすじ
こちらでは、朝ドラ『純情きらり』第24週の放送されたストーリーから、ネタバレあらすじをまとめています。
第24週の各話ごとの詳細ネタバレあらすじを知りたい方は、こちらからご確認ください。
放送回 | 放送日 |
---|---|
第139話「桜子職を失う」 | 9月11日(月) |
第140話「冬吾が逃げてきた!」 | 9月12日(火) |
第141話「桜子のジャズコンサート」 | 9月13日(水) |
第142話「あなたのそばにいる」 | 9月14日(木) |
第143話「Tは誰?」 | 9月15日(金) |
第144話「ついに結ばれる」 | 9月16日(土) |
山長
達彦の様子を見に山長にやってきた有森桜子(宮﨑あおい)。
野木山は、落ち着いてきたが店の仕事はまだ時間がかかるという。
達彦のもとへいくと、戦友の遺品をまとめていて、亡くなった戦友の家に挨拶にいくと話す。
そうしないと自分の中で整理がつかないと、一歩ずつ進もうとしていた。
クビ
学校で子供たちにピアノを聴かせていた桜子。
そこへ校長先生がやってきて、来月から復員する先生が三名いることを伝えにきた。
話はそれで終わりではなく、復員する先生の変わりに桜子に辞表を出してほしいとお願いしたのだ。
先生たちとの話合いで、代用教員よりは正規の先生を優遇する方針になったのだという。
ヒロの店
学校から帰る途中にマルセイユに向かった。
そこには、秋山均(半海一晃)が待っていて、早速二人で演奏を始める。
演奏が終わり秋山が、東京でなぜ勝負しないのかと残念がっていると、教師を続けられそうにないことを話す。
その話を聞いた秋山は、上機嫌になり、今度の演奏会をがんばると張り切った。
家まわり
マルセイユからの帰り道、ベンチに座っていると達彦を見つける。
遺品を渡しにまわっていた松井達彦(福士誠治)は、息子の最後をよく伝えに来てくれたと、みんな喜んでいたこと話す。
その様子をみて、自分だけ生きていることが申し訳ないと吐露した。
そんな達彦に、生きて帰ってきてくれてよかったと、皆そう思っていると声をかけた。
突然の訪問
家に帰ると、鈴村杏子(井川遥)に学校を辞めないといけないことを話す。
だから今度の演奏会を一生懸命がんばろうと決意した。
そんなときに、玄関の戸を叩く音が。
玄関に行ってみると、なんと突然、杉冬吾(西島秀俊)がやってきたのだ。
愚痴
突然、有森家にやってきた杉冬吾(西島秀俊)。
次から次に杉笛子(寺島しのぶ)が絵の注文を取ってくるから、昼も夜も休むことができず働かされていると訴える。
冬吾の話では、笛子は、画商たちにすっかり乗せられて、いい気持ちになっていると怒りを露にした。
マルセイユ
松井達彦(福士誠治)は、久しぶりにマルセイユにやってきた。
久しぶりの再会に喜ぶマスター・ヒロ。
レコードをかけると、復員してから音楽をゆっくり聴くのは初めてだという。
マスターはコーヒーを持ってくると、桜子が秋山均(半海一晃)の誘いで、演奏会でピアノを弾くことを伝える。
すると、ちょうどその時、桜子がやってきて、マスターが演奏会に誘っていたことを話す。
桜子は無理に来なくてもいいと伝えると、達彦は考えとくと答えた。
有森家
家に戻ると、冬吾は縁側で絵を描いていた。
冬吾に達彦が戻ったことを伝えると、喜び一緒になるのかと聞く。
有森桜子(宮﨑あおい)は、そうなれたらいいと思うが、分からないと答えた。
そして、名古屋で演奏会をやることも話し、いつか自分の弾くピアノで達彦を元気にしてやりたいと話した。
辞表
3学期最後の日。
桜子は、校長先生に辞表を提出した。
教室に戻り、子供たちに、学校を辞めることになったと伝える。
子供たちは辞めないでと訴えると、学校にはこれなくてもこの町にいると話す。
そして、最後にオルガンを弾き、皆で歌を歌って別れた。
演奏会
そして、ジャズの演奏会の日。
桜子は、有森磯(室井滋)からプレゼントされた洋服を着て、会場に入る。
ジャズピアニストとしての初舞台が近づこうとしていた。
演奏会スタート
ついに名古屋で演奏会が始まった。
