純情きらり第21週のネタバレあらすじ!生きる歓(よろこ)び

こちらでは、朝ドラ「純情きらり」第21週(101話~105話)のあらすじのネタバレと感想をまとめています。

純情きらりの第20週「来ぬ春を待ちわびて」では、山長の後継者を桜子に任せると遺言を残したかねが息を引き取る。桜子が山長の女将になるが、タネとの女将の座を争って対立することになるも、最後は山長のことを考え女将を辞退するストーリーでした。

純情きらりの第21週「生きる歓(よろこ)び」では、空襲で逃げ遅れた冬吾を助け出し、笛子の懸命な看病によってなんとか意識を取り戻す。そして、笛子たちは岡崎に帰郷することを決意するストーリーです。

朝ドラ『純情きらり』
2006年8月21日(月)~8月26日(金)放送
第21週サブタイトル『生きる歓(よろこ)び』

純情きらりの最終回までのあらすじ≫

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朝ドラ『純情きらり』第21週のネタバレあらすじ

こちらでは、朝ドラ『純情きらり』第21週の放送されたストーリーから、ネタバレあらすじをまとめています。

第21週の各話ごとの詳細ネタバレあらすじを知りたい方は、こちらからご確認ください。

朝ドラ『純情きらり』第21週『生きる歓(よろこ)び』一覧
放送回 放送日
第121話「冬吾を見捨てない!」 8月21日(月)
第122話「冬吾目を覚ます」 8月22日(火)
第123話「今が底の底」 8月23日(水)
第124話「決断の時」 8月24日(木)
第125話「みんなで岡崎へ」 8月25日(金)
第126話「モデルになってくれないか?」 8月26日(土)

救出

瓦礫の下敷きになり、もう駄目だという冬吾に、私と一緒に生きてと懇願する有森桜子(宮﨑あおい)

冬吾は桜子の思いに動かされ、諦めずに生きることを決意する。

足が駄目になることを覚悟で桜子に柱を持ち上げさせ、何とか瓦礫から抜け出す。

救護所で手当てを受ける冬吾のもとへ杉笛子(寺島しのぶ)と子供たちが駆けつける。

冬吾に寄り添う笛子の様子を目にした桜子は、言いようの無い不思議な痛みを感じた。

浩樹との再会

看護師として、救護所で必死に手当てに回る有森杏子(井川遥)は、偶然にも傷ついて横たわる鈴村浩樹と再会する。

空襲で妻と娘は屋根の下敷きになり、火の手が回って助けられなかったという弘樹。

自分は妻と子を見捨てて生き残ったのだとむせび泣く浩樹に、かける言葉が見つからない杏子だった。

危篤

一方マロニエ荘では、安否不明だった和之が現れ、心配でたまらなかった有森磯(室井滋)が安堵する。

空襲の様子をスケッチをしに飛び出した冬吾に触発され、自分も描きに行くという和之を磯が必死で止めるのだった。

そんな時、笛子が子供たちを抱え、息を切らして現れる。

出血が原因で血圧の上がらない杉冬吾(西島秀俊)が、危ない状態だというのだ。

子たちの世話を頼むと言う笛子に、自分も一緒に行きたいと頼み救護所へ向かう桜子。

救出する際に、自分が冬吾の足をくじいたのだと笛子に謝罪する桜子。

自分のせいで冬吾が死の危機に瀕していると思うと、涙をこられることができなかった。

子供

杉冬吾(西島秀俊)の看病をしている二人。

冬吾の呼吸が荒くなり、杏子のもとへいく有森桜子(宮﨑あおい)

