こちらでは、朝ドラ「純情きらり」第11週(51話~55話)のあらすじのネタバレと感想をまとめています。
純情きらりの第10週「夏の日の別れ」では、達彦が岡崎に戻るも拓司は亡くなってしまい、音楽学校を退学して山長を継ぐことに。達彦は桜子との結婚をほのめかすも、どうしても音楽への思いが断ち切れない桜子は答えを出せないでいた。そして、二人は次第に遠ざかっていくストーリーでした。
純情きらりの第11週「キューピッド志願」では、冬吾と笛子の仲が深まることを期待する桜子は、あるウソを書いた手紙を笛子に送る。それをみて怒った笛子は上京してきて、桜子の頬を平手で打った。ちゅうどそこへ冬吾を探していたしま子がやってきて、みんなで話をするストーリーです。
2006年6月12日(月)~6月17日(金)放送
第11週サブタイトル『キューピッド志願』
朝ドラ『純情きらり』第11週のネタバレあらすじ
こちらでは、朝ドラ『純情きらり』第11週の放送されたストーリーから、ネタバレあらすじをまとめています。
第11週の各話ごとの詳細ネタバレあらすじを知りたい方は、こちらからご確認ください。
放送回 | 放送日 |
---|---|
第61話「冬吾の過去」 | 6月12日(月) |
第62話「笛子東京に乗り込む」 | 6月13日(火) |
第63話「しま子の気持ち」 | 6月14日(水) |
第64話「突然のお産」 | 6月15日(木) |
第65話「笛子結婚する!?」 | 6月16日(金) |
第66話「二つのお守り」 | 6月17日(土) |
杏子からの手紙
松井達彦(福士誠治)への気持ちを断ち切れないまま、東京へともどってきた有森桜子(宮﨑あおい)。
達彦と過ごした日々を思い出し寂しさを隠せずにいたが、マロニエ荘の仲間に励まされ日常を取り戻していく。
11月のある日、有森杏子(井川遥)から手紙が届く。
手紙には、笛子たちがいい雰囲気であり、有森磯(室井滋)がまたも二人を結びつけようとしていることや、杏子もいい人だと感じていることなどが書かれていた。
しかし、ある日突然、御崎しま子という女性が訪ねてきて、冬吾は逃げるように有森家を出て行ってしまったという。
しかもその女性は、彼の許嫁らしく、有森笛子(寺島しのぶ)はそれ以来不機嫌なのだという内容だった。
手紙の内容をマロニエ荘の仲間にも伝え、冬吾の行き先にこころあたりが無いか訊くが、詳しく知る人はいなかった。
そこで、一緒に聞いていた小野寺ハツ美(たくませいこ)の発案で、出版社に勤める薫子に彼のことを調べてもらうことにした。
二人の過去
マロニエ荘のサロンで仲間と夕食を囲んでいると、高野薫子(松本まりか)がやってきた。
冬吾のことを調べ、過去のことがわかったという。
岡崎の実家に訪れた御崎しま子(光浦靖子)という女性は、ただの許嫁ではないと深刻そうな顔をする薫子。
なんと、冬吾としま子が過去に心中未遂事件を起こしていたというのだ。
驚く桜子たちの前に、ひょっこり冬吾が現れる。
真偽を問いただす桜子に、「お前たちが調べたとおりだ」と認めた。
心中したが生き残り、相手を捨てて東京へ逃げてきたのだという。
いままで謎に包まれていた冬吾の過去が明らかになろうとしていた。
心中未遂の真実
事情を話したがらない冬吾に、笛子のことを大切に思うのならきちんと説明してほしいと訴える有森桜子(宮﨑あおい)。
目の前のご飯を勢いよくかきこむと、決心したかのように語り始めた。
杉冬吾(西島秀俊)は厳格な津軽の実家に嫌気がさし、東京に出たがっていた。