有森桜子(宮﨑あおい)は、緊張したのか思うようにピアノが弾けない。
秋山均(半海一晃)は、そんな桜子に目で落ち着いて楽しむよう伝える。
桜子も落ち着きをみせ、楽しんで演奏する。
山長
その頃、杉冬吾(西島秀俊)が山長を訪れていた。
松井達彦(福士誠治)に会うと、無事を喜び、桜子と一緒にならないかのかと聞く。
すると、達彦は、戦友を死なせ、自分だけが幸せになっちゃいけないような気がすると口にする。
その言葉に、冬吾は、戦争が終わったから、どうしたらいいか分からなくなっているだけで、ただの言い訳だという。
それでも、自分がふさわしい男なのか自信がないというと、これ以上迷惑かけたくないと話す。
冬吾は笑みを浮かべ、今まで十分に迷惑をかけているから、これからはかけた迷惑を返すぐらいの気持ちになってみろと檄を飛ばした。
写真
達彦が、部屋で写真を見ていると、松井かね(戸田恵子)と桜子の二人が写った写真を見つける。
その写真のいきさつを仙吉に聞く。
仙吉は、桜子が女将のために作ったドレスで、その時の記念に撮影した写真だと答えた。
そして、女将が病床に伏せっていたとき、桜子が、達彦が戻ってくるのを祈るように、女将のためにピアノを弾いていたことを話す。
演奏会
第二ステージを演奏する桜子たち。
そこへ、達彦がやってきた。
桜子も達彦の存在に気づき、楽しそうに演奏をする。
達彦は、彼女のジャズを聴きながら、昔の桜子との記憶を思い出していた。
演奏会
有森桜子(宮﨑あおい)の初舞台に顔をだした達彦。
彼女の弾くピアノを聴きながら、桜子と過ごしたことを思い出していた松井達彦(福士誠治)は、目に涙を浮かべていた。
演奏会が終わり、声をかけようとした達彦だったが、秋山均(半海一晃)から東京へいかないかと誘われているのを聞き、桜子には会わずにその場を去った。
東京にはいかない
達彦が帰ったと知った桜子は、走って後を追った。
彼を見つけると、達彦は、今の自分にできるのは、桜子が好きな道を進むのを黙って見守るしかないと、東京へ行くことを勧めた。
しかし、桜子は、達彦がいるから音楽を続けられたと答える。
だから、大好きな達彦がいるから岡崎に残って、東京には行かないと伝えた。
その言葉に、達彦はそっと彼女を抱きしめた。
朝食
朝食を食べていると、鈴村杏子(井川遥)が演奏会が大成功だった話をマルセイユのマスターから聞いたことを話す。
杏子が他には誰が来ていた?と聞くと、達彦が来ていたと答える。
そのことに喜ぶ、鈴村夫婦。
彼が元気になったことに喜ぶ二人を見て、桜子もうれしそうな顔をした。
その頃、山長でも杉冬吾(西島秀俊)と達彦が朝食を食べていた。
冬吾は、先日は山長でお世話になっていたのだ。
味噌漬けを食べると、さすが味噌屋だとおいしそうに食べる冬吾。
達彦は突然立ち上がり、朝食に箸もつけづに、有森の家にいくという。
冬吾はそうだなとうなずき、見送った。
有森家
達彦が有森家にやってくる。
座敷で桜子と対面し、二人はようやく向き合える日がやってきた。
有森家
有森家にやってきた松井達彦(福士誠治)。
いまさらながら、母・かねを世話してくれたことに感謝の言葉を伝えた。
有森桜子(宮﨑あおい)は、この年で「お母さん」と呼ぶことができてうれしかったと笑顔で答える。
すると、達彦は、6年の歳月、気持がぐらついたり変わっても不思議じゃないのに、自分のことを思って耐えてくれたんだなと口にした。
その言葉を聞いて桜子は、見せたいものがあると父の書斎にいき、ある楽譜を見せる。
それは、桜子が作曲した「Tに捧ぐ」という楽譜だった。
その曲について、正直に話そうとした瞬間、突然、杉笛子(寺島しのぶ)が有森家にやってきた。
桜子に冬吾はどこにいったと詰め寄ると、間の悪いことに、冬吾が帰ってきた。
杉夫婦
なぜ逃げたんだと聞くと、逃げたのは自分が悪いが、もう少し自分の身になって考えて欲しいと訴える杉冬吾(西島秀俊)。
二人のやり取りを聞いていた桜子が、冬吾を庇うと、笛子が、二人は心の奥底では通じ合っているからだと心の中で思っていたことを口にする。
通じ合っているのなら二人が結婚すればよかったんだというと、鈴村杏子(井川遥)が、それは言い過ぎだといい、昔の話を出さなくてもと話をさえぎった。