彼を見て欲しいと言うが、他の患者さんも看ないといけない杏子は、できることはやってあるから、あなたが看てあげてと、伝えた。

すると、有森杏子(井川遥)が寝ずの看病でよろめいた。

ちょうど看病されていた浩樹が、他の看護婦を呼んで、この人を休ませて欲しいとお願いする。

杏子は仕事だから大丈夫というが、一旦帰って休むよう言われた。

帰り道、杏子は、一人座り込んでいる少女を見つけた。

周りにいは誰もおらず、親も見当たらない。

杏子は、マロニエ荘にその子を連れ帰ることにした。

マロニエ荘

そのころ、マロニエ荘では、有森磯(室井滋)が和之の心配をしていた。

すると突然、和之が、自分の母親じゃないかと聞いてくる。

先日、徴兵検査で血液型を調べられ、母親と血がつながっていないことが分かったという。

そんな自分にやさしくしてくれる磯が母親じゃないかと思ったのだ。

磯は、慌ててそれを否定した。

そして、ちょうどそこへ子供をおんぶした杏子が帰ってくる。

子供を横にすると、自分も横になり、そのまま疲れて寝てしまう。

意識が戻る

病院で冬吾の看病をしている桜子。

すると、冬吾が目を開け、意識を取り戻した。

冬吾は、夢を見ていたという。

野原を歩いていると、遠くのほうでは空が燃えていた。

街が焼けたんだなと思うと、悲しくもなんともない。

そんな時、ピアノが聞こえてきて、歩いていくと桜子がピアノを弾いていた。

そうしたら、目が覚めたと話し、桜子に感謝の気持ちを伝えた。

マロニエ荘

死の淵を乗り越えて家族の元へ戻ってきた杉冬吾(西島秀俊)