東京行きを反対する両親が強引に見合いをさせ、その相手が御崎しま子(光浦靖子)だったのだ。
ある雪の夜に、東京に逃げようとすると、しま子が待ち伏せていた。
お見合いで一度会っただけの彼を運命の人だと思い込み、結婚を迫るしま子。
一緒になれないなら死ぬと言うしま子と共に、川へ落ちてしまい、心中未遂と思われ、事件になってしまったのだという。
あの女と会うと死のうとするから会わないほうがいいんだと訴える。
どうしようもなく悲しい過去に、桜子は何も言えなかった。
手紙
冬吾に必ずしも非があるわけではなく、東京へ来て話を聞いてほしいと、笛子に手紙を出す桜子。
しかし、姉からの便りはなく、岡崎に帰って話をしたほうがいいと冬吾に勧めるが、笛子に自分はふさわしくないと言う。
何とかして姉に東京へ来てもらいたい桜子だったが、野上八重(原千晶)が何やら良い方法を思いつく。
八重の作戦
岡崎では、桜子からの手紙を有森笛子(寺島しのぶ)が読んでいた。
見る見る顔色が変わり、怒りに震えだすと、東京へと向かった。
怒鳴り声と共にマロニエ荘の玄関に現れた笛子は、出迎えた桜子の頬を平手打ちする。
手紙には、桜子が東京で不安な生活を送るか、相談相手であった冬吾を好きになってしまい、結婚前提に交際していると書かれていたのだ。
笛子の怒りはそんな彼にもも向けられ、大騒ぎに。
手紙の内容は、東京に呼び寄せるための嘘だと明かしたが、怒りの治まらない笛子。
とにかく、八重の作戦は成功したのだった。
素直な気持ち
桜子の嘘の手紙で東京に飛んで来た有森笛子(寺島しのぶ)。
冬吾に以前から思いを寄せる橘マリ(椋木美羽)が、彼が好きだから来たんでしょうと挑発する。
笛子は、彼のことは何とも思ってなくて、桜子が心配だから来たのだと強がってみせるが、皆お見通しだった。
そんな笛子自身も自分の素直な気持ちを認め始める。
冬吾と二人きりになり、突然居なくなってからずっと怒っていたのだと、気持ちをぶつける。
そんな彼女の顔を愛おしそうになでる冬吾の手を、笛子は握り締めた。
気持ち
御崎しま子(光浦靖子)がマロニエ荘を訪ねて来た。
有森桜子(宮﨑あおい)が、彼は引っ越してここにはいないとウソをつき、追い帰そうとするが、笛子が引き止めた。
二人を会わせると、しま子は一緒になってほしいと話す。
すると、何も言えず黙ったままの彼を見て、絵の具の油を飲んで死ぬといい始めた。
笛子は、彼に責任があり、しま子と一緒なるべきだと言う。
それを訊いた杉冬吾(西島秀俊)は、絵の具の油を奪いとり一気に飲み干して、「これで許してくれ」と言った。
そして、今は好きな女性がいるから一緒になれないとはっきり伝える。
怖かった
しま子は、あの心中事件の夜、彼の気持ちを聞きだそうとしつこく迫った。
自分と一緒になる気はないとわかっていたが、彼の口から「嫌いだ」と言われるのが怖くなり、答えを聞く前に川に引きずり込んだのだと。
しかし、冬吾は、あのとき好きだと言おうとしたと話す。
思いがけない言葉に、しま子は泣き崩れた。
新たな人生へ
彼との別れを決意したしま子を元気付けようと、化粧をするマロニエ荘の女性たち。
綺麗になった自分の姿を見て、皆の優しさに対するうれしさだと泣いた。
「お前が好きだ」と言おうと思った話は、嘘だとわかっているが、嬉しかったと話す。
しま子が青森へ帰郷し、騒動が落ち着いた夜、笛子と冬吾は静かに晩酌していた。
何も語らないが、和やかな雰囲気の二人を暖かく見守る桜子だった。
こうして、二人は一緒に岡崎へ帰って行った。
開業反対!