しかし、笛子は、昔の話ではないといい、「Tに捧ぐ」の曲の話をする。
笛子には、そのTが冬吾のことが分かっていたのだ。
その曲を取りに父の書斎へ入ると、そこに達彦がいて驚く。
Tに捧ぐ
杏子と笛子が、Tについてはぐらかそうとすると、桜子はTは冬吾のことだと正直に話した。
達彦に隠すつもりはなかったといい、心の支えが欲しくてたまらない時に、冬吾がそばに居てくれたと話す。
そして、彼に助けられたと目に涙を浮かべながら達彦に正直に話をした。
Tに捧ぐ
Tが冬吾のことで、支えられたことを話す有森桜子(宮﨑あおい)。
そして、自分の片思いで終わったことを正直に伝えた。
それから二人は、有森家を出ていつもの神社に向かう。
夫婦とは
二人が出て行った後、杏子が、夫が亡くなった前妻と子供の位牌に毎日手を合わせている話を杉笛子(寺島しのぶ)にした。
鈴村杏子(井川遥)は夫の心の中には二人は生きていて、それでもいいと話す。
そして、夫婦だからといって過去も未来も全部独り占めするのは無理な話で、喧嘩することがあっても一緒に居て、何度もやり直せるのが夫婦だと諭した。
杉夫婦
話が終わると、笛子は杉冬吾(西島秀俊)のもとに向かった。
何で私と一緒になったのか私のいいところを言ってみてというと、おっちょこちょいで、すぐ怒り、寂しがり屋のやきもち妬きだと答える。
いいとこなんか一つもないと嘆くと、尖がったとこや足りないところが一杯あるからいいんだとと笑顔で話した。
結ばれる
そのころ、桜子たちは、神社で話をしていた。
桜子は達彦が好きといい、できれば一緒に生きていきたいと話す。
すると、松井達彦(福士誠治)が桜子と呼んでいいかと聞いてきた。
いいよと答えると、達彦は、これからは俺のそばに生きていてほしいと話す。
そして、これから先の全部の時間を自分に欲しいと訴え、一緒になってほしいと告白した。
ついに二人が結ばれた瞬間であった。
桜子は涙を流しながら、達彦に抱きしめられる。
祝言の日
それから月日が経ち、二人の祝言が執り行わることとなった。
沖田徳治郎(八名信夫)が桜子の白無垢姿を見ると、きれいだと言って、両親に見せてやりたかったと話す。
桜子は、両親の写真に向かって、行って参りますと挨拶をし、山長へ向かった。
純情きらり第25週のあらすじを知りたい方は、第25週『夢に見た演奏会』へ読み進めてください。
朝ドラ「純情きらり」第24週の感想まとめ
こちらは、朝ドラ「純情きらり」第24週の感想まとめです。
ドラマを観た私の個人的な感想かつ独り言ですので、スルーしていただいても結構ですw
また、感想の中にはまだ放送されていない次週のネタバレも含まれている場合もありますので、ご注意ください。
従業員の怒り
精神的に落ち着いてきた達彦だけど、お店の仕事をするまでにいかない様子。
そのことに従業員の一人が、
「戦争に行ってきたのは自分も同じで、どこも悪くないのに・・・いい加減まともになって欲しい・・・」
いままで戦友を置き去りにして死なせたシーンがショッキング過ぎて、達彦に同情ばかりしてしまいましたが、、、
戦争に行って辛い思いをしたのは、皆同じなんですよね、、、
ドラマではこういった自分だけがつらい思いをしているというシーンがよくありますが、本当に当時の人たちは大なり小なり同じつらい思いをしていたんだと思います。
この従業員の怒りは、当然です、、、
再び、みたび、人生の岐路
戦地から戻ってきた正規の教師が、復員し学校へ戻ってくるため、臨時教員の桜子は辞めなければならなくなりました、、、
臨時だから仕方ないとはいえ、辛い、、、
好きだったジャズよりも、教師として子供たちに音楽を教えることに生きがいを感じ始めたところなのに・・・
しかも、達彦も未だ落ちつかず、結婚ということも先が見えないなかでの無職は辛い、、、
秋山の誘いに再びのって、東京で本格的に音楽を目指すか、故郷で達彦を励ましながら、見えない将来に希望を持つか・・・
桜子、またも人生の岐路に立たされています。
神社の祠
神社の祠、焼けて無くなってる!