有森桜子(宮﨑あおい)は、すぐにマロニエ荘に戻り、意識が戻ったことを報告する。

皆で喜んでいると、有森磯(室井滋)が和之に、家族が心配しているから、あなたもそろそろ帰りなさいと促す。

すると、ちょうどマロニエ荘に、和之の父・周助がやってきた。

何時まで待っても帰ってこない息子を心配して探しにきたのだ。

磯が荷物を渡し帰るよう促すと、和之は周助に、この人が母さんじゃないのかと尋ねる。

本当のことを教えてほしいと訴えると、磯が間に入り、それを否定した。

産んですぐに手放すような親よりも育ててくれた親に感謝しなさいと伝え、家に帰らせる。

底の底

数日後、冬吾がマロニエ荘に戻ってきた。

元気を取り戻した杉家族をみて、なんだか元気がない桜子。

そのことに気づいた杉笛子(寺島しのぶ)が、桜子に声をかける。

笛子は、冬吾を連れて帰る途中、一面の焼け野原を見て、自分たちは生き残ったことを実感したという。

しみじみありがたみを感じ、逆に死んでたまるかと力が沸いてきたと話す。

そして、今が底の底で、イチからやり直せばいいと、一緒にがんばろうと桜子を元気づけた。

病院

マロニエ荘に連れ帰った子供を連れて、看病に当たっていた有森杏子(井川遥)のもとへ桜子がやってきた。

笛子が家族で話がしたいからちょっと時間を作って欲しいとお願いしにきたのだ。

そのことを了承するが、杏子もまた、元気がない様子に気づき、桜子を案じる。

すると、桜子が、杏子には仕事、笛子には家族があるけど、自分には何もないと話す。

自分のこれまでの人生やこれからの人生を考えると、さびしい気持ちになると吐露する。

そんな桜子に杏子もまた、まだまだこれからだと励ました。

家族会議

大空襲があって一週間ほどたったある日。

杉笛子(寺島しのぶ)は、家族をマロニエ荘に呼び、ある決断を伝える。

それは、家族みんなで岡崎に帰ろうという提案だった。

岡崎なら家もあるし、子供たちも食べさせていけると話す。

その提案に、有森桜子(宮﨑あおい)と磯も帰ろうと同調するが、杏子だけは仕事があり、考えてみると答えた。

病院

病院に戻った有森杏子(井川遥)は、気分転換に浩樹を外へ連れ出し、話をする。

浩樹は杏子に出会えた偶然に感謝し、両親が現れなければ、あの子供を引き取って、イチからやり直そうと思っていることを話す。

あの子を見ていると娘のことと思い出すという。

あの子の身を案じていた杏子はほっとして、岡崎にもどるかもしれないと話す。

杏子が申し訳なさそうに話をすると、浩樹は家族が一番大事だからと気遣った。

旅立つ日

笛子たちが旅立つ日。

杏子はマロニエ荘を訪れた。

そして、皆に岡崎には戻らないで東京に残ることを伝える。

笛子がどうしてと聞くと、自分を必要としてる人たちがいると言う。

空襲があった日。

家族の安否も確かめないで、怪我人の手当てをし続けたことを引き合いに、あの時自分は家族を捨てたんだと話す。

そして、これは自分の天命だと言う。

その言葉に、笛子は許さないと訴えたが、杉冬吾(西島秀俊)と桜子は理解を示した。

自分の母親

話も終わり、とうとう岡崎に行く時間がやってきた。

すると、マロニエ荘に和之がやってきて、有森磯(室井滋)に東京に残って欲しいと言い出した。

実は、あれから和之は家に戻り、父・周助から本当のことを聞きだしたのだ。

そして、事情は全部聞いたから、もうウソはつかないで欲しいと訴える。

母親

有森磯(室井滋)が本当の母親だと知った和之は、この秋に徴兵されるから、それまで一緒に暮らしてほしいと訴える。

和之は、自分の気持ちを父親と育ての母親にも伝え、分かってくれたと話す。

すると、磯は自分のことを「母さん」と呼んでくれたことに感謝し、日本で一番幸せな女だと涙を流す。

しかし、磯は、本当の両親を大事にしてほしいといい、一緒に暮らすことはできないと伝えた。

有森家

岡崎に戻ってきた笛子たち。

沖田徳治郎(八名信夫)が出迎え、無事だったことにほっとする。

ひと段落つくと、有森桜子(宮﨑あおい)は、冬吾に思う存分絵を描いてくださいと話す。

これからどうするのかと聞かれた桜子は、何か仕事をするなら音楽に携わりたいと答えた。

それを聞いた杉冬吾(西島秀俊)は、子供達に音楽を教えたらどうかとアドバイスした。

夕食

その日の夕食時、笛子は隣人の紹介で郵便配達をやることになり、桜子はかつての恩師・西野先生にお願いして代用教員になりたいと伝えた。

そして、杉笛子(寺島しのぶ)が冬吾は足を怪我したことで、徴兵免除となり、これからは集中して絵が描けると話す。

しかし、冬吾は、空襲にあって以来、一枚も絵を描けないでいたのだ。

西野先生

後日、有森家にやってきた西野。

西野に教員の紹介をお願いすると覚悟を聞きたいと話す。

教育現場は、笛子が辞めてからも変わっておらず、音楽以外のことで国の方針通りの教育をしなければいけなかったのだ。

そんな中でも、桜子は、戦争に喜んでいけと子供たちに勧めることはできないが、どんなことがあっても希望を持って生きなさいと言える気がすると答えた。

その覚悟に、西野も心当たりを当たってみると答えた。

トラウマ

一人真っ白なキャンパスに向き合っている杉冬吾(西島秀俊)