昭和13年の暮れ、有森桜子(宮﨑あおい)は受験前最後の里帰りで岡崎に帰ってきた。
有森家では、杉冬吾(西島秀俊)が産院を家で開業する杏子のために、看板を描いている。
しかし、笛子は受験を控える勇太郎が落ち着いて勉強できないと、杏子の開業に反対していた。
しかも、人がいい妹に開業は無理で、誰かの助手かよその産院に勤めたほうがいいと言う。
杏子の開業を応援する桜子と冬吾に腹を立て、家を守る自分の身にもなって欲しいと訴える有森笛子(寺島しのぶ)だった。
突然のお産
ある日、桜子は道端で産気づいて座り込んでいる妊婦の子鈴に遭遇し、家に連れ帰る。
有森杏子(井川遥)は急いでお産の準備をし、有森家で赤ちゃんを取り上げることに。
お産は夜通し続き、明け方に無事生まれた。
産婆として懸命に妊婦と向き合う姉を桜子は尊敬し、素敵だと思った。
杏子は産婆という仕事で自分の居場所を見つけ、今は充実していると目を輝かせた。
小鈴を連れて逃げる
ところが、ある夜、皆が寝静まった頃に戸を叩く音がし玄関に行くと、赤ちゃんを抱いた小鈴が立っていた。
暴力を振るう亭主からかくまって欲しいという。
しかし、小鈴が以前芸者だったと知った笛子は、下賎な人間を家に入れるなと言わんばかりに、追い返そうとする。
小鈴を助けることも、産院を開くことも反対するのは、自分が家族を守るためだと言い張る笛子。
冬吾は、二人とももう大人であり、だれも笛子の助けなど必要としていないと、厳しい言葉をぶつける。
その時、小鈴の亭主がやってきて、小鈴を出せと騒ぎ始めた。
危険を感じた冬吾は、小鈴を連れて有森家から逃げていく。
桜子と杏子は、暴れる小鈴の亭主と玄関先でもみ合いになっていたが、有森勇太郎(松澤傑)が警察を連れてきたフリをし、追い払うことができた。
安堵し家に入ろうすると、笛子が呆然として立っている。
小鈴を連れ逃げた冬吾は、その晩、とうとう帰ってこなかった。
機嫌が悪い
小鈴を連れ、有森家から出て行った杉冬吾(西島秀俊)は、朝になっても帰ってこない。
機嫌の悪い笛子は、冬吾に差し入れをもってきた磯にまで当り散らすほど苛立っていた。
見かねた有森桜子(宮﨑あおい)が探しに行くと、彼はマルセイユで小鈴をモデルに絵を描いていた。
そこへ小鈴の着替えを持ってきた芸者たちが、自分も絵を描いて欲しいと言い出し、華やいだ雰囲気になっていた。
ずっと一緒にいてやるから
家に居ても落ち着かず、買い物を理由に冬吾を探しに出てきた有森笛子(寺島しのぶ)。
マルセイユからにぎやかな声が聞こえ、窓から覗くと、綺麗どころに囲まれた冬吾がいた。
桜子は、怒って帰ろうとする笛子に気づき引き止める。
店から出てきた冬吾は、何事も無かったかのように、帰ろうと言う。
そんな彼に、一緒に居れば腹が立ち、居なくなれば気になって仕方なく、心配で堪らない、知り合わなければよかったと怒りをぶつける。
それでも冬吾は、知り合ったものは仕方ないと、呑気に答える。
すると笛子は、こんなにつらい思いさせないでと目に涙を浮かべた。
そんな彼女を熱い眼差しで見つめると、突然抱き寄せ、強引に口づけをした。
そして、腕の中で泣きじゃくる笛子に、これから先はずっと一緒にいてやるとプロポーズする。
そんな二人の熱いプロポーズの様子を、桜子はマルセイユの窓から微笑ましく見ていた。
自分の幸せを考えて
その夜、みかんを食べながら話をする三姉妹。
桜子が、冬吾と一緒になることを勧めるが、勇太郎の受験や杏子のことがあって、自分の事どころではないと言う。
有森杏子(井川遥)は、今まで家族を支えてきた笛子に楽になってもらうため、改めて産婆の開業を許して欲しいと頼む。
桜子と杏子は、家族のために頑張ってきた笛子に感謝を伝え、これからは彼と一緒になって幸せになってほしいと言った。
次の日、家の玄関に産婆の看板を取り付けられ、三姉妹はそれぞれの新たな道へのスタートを切った。