祠の前では色々なシーンがありましたよね、、、
時には冬吾が寝泊りしていたこともありました。
桜子が防空壕から抜け出し、冬吾を探しに行ったときには、まだ焼けてなかったけど、あの後焼けてしまったんでしょうね。
再び建てられ、この先またドラマが生まれるかもしれませんね!
またこの展開!
またこの展開!
東京で絵を描いているはずの冬吾が、突然岡崎にやってくる・・・
何度目でしょうか、、、
元婚約者の帰還と、何も無かったけど、深い繋がりで愛してしまった男の再登場、、、
なんだかややこしくなる予感です!
ぼやきがすごい
突然、冬吾が有森家にやってきましたね。
しかも、また逃亡してきたというから、、、いつも何かから逃げてますね、この男・・・。
やり手の笛子さんが、どんどん絵の注文を取ってくることで、ずっと働かせられている冬吾さん。
「牛馬にも劣る暮らしだよぉ」
「戦争が終わってほっとしたのに、俺にとっては今が戦争だ」
「ほっとけば絵が出てくる印刷機と勘違いしている」
あまり弁の立つほうではないのに、コントみたいなぼやきがぽんぽん出てきて面白かったです!
蝶ネクタイが
いつもダンディーなCafeマルセイユのヒロさん!
戦争中はスタンドカラーのシャツで簡素な装いでした。
戦時下でネクタイなんかしてたら、色々言われる対象になっていたのか?
それでもノーネクタイOKのスタンドカラーシャツで礼儀をはずさないヒロさんはおしゃれだと思っていました。
戦後になって、マスターらしく蝶ネクタイ姿ですが、よくよく見ると、蝶ネクタイの片方だけが尖ってる、、、
これって、普通のネクタイを蝶ネクタイになるように結んでいるんですよね!
あるもので装うってかっこいいですよね、、、さすがヒロさん!
どんな気持ち?
達彦が戻ってきたことを聞かされた冬吾さんの気持ちってどうなんですかね、、、
自分を慕ってくれたけど、答えてあげらなかった。だから桜子が幸せになれることをうれしく思っているのか。
元のさやにもどることが、少し残念に思うのか、、、
どちらにしろ、心の底からほっとすることは確かかな・・・。
変身!
磯おばさんが送ってくれた赤いドレスで登場した桜子。
「うお~!」とバンドメンバーが声をあげましたね!
正直、普段の桜子の服装は、地味で野暮ったい、、、
あの時代だし、地方にいるからかもしれないけど、あとお金ないから?
でも東京に住んでたころもぱっとしなかったですよね、、、
もとが美人でかわいいから気にはならないけど、、、
赤いドレスで髪を下ろした姿は、ちょっとセクシーさもありました!
いつもの野暮ったい姿しか知らない秋山さんも、そりゃ驚くわ!って感じですかね、、、
行く当ては?
有森家にまで東京の画商がやってきて、逃げ出した冬吾。
以前寝泊りしていた神社の祠も焼けてしまっているし、他に行く当てなんかあるのかな?