有森桜子(宮﨑あおい)が声をかけると、俺はもう絵が描けないといい、東京での出来事を話始める。

空襲を受けた風景を絵に残そうと街にでていた冬吾は、娘と同じぐらいの子供が建物の下敷きになっているのを発見する。

しかし、建物が崩れて、その子を助けることができなかった。

その時、絵筆もスケッチブックも何の役にも立たなかったことを思い知らされ、そのことがトラウマとなって絵が描けなくなっていたのだ。

事務員

数日後、代用教員のツテを当たってもらっていた西野が有森家を訪れる。

色々と当たってみたが、代用教員をすぐにというところは無かったと謝罪した。

ただし、事務員としてなら一校だけ採用してもいいという話があったと話す。

桜子は、その話を受けることに決め、後日、その学校で事務員として働き始めた。

モデル

隣に座り、冬吾が描いた亨の絵には、命が感じられるから大好きだと話す。

空襲で多くの人が亡くなったが、家族は皆生きている。

だから、生きている自分や子供たちを見て欲しいと訴えた。

すると、冬吾は桜子にモデルになってほしいとお願いした。

もしかしたら、桜子の絵なら今の自分なら描けるかもしれないと話す。

彼への思い

桜子をモデルにキャンパスに向き合う冬吾。

そこへ、ちょうど笛子が帰ってきて、就職祝いで桜子に洋服をプレゼントした。

杉笛子(寺島しのぶ)が、これまでのことは全部忘れて、生まれ変わったつもりでがんばれと励ます。

すると、桜子は涙を流して、その場を立ち去ってしまった。

その後をおっかけた冬吾は、悩んでいることを打ち明けてみろと話す。

しかし、桜子は、私に近づかないでと、その場を離れた。

冬吾だからこそ言えない思いがあると、桜子の心は揺れ動いていた。

ここまでが、8月21日~8月26日に放送された朝ドラ「純情きらり」第21週のあらすじのネタバレです。

純情きらり第22週のあらすじを知りたい方は、第22週『さよならを越えて』へ読み進めてください。

朝ドラ「純情きらり」第21週の感想まとめ


こちらは、朝ドラ「純情きらり」第21週の感想まとめです。

ドラマを観た私の個人的な感想かつ独り言ですので、スルーしていただいても結構ですw

また、感想の中にはまだ放送されていない次週のネタバレも含まれている場合もありますので、ご注意ください。

私のために生きて

倒壊寸前の建物の下敷きになり、「俺はもう助からない」と諦める冬吾。

大切な人を立て続けに亡くした桜子は、冬吾に生きる気力を取り戻させようと、言葉をかけます。

「私のために生きて・・・」

もうこれって、愛する人に言う言葉でしょう、、、

しかも宮崎あおいさんの演技による言い回しが、いかにも恋人に語りかけるような感じで、上手すぎて怖いくらい、、、

なぜか背筋がゾッとしたのは、相手が姉ちゃんのだんな様であり、好きになってはいけない人だからか。。。

もう絶対に桜子は冬吾に恋愛感情がありますよね、、、

これは、ある意味フラグなのかもしれません。

この先三角関係なんてことになったら、とんでもない修羅場となりますが、ただ見てみたいという気持ちがものすごくある自分がいるw

好きになってはいけない相手

桜子によってなんとか助けだされ、救護所に運ばれた冬吾。

笛子が子供たちと駆けつけます。

桜子に感謝し、これから先は私に任せてといわんばかりの笛子。

妻だから当然ですよね。。。

しかし、そう言われた桜子は、心に痛みを感じながらその場を後にします、、、

はい!もう決定ですね、、、

桜子は冬吾に思いを寄せています!

でも冬吾は姉の夫であり、妻として傍にずっといられるし、子供たちもいる。

自分は入り込めないわけです。

さて、この桜子の思いはどうなるのか、、、どきどきします。

鈴村裕樹さん、再登場

杏子のいる救護所に、かつて杏子が恋心を抱いた鈴村浩樹が運び込まれます。

思わぬ再会ですね、、、

しかし、裕樹さんも妻子がいて、杏子は恋を諦めるしかなかったのですが、、、

なんと、裕樹さんの家族は空襲で犠牲になってしまっていました。

悲しい展開に、杏ちゃんよかったねとはとてもいえないのですが、家族を失った悲しみが、杏子によって癒されればと思います。

和之ぼっちゃん

磯おばさんの愛する息子、和之さん。

無事でなによりでしたね、、、

磯さんが必死で焼け野原を探し回り、男女の区別もつかないほど酷い惨状だと泣き崩れたシーンは、胸が痛みました。

そして、さすが坊ちゃん!食料をたくさん抱えてマロニエ荘にやってきてくれました。

戦争が激化するなか、食料が不足してる時代に、大量の芋などを持ってきます。

あるところにはあるんですね、、、

患者は冬吾だけじゃない

冬吾の意識がなかなか戻らず、杏子に看てくれとせがむ桜子。

とうとう杏姉ちゃんも妹にキレました、、、

「患者は冬吾さんだけじゃないし、やるだけのことはやったんだから大人しく待っとかんかい!」

と、心境はこうでしょうが、上品な杏子さんなので、諭すように言います。

身内の情に流されず、患者はあくまで平等である!というスタンスで仕事に取り組む杏子。かっこいい!