昭和14年の正月を向かえ、二人は家族に結婚の報告をするのだった。
合格祈願のお守り
松井達彦(福士誠治)は、母・松井かね(戸田恵子)と二人、亡き父の思い出を語りながら、寂しい正月を迎えていた。
その頃、有森家では、高島キヨシ(井坂俊哉)が桜子に音楽学校の合格祈願のお守りを渡しに訪れていた。
キヨシは未だ桜子との交際を諦めていないと言い、いつまでも待っていると伝え帰って行った。
三ヶ月後に音楽学校の受験を控え、ピアノの練習に励む有森桜子(宮﨑あおい)だったが、達彦との思い出が蘇り、足は自然と思い出の神社へと向かうのだった。
達彦もまた、桜子への想いが断ち切れず、渡せずにいる合格祈願のお守りを見つめていた。
意を決し、有森家に行ったのだが、ピアノの上にすでにお守りがあることに気づく。
キヨシから貰ったと聞き、思わず「キヨシはいいやつだ、あいつとなら文句はない」と言ってしまう。
達彦の言葉にショックを受けた桜子は、声を震わせ、今日は帰ってほしいと訴えた。
黙って想っていればいい
有森家からの帰り、神社に立ち寄ると、初詣から逃げてきた冬吾が祠の前に座っていた。
有森笛子(寺島しのぶ)と結婚することになったと聞かされて、驚く。
桜子のことを今でも好きかと訊かれるが、好きでも一緒になれないからどうしようもないと答えた。
すると杉冬吾(西島秀俊)が「でも、黙って想っていることは出来る。好きなら見返りなんか無くても、ただ想っていればいい」と口にする。
冬吾の言葉にハッとし、袂から渡せずにいたお守りを取り出すと、以前桜子と結び文をした枝を見つめる。
結び文の枝
その頃、桜子は達彦のことが未だに好きで、思い切れていないことを有森杏子(井川遥)に話していた。
別れを選び、進んだ音楽の道が、本当に自分にとって良かったのかどうか、心が揺らいでいたのだ。
そこに冬吾が現れ、神社に落し物をしただろう?と言う。
なんのことか分からず神社に行ってみると、結び文の枝にお守りと手紙があった。
「頑張れ」の力強い文字に、達彦を強く感じ、嬉し涙を浮かべた。
そして不安は消え去り、音楽への新たな決意を抱いた。
純情きらり第12週のあらすじを知りたい方は、第12週『絆が試されるとき』へ読み進めてください。
朝ドラ「純情きらり」第11週の感想まとめ
こちらは、朝ドラ「純情きらり」第11週の感想まとめです。
ドラマを観た私の個人的な感想かつ独り言ですので、スルーしていただいても結構ですw
また、感想の中にはまだ放送されていない次週のネタバレも含まれている場合もありますので、ご注意ください。
ツンデレ杉さん
もはや夫婦のような杉さんと笛子の仲むつまじいやり取りが見られた61話。
やっと笛子にも春がやってきたかと思いきや、またもやどこかにいってしまいました。
「笛子」にマロニエ荘の「マリ」、そして許嫁の「御崎しま子」。
杉さん、モテモテですな!
愛想の無いかと思いきや、優しくなったり、無邪気なところがあったりなのは、まさに「ツンデレ男子」です!
特に、岡崎に来てからの笛子に対する甘えっぷりには参りましたって感じです。
そんな杉さんの衝撃の過去が明かされようとしていますが、何が起きるか目が離せない展開です!
しま子の存在感
どうして有森家の場所が分かった!?
どうしてヤツが住んでいることが分かった!?
そして一番驚いたのは、光浦靖子さんが、なんと杉さんの許嫁だったとは、、、
しかも杉さんと心中した相手とは、、、
いったい二人に何があったんでしょうね。
心中する女性って、勝手なイメージですみませんが「はかなげな美人」を思い浮かべてしまうんですよね。
しかし、この光浦さん演じる「御崎しま子」は、現実にいそうな感じで親近感あります。
昔のモノクロの家族写真とか探したら、ぜったいどこかに「御崎しま子」みたいな顔がありそうですしw
ドラマで画面に登場する時間は今のところ少ないですが、一度見たら忘れなれないキャラクターで、存在感大きいです!