と思っていたら、まさかの達彦のところでしたね、、、
桜子と距離をとる達彦の”ケツをたたく”ために、訪れたっぽい感じですが、本音は寝泊りする場所が欲しかっただけだったりして・・・。
まあ、ストーリーの展開上、冬吾が達彦に会いにいく設定が必要で、こうなったのでしょう!
男同士の話し合いでうまくいくこともあるのですが、なんせあの冬吾なんて、大丈夫かな?って心配はしましたよw
みんな迷惑かけてる!
「人は誰かの邪魔したり、迷惑をかけねえでは生きていけねえもんだんよ」
この言葉、とっても印象深かったです。
しかも、冬吾の優しい声と津軽弁での語尾が「・・・ぁんよ」というところが、厳しい言葉も柔らかく聞こえますよね。
「それになぁ、あんたは、今までにも十分に桜ちゃんに迷惑かけている」
いやいやまさにその通り!
母親の面倒も見てもらっているのに、いまさら迷惑かけたくないなんて、、、
あと一言言わせてもらうと、お前もな!冬吾さん!
あんさんどれだけ回りにこれまで迷惑かけてきましたか?
棚に上げるとはまさにこのことですねw
ヒロさん、そりゃ無理あるわ
緊張でうまく演奏できない桜子を心配し、楽屋に顔を出しにきたヒロさん。
達彦が来ていないことに、「僕を達彦君だと思って、弾きなさい!」と励ましますが・・・
いや・・・無理でしょ(笑)!
でも、その優しさが心に沁みますね。。。
仙吉さんの名シーン
個人的に、この141話は”神回”だと思っているのですが、、、
前半で達彦を後押しする冬吾の印象に残るセリフの数々。
そして、後半の仙吉さんが達彦に、いかに桜子がかねや山長のために尽くしてきたか話すシーン。
「若女将は、ただピアノが好きで弾いとらしたじゃないですよ」
仙吉さんの訴えるような語りに涙が出ました、、、
しかし、こんなにまわりからやいやい言われないとダメな達彦君。
世話がやけますねぇ・・・
秋山さんの英語
ジャズコンサートでピアノを弾く桜ちゃん、輝いてましたね!
一時は戦争のせいで、ジャズが演奏できず、食べるのにすら困って腐っていた秋山さん。
英語話せたんだ!と、ちょっと驚きました、、、
これからは、彼の時代かもしれないw
音楽の力
いつも思うのが、ドラマで戦後に日本に駐留するアメリカ兵の描かれ方が、”軽薄”というか、”チャラい”のですが、、、
そのノリの良さで、桜子たちの演奏に立ち上がり歌を歌いだすアメリカの軍人たち。
かつて敵同士だった者が肩を組んで共に歌う姿を見た達彦の胸中は?
辛い戦地の経験を思えば、あり得ないと思うだろうし、気持ちを切り替えるは簡単ではないはず。
でも、音楽を愛する者として、音楽によって心通じ合うすばらしさに感動しているのでしょうかね、、、
未練ありあり
やっと逃げないで桜子に向き合う気持ちになった達彦ですが、ジャズコンサートで喝采をあびる桜子を見て、東京へ行って音楽の道に進めと言います。
「まだ言うか?」と思っていたら、桜子ちゃんも同じように言ってましたね、、、
「どうして東京にいかないか、わからんの?」と。
そもそも、東京行けよ!なんて、物分りのいい男と見せながら、
いろいろ考えた結果、「お前が好きな道に進むのを”黙って見守るしかない”と思う」・・・
黙って見守るしかないって、”しか”って・・・そばにいて欲しいけど、仕方ないって言っちゃってますよね、、、
本当に桜子のこと思って、羽ばたかせてあげたいなら、そんな未練がましい言い方しちゃいかんです。
朝食格差
コンサート翌日の朝。
有森家の朝食、各自に茶碗を持ち、ちゃぶ台の上に中皿一枚。
漬物?かな何か。以上。
対して、松井家の朝食は、ご飯に味噌汁、焼き魚(と思われる)に味噌漬け。
朝食格差です。
針のむしろ
やっと向き合って話ができるまでになった達彦さん。
しかし!ショッキングな事実を明かされびっくりですよね、、、
「6年という長い歳月、気持ちがグラついたり・・・」
グラつきました。
「変わったり・・・」
変わりました。
「・・・することなく、お前は俺を思っていてくれたんだな」
桜子の目が泳いでいましたね、、、。
寂しかったから、冬吾さんにふらついちゃいました!ごめーんねっ!