自分も重症をおいながらも、倒れそうになった杏子を休ませてやってと頼む裕樹。

優しいですね、、、

これはついに結ばれる日も近いのかも!?

この前は、奥さんがやってきて失恋したような感じになりましたが、今回は奥さんも子供も亡くなっています。

かわいそうではありますが、前向きに生きていかないといけないときに、二人は急接近する可能性はかなり大きいですよね。

杏子だけは、河原のことがあったので、ぜひとも幸せになってほしいところです。

話はそれましたが、桜子に姉を気遣う気持ちはないのか!と思ったシーンでしたねw

笛子の勘違い

目の覚めない冬吾を前に、笛子と桜子が、父・源一郎の最期を思い出します。

「そっか、冬吾はあんたにとってお父さんもみたいな存在なんだね、、、」

いやいや、違いますよ笛子さん!トンでもない勘違いですよ!

桜子も内心どきどきしたでしょうね、、、

笛子さんも本当にすごいボケをかましたものです。

赤ふんダビデ像

磯さんが、和之の繕い物をしているシーン。

二人の背後には、あの「ダビデ像」が見えました!

たしか、以前は赤ふんどししてましたが、、、

まさか隣組から、戦時にけしからん!と注意を受けてはずしたんですかね、、、

そういえば、以前は芸術家の集まるサロンとして、奇妙ではあったけど華やかな部屋だったはず。

調度品も減ったみたいだし、本当にさびしい部屋になってしまったんですね。

斉藤先生のときも

死の淵をさまよう冬吾は、桜子の弾くピアノに導かれ、この世に引き戻されたのこと。

冬吾さんまでそんなこと言って、もう運命の二人って感じじゃないですか、、、

姉妹で同じ人に思いを抱くって、、、

そういえば、斉藤先生のときもそうだった!

斉藤先生、懐かしい、、、

斉藤先生のときは桜子に軍配が上がりましたが、この結末はいかなるものか?

和之くんはロック

自分が母と血がつながっていないことを知り、ますます磯が自分の本当の母親ではないかと思い始める和之くん。

あんなに特別扱いで可愛がられたら、そんな気になりますよね、、、

秋には入営し、のちに戦場へ行かされるという和之くんが、本当のことを知りたいという気持ち、切実に伝わる演技でしたね、、、

本当のお母さんだと知ったときは、どんな反応をするのかも楽しみです!

それと、和之を演じる荒川 優さんは、ロックバンドのボーカル兼ギタリストでもあります。

丸刈りの素朴な青年姿から、想像できないくらい、和之がはまってますね!