とにかくモテ男・杉さんと何があったのか!気になってしょうがないです、、、
音楽どうした?
今週は笛ねぇと杉さんの話のような雰囲気だけど、音楽の勉強はどうしたの?
相変わらず達彦のことが忘れられない様子だし、恋愛と自分のやりたい事がごっちゃになってて、理解できない部分が多すぎる。
東京戻ったんなら必死こいてピアノ練習して、がんばろうよ!
あっという間に11月で2ヶ月進んで、どれだけ練習したのかが気になってしょうがない。
名探偵薫子!
杉さん情報といえばなんといっても薫子。
どうやってそんな情報調べてきたんだ!
薫子演じているのは松本まりかさん。
今でこそブレイクしてるけど、同時はそこまで人気出なかったのかな?
純情きらりの時点で、人気出なかったのかが不思議。
恐怖のしま子
しま子、正直ちょっと怖かったです、、、
西島さんの台詞にもありましたが、「見合いで会っただけの女がまさか待ち伏せしてるとは・・・」
いや、本当にまさか!ですよね。
これはもうストーカーの域に入ってますから!
でも、西島さんみたいにカッコいい男性なら、一目で気になっちゃうのは頷けますw
さらには一緒になれないなら死んでやる!なんて言われたら、逃げたくなる気持ち、わかりますよね。
完全ストーカーだし。
それと、光浦さん、幸薄そうな雰囲気がよく出ていて素晴らしかったです!
マリの「男ってズルいからどんな女でも嫌われて別れたくないのよね」という言葉に、ドキッとした男性と大きく頷いた女性が多かったのではないでしょうか!
さすが大人なコメントって思いましたよw
八重の作戦がすごい!
八重の作戦にまんまとはめられた寺島さんでしたね!
それにしてもついていい嘘と悪い嘘があるわけで、今回の「桜子と冬吾がつきあってます!」は、洒落にならん!と思ってしまいました、、、
寺島さんが手紙を読んでいる横で、杏子が縁側を拭き掃除でしていましたね。
河原家でさんざんやらされただけに、掃除姿が似合いすぎてます!
怒り心頭の寺島さん、東京で何がおきるのか!楽しみです。
プライベートに突っ込みすぎ
相変わらずの土足でガツガツ入る桜子。
音楽の勉強はどうしたんだ!
人のプライベートの話は確かに面白いものだけれでも、それよりもあなたにはやることあるでしょうに。
何でもでしゃばる性格し、ピアノの練習や食堂のバイトもどうなってるんだ?
ただ朝ドラあるあるで言えば、ヒロインは当事者でもなんでもないのに人の話に首をズカズカと突っ込みたがる性格の持ち主が多いってことだねw
ドキドキ
笛ねえと杉さんのお互いの気持ちが寄り添う今回の63話。
「ずっと怒ってました」と笛ねえがキレた後からのシーンに、ドキドキさせられっぱなしでした!
笛ねえの頬を杉さんが優しく触れるシーンでは、黄色い悲鳴があがったのではないでしょうか?
マリの「冬吾は女性にもてるから女の影が耐えない」という言葉、納得です。
いつも気丈な笛ねえちゃんも「女の顔」になってましたね。
寺島しのぶさんの演技が素晴らしいです。
殺人未遂!?
話を聞いていると無理心中というより殺人未遂?
死にたくて死のうとしたんじゃなくて、答えを聞きたくなくて一緒に川に落としたって犯罪でしょ、、、
犯罪じゃないと100歩譲ったとしてももらい事故!
杉さんも死ぬ気ないのに無理やり川に引っ張られて、とんだ被害者ですねw
こういう人に好かれるのは恐怖だよね、、、
杉さん探査能力も凄すぎてやばかったし!
まぁしいて言えば、6年も追っかけていたど根性だけは認めますけどw
化粧
なぜに化粧!?
確かに女はお化粧一つで変わりますが、化粧して生まれ変わって新しい男見つけろってか?