とは言えないな・・・。
爆発
笛子さん、とうとう爆発しましたね。。。
やっぱり、桜子と冬吾の事を知っていたし、「T」が誰のことかということも・・・。
誰にも追求せずに黙っていたのは、家族のため、ぐっと堪えていたんですよね、、、
夫が他の女性と精神的に共感し、深く繋がっているなんて、妻として相当ショックでしょう、、、
しかもその相手が妹なんて、、、
今までは、決して成就しない恋を抱える桜子が気の毒に思えるような展開でしたが、ここに来て、笛子の苦悩が伝わってきましたね。
昼ドラ?
ドアを開けてびっくり!
死んだはずの人が立っていた・・・。笛姉ちゃん、かなり驚いたはず。
達彦さんも、やっと桜子と一緒になろうと思ってきたのに、まさかの婚約者の浮気話を聞かされるとは・・・
なんだか朝ドラというより、昼ドラのような展開に!
まさかのじいちゃん
全員が鉢合わせし、とうとうちゃぶ台会議に!
「T」が誰のことか!が議題となりましたが、、、
あれだけ大声で「T」が冬吾の事だとほぼほぼ暴露した状態で、すっとぼける笛子さん・・・
まさかの徳次郎じいちゃん・・・何でやねん!
さらには甥っ子・亨くんまで登場・・・
「うちの家族はTが多いね、ははは・・・」
って、ものすごい無理やりな誤魔化しにびっくりです(笑)
抜き差しならないもの
冬吾への気持ちは、自分の勝手な片思いだったのだと言う桜子ですが・・・
「片思いでもない、両思いでない、気の迷いでもない、もっと抜き差しなら無いものがあった・・・」
まさに、この笛子の言葉が、桜子と冬吾の関係をいちばんよく表していますね。
誰にも踏み込むことができない二人の絆。
杏子さんが、相手の過去も未来も独り占めできないといいましたが、過去というにはまだ日が浅く、笛子さんには心の整理が着くまで、もう少し時間がかかりそうですよね。
べた惚れ
笛子の欠点ばかりを挙げて、それが良いのだという冬吾さん。
桜子は、何事も分かり合る同志もみたいなもので、唯一無二の大切な存在なのでしょう。戦争で生死をも分かち合った仲ですから。
でも、「女」として魅力を感じるのは笛子さんであり、一生を共にしたいと思える存在。
そして強気なのに慌て者の笛子さんが可愛くてしょうがないのでしょう!
ちょっと分かりにくいけど、冬吾さんは道端でのプロポーズからずっと変わらず、笛子さんにべた惚れですよね!
器広い
思いがけず、冬吾との話を聞かされた達彦さん。
なのに、心がぶれることなくすぐに桜子にプロポーズ!
器広い!
六年間ほったらかしだったうえ、お母さんを看取ってくれて、店まで切り盛りしてくれ、自分を立ち直らせてくれた、、、
もうこの人以外に考えられない!ですよね。
本当に美しい
結婚というめでたい日に、二発も叩かれる気の毒な勇太郎くん(笑)。
成長しても姉いじりは健在です、、、
そして、花嫁姿の桜子ちゃん、本当に美しかったですね、、、
「桜子は輝くような花嫁になりました」のナレーションどおり、後光が差してました。
花嫁姿の桜子を見た達彦の表情の動きがよかったです。
美しさに驚いて一瞬息をのみ、すぐに幸せに溢れた喜びの表情が印象的で、 福士誠治さんの演技が光ってました。
以上が、朝ドラ「純情きらり」第24週目のあらすじのネタバレと感想まとめでした。
朝ドラファンの皆さんのコメント!