笛子の勘違い

病院で意識を取り戻して回復した冬吾がマロニエ荘に戻ってきました。

喜びもつかの間、笛子と冬吾の仲むつまじい夫婦の姿をみて落ち込む桜子。

一緒に生活するかぎり、避けられない光景で、冬吾に好意を抱いている桜子にとってはかなり地獄ですよね、、、

妹が旦那に好意を寄せているとは知らずに、元気がないのは達彦やかねを亡くしたから無理もないと言う笛ねえちゃん。

いやいや、違いますよ、あなたの旦那様に思いを寄せているからですよ!とテレビの前でみな思ったはずです、、、

女性は切り替えが早いですから、達彦はもう過去の男なのです、、、

もしも、冬吾と桜子が許されない恋に走ってしまったらどうしようとハラハラしちゃいますが、そこへ達彦が生きて帰った日には心臓バクバクですw

演技が上手な子役さん

桜子に呼び出されている間、杏子にくっ付いていた女の子の世話を引き受けてくれた浩樹さん。

自分も娘がいたせいか、子供のお世話が上手なようで、折り紙を折って楽しませていましたね。

家族と離れ離れになり、心の傷が癒えていないけど、羽が動く折り鶴をみて、ほんの少し気持ちが動く女の子。

その辺の微妙な演技をこなしていた子役の子がすごいですね。。。

杏子が、浩樹と微笑んで、女の子を見ながら口パクで「ぱたぱたぱた・・・」と鶴の羽ばたきを表現していたのが可愛かったです。

戦争の悲惨さ

空襲で燃え盛る風景をスケッチすると意気込んで出て行った冬吾。

しかし、目にしたものは想像を超える悲惨さだったわけですね、、、

「水が欲しい・・・」と言って死んでいった子供の声がこびりつき、震えていました。

子を持つ親である冬吾にとって、この光景は耐えられないと思います。

同時に、自分は戦争を何もわかっていなかったと感じ、自分の考えの浅はかさに、後悔や恥ずかしさもあったのではないでしょうか。

八州治さんは役に立つ!

東京は危ないと判断した笛子は、有森家一家に相談して、ついに岡崎に帰ることになりましたね!

そこで八州治さんが一緒に連れて行ってほしいといいました。

「何でもするし、食って寝るだけの居候にはならない!」

八州治さんは、絶対に役に立つ人材だと思いますよ!

いい意味でも悪知恵が働くし、どんなことしても生き延びられるタイプでしょ。。。

子守も上手そうだし、絵を描くだけで、体力もない冬吾より絶対に役に立ちますよね!

あと、下心として杏子と一緒に一つ屋根の下で生活すれば、恋が芽生えると思っているのかもしれませんね。

なんせ、八州治さんは、杏子にほの字ですから、グイグイいっちゃって、あっという間に結婚ということも!!!!!

って、あるわけないですよねw

本人が知らないところで愛が育まれようとしているのを見ると、ちょっと切ない、、、

もどかしい!

杏子から、もしかしたら岡崎に帰ってしまうかもしれないと聞いた浩樹さん。

ショックそうでしたね、、、

でも、家族と一緒にいるのが一番だからと理解を示しすところが紳士ですね、、、

お互い惹かれあっているのに、いい年したオトナだから本音を言えずに相手を気遣う感じがもどかしい!

でも、きっとこの二人は結ばれそうな気がします。

なんせ、一度は奥さん登場で失恋してしまったのに、幸せになれないなんて酷すぎる!

河原との件もあるのに、いい加減彼女を幸せにしてあげてください!

杏子さん、帰らないと決意

杏子さん、結局、岡崎には帰らないと決意しましたね、、、

空襲の時、家族を省みず仕事を全うしたことを理由に、自分はあの時家族を捨てたのだという杏子さん。

なんだかんだいってるけど、浩樹さんのそばを離れたくないだけでしょ。。。

と思ってしまったのは私だけでしょうか・・・。

でも、お母さん!っと言ってしがみついてきた幸ちゃんを放って岡崎に帰れないという気持ちはあったでしょうね。

八州治ショック!

なかなか手に入らない汽車の切符を手に入れてきた八州治さん。

さすがです、、、すでに役立っている!

愛しの杏子さんと一緒に岡崎で平和に暮らせると思うと、るんるん気分な八州治さん。

残念ながら、杏子さんは東京に残ることになったわけで、ショックだったでしょうね、、、

和之くんの提案

磯さんが実の母だと知った和之くんが、自分が出征するまでの間だけでも一緒に暮らし、親孝行がしたいと言いましたね。

自宅の離れに磯おばさんが住むことを本妻さんも了承済みとはいえ、本妻と愛人が同じ家で顔を合わせるのは・・・。

和之パパも承諾したけど、内心「まじか・・・」って思ってるはず。

いやいや、案外仲良くなるのかもしれません。

今同時期に再放送されている朝ドラ「澪つくし」では、本妻の千代が理解のある人で、妾のるいと仲良かったですが、あそこまで行かずとも、一緒に暮らすのを許してくれた母親ならきっと理解はあるんじゃないかなと思います。

浩樹の表情

家族と別れ、東京に残ることにしたと、出迎えた幸ちゃんに報告します。

ずっと暗い表情だった幸ちゃん、やっと笑顔になりましたね!