三浦さんのビフォー&アフターを見せられる視聴者の気持ちを考えてるのか制作サイドもw
SNSじゃ、突っ込まれまくってましたよ!
杉さんでなくても、三浦さんにふさわしい人が、きっとどこかで待ってるから化粧して女磨こうね!って受け取り方でOK?
赤ふんの世界的名作
マロニエ荘のみんなが集まるサロンのシーンで、時々俳優さんの後ろに見え隠れする石膏像。
なんか見たことあるけど、変なもの背負ってて、赤ふんどししてる!
よくよく見たら、ダビデ像じゃなですか!
ミケランジェロの世界的名作に赤ふんどし、、、
美術さんの細かい演出なのか、朝だからの配慮なのか?
これに気づいてしまうと、気になってしょうがないですw
マロニエ荘、ほかにも何か面白いものが発見できそうなので、見つけたら逐一報告します!
看板
杏姉ちゃんが、初めてお産婆さんとしての活躍を見せた64話でした。
しかし、笛姉ちゃんがまたも反対しますね。
今回、笛ねえに対し杉さんが「あんたが思うほど誰もあんたを頼りにしてねえ」と言うセリフ、、、
かなり笛ねえにショックを与えたのではないでしょうか。
自分が誰からも必要とされてないことって、一番辛いですよね、、、
しかも、有森家で開業しようとする杏子のために冬吾が看板を描いていたし、味方はまったくいない!
赤ちゃんのイラストで、思わず、かわいい!ってテレビに叫んでしまいましたよw
つたのつるのような縁取りや全体的に自然カラーで仕上げているところが、アールヌーヴォーっぽい感じでおしゃれですよね。
まさか杉さんがこんなかわいい看板を描くなんて、ちょっと驚きました。
杏姉ちゃんの産院、沢山の妊婦さんが訪れそうです。
都合よく現れる妊婦
朝ドラあるある来た!
看板立てたら都合よく妊婦現れました!
これぞ時短術!
こんなところで都合よく妊婦さんと出会えるなんて、なんて付いてるんだw
でも実は、これが運の尽きってやつなんですよね。
まさか逮捕されるとは、、、
ナイス!勇太郎
小鈴の暴力亭主を機転を利かせて追っ払った有森家の末っ子・勇太郎。
人懐っこい笑顔がかわいいです。
いつも三人の姉さんたちのやらかす騒動に巻き込まれ、地味に活躍してる印象ですよね、、、
受験生だというのに、短期間で斉藤先生に冬吾と見知らぬ男が次々と居候し、それに絡んで姉の恋愛騒動があり、本人にとったら姉どもは何をやってるんだと内心思ってたりしてw
笛ねえも何かと「勇太郎が八高の受験なんだから」と言うものの、笛ねえが色んなことに反対するから騒動も大きくなってる気もしますが、どうでしょう?
有森家、落ち着かない環境で、勇太郎が気の毒になってきます。
そんな姉たちに文句言いつつも、何かと助けてくれる頼りになる弟くんですね!
八高に合格し、大学に進学できるのか!頑張れ勇太郎!
里帰り
なんだかやたらと里帰りが多い気がするけど、そんな暇あるならピアノの練習したらどうだい?
浪人で1年練習に時間を費やしたといってもなんだかんだで足突っ込んで練習しているどころじゃなかったでしょうに。
まず、バイトにいくシーンと西園寺邸で練習するシーンがまったくなかったこと。
隠れて練習してたのかな?
それならいいけど、次受からないと洒落にならんよ、、、
最高のプロポーズ!
笛姉ちゃんと杉さん、とうとう一緒になりました!
自分の嫉妬心に振り回され、恋愛感情もコントロールできないほどほれ込んでいましたが、ついにゴールインです!
この64話、「純情きらり」のなかでもトップ3に入る神回じゃないでしょうか?