もうどこにも行かないと幸ちゃんを抱きしめる杏子さんを見つめる浩樹さん。

自分と幸のために家族と別れることになったのではという複雑な思いと、東京に残ってくれた喜びが絡まって、複雑な表情なのでしょうか、、、

でも、二回目に映った浩樹さんの表情では、「これから自分が二人を守っていこう」というような決意の顔にもみえました。

三人で肩を寄せ合って、幸せになってほしいです。

無神経な笛姉ちゃん

笛姉ちゃんは、昔から色恋には少し鈍感で、今回もやらかしましたね、、、

達彦を忘れなれないのかと訊かれ、達彦のことは忘れちゃいけないのだという桜子ですが、、、

冬吾に思いを寄せ始めた自分に言い聞かせるように言ってますよね、、、

そこに笛子さんの無神経は発言が!

「忘れていいんじゃない、これから先、好きな人ができるかもしれないし、結婚したいと思うかもしれない・・・」

もう!これっていちばん言われたくない人から言われましたね、、、

笛子に相当の罪悪感も抱えているだろうし、相当辛い思いを抱えている桜子ちゃん。

見ててハラハラします、、、

八州治さんも画家ですが

足の怪我を理由に、徴用免除になった冬吾は、これから思う存分絵が描くことができるからと、子守を八州治に押しつける笛子。

いやいや、八州治さんも画家なんですけど、絵は描かせてあげないの?

と突っ込んだ私ですが、当の八州治さんは子守を快諾。

岡崎に着いたときもたくさん荷物持たされてたし、八州治さんて本当に気のいい人ですね、、、

絵でしか立ち直れない

空襲以来、絵が描けなくなってしまった冬吾さん。

目の前で瓦礫の下敷きになった子供を助けられなかったことを悔やみ、絵筆では命を前にして何も力になれなかったと言います。

おそらく初めて経験した挫折というか、抗えない壁にぶつかったというか・・・

絵を描くことで無敵を誇っていたのに、無力な自分を突きつけられたショックは相当大きかったんですね、、、

でもきっと、絵を描くことでしか今の苦しみも乗り越えられないのだと思います。

そのきっかけが、桜子になりそうな気がしてなりません。

そして、桜子が冬吾に秘めている思いをどうするのかが気になるところです。

ガラス飛散防止

戦時中、空爆での窓ガラス飛散防止のため、窓に×や米を描いてテープみたいなものを張っていました。

戦争のシーンでよく見かけますよね。

今回、その窓ガラスがすごくズームアップされた映像が出て、あの×、テープではなかった!

新聞紙を帯状に切ったものを張っていました、、、

今も大型の台風が来るとガラス飛散防止で、養生テープや紙テープを張りますが、新聞紙だったとは!

心を見透かされそう

絵が描けなくなった自分を励ます桜子ちゃんに、モデルになってくれと頼む冬吾。

向かい合って、描き始めようとする冬吾の目に桜ちゃんが動揺します。

好きな人から見つめられるだけでもドキドキするのに、心の奥底まで見透かそうとする冬吾の瞳。

画家は絵で感情までも表現するので、その眼光は鋭く、心を抉られるような気分になります。

桜子は自分の気持ちがバレちゃうかも!と動揺したのではないでしょうか。

誰も気づかんの?

生まれ変わったつもりでがんばれと励まされ、いたたまれなくなった桜子が部屋を飛び出します。

それを追いかける冬吾が、笛子同様の鈍感発言。

「俺になら言えるでしょ?」

って、あんただから言えんのじゃ!

皆が達彦のことで落ち込んでると思ってるけど、桜ちゃんの心は冬吾でいっぱいなのです、、、。

いい加減、だれかわかってあげて!

いよいよ、気持ちを爆発させるときは近いのかもしれない。

そうなると三角関係。

修羅場を見たい気持ちもあるけど、そうならないでほしいという気持ちもある。

あーー早くこの問題を誰か解決してあげてくださいw

以上が、朝ドラ「純情きらり」第21週目のあらすじのネタバレと感想まとめでした。

朝ドラファンの皆さんのコメント!