まだ先が長いので、一応トップ3としましたが、この先これ以上の素敵なシーンがあるのでしょうか、、、
怒りをぶつける笛ねえに、のらりくらりと交わす杉さん。
突然「へば、覚悟しろ!」からの強引なキスシーンは、全ての女子視聴者から悲鳴が上がったのでは、、、
個人的にはその後の「好きなだけ怒れ、俺のまえで怒れ、これから先はずっと一緒にいてやるから・・・」が、秀逸です。
真面目で勝気で人に甘える事ができない笛ねえには、この言葉は最高のプロポーズだったのではないでしょうか、、、
ただ、杉さんのように誰にでも優しさを見せる男は、この先絶対苦労しそうですよね、、、
笛姉ちゃんの今後が幸せでありますように!(それじゃドラマにならないか、、、)
とんでもない結婚報告
正月の席で、笛ねえと杉さんがついに結婚報告を家族にしましたね!
その時、桜子が杉さんになんか言えといって、発した言葉、最高ですw
「接吻したから、男として責任を取らせていただきます!」って相当な勇気要るよ?
笛ねえも家族への結婚報告にキスを暴露されるとは思ってもいなかったでしょうがw
今の時代でキスなんて当たり前だけど、昭和初期の時代は、キスでも責任取らなきゃいけなかったのかもしれませんね。
とにかく、この馬鹿正直というか、ねらったのかわからない結婚報告も、私的には名シーンのひとつに入れたいと思った65話でした。
芸者仲間
マルセイユに芸者仲間がたくさん集まってきましたが、そんだけ仲間がいたら、その中の誰かに匿ってもらったらよかったんじゃない!?
しかも、姉さん夫に追われてるのにのんきに絵のモデルなんかやってる場合じゃないでしょうに。
さっさと、子供連れて遠い場所に逃げないと!
ダメ男
桜子と坊ちゃん、想いあっているのにどうにもならないもどかしさが悲しい66話でした。
キヨシくん、振られても諦めず、いつまでも待っていると、がんがん桜子にアピールしてましたね、、、
一方の坊ちゃんは、お守り渡すのをキヨシに先に越されただけなのに、「キヨシならいい」なんて、、、
これは、桜子ちゃんにしてみれば、絶対に言って欲しくない言葉ですよね。
桜子ちゃんは、「まだ好きだ」と言っているのに、冬吾に「好きでもどうしようもない」なんて弱音吐いて、、、
ちょっと今回は坊ちゃんのダメ男ぶりが目立って「しっかりしろー」と言いたくなりました。。。
そう言った気持ちの表れか?お正月の晴れ着である着物の色にも注目!
キヨシは意思の強さを表すような濃い色だったのに対し、坊ちゃんの着物はあやふやな気持ちの表れか、ぼやけ色のグレーでした。
これは私の勝手な見方ですが、、、
進む道が分かれても、今でも両思いの二人。これからの二人がどうなるのか!
ますます注目ですね、、、
今日も平常運転
今日も平常運転のキヨシくん。
今の時代なら間違いなくストーカーだぞぉw
グイグイいく姿勢はきらいじゃないけど、いきすぎると引かれるから少しは押すのをやめてみるのも一つの手です!
15秒
達彦がきて15秒で練習終了。
久しぶりに練習している姿みたけど、本当に練習してるのかな?
実家だと自由に練習できないだろうし、帰郷しなくて東京でずっと練習していたほうがいいんじゃないのかな。
あと、定食屋のバイトもどうなった?
さすがにほいほい実家帰れるほど、バイトはやさしくないですよ!
本当に次落ちたら洒落にならんw
場所塞ぎ
坊ちゃんとかねさんが寂しいお正月を二人で迎えていましたが、なんだか父・拓司 さん、とてもひどい言われようでした、、、
「あんな人でも寂しいもんだね」
確かに頼りなかったし、芸者と遊んでたし、”あんな人”呼ばわりされても仕方ないのですかね、、、
「居るときは大きくて、場所塞ぎだぐらいにしか思えんかったけど・・・」
”場所塞ぎって!”すごい言われ様で、面白くて噴出しそうになりました、、、
これって、かね役の戸田さんのアドリブっぽい感じが、、、
こんな面白いこと言ってるのに、坊ちゃんの神妙な表情が!さすが役者さんですね。
以上が、朝ドラ「純情きらり」第11週目のあらすじのネタバレと感想まとめでした。
朝ドラファンの皆さんのコメント!