こちらでは、朝ドラ「純情きらり」第22週(106話~110話)のあらすじのネタバレと感想をまとめています。
純情きらりの第21週「生きる歓(よろこ)び」では、空襲で逃げ遅れた冬吾を助け出し、笛子の懸命な看病によってなんとか意識を取り戻す。そして、笛子たちは岡崎に帰郷することを決意するストーリーでした。
純情きらりの第22週「さよならを越えて」では、岡崎までも空襲の被害に遭い、逃げ遅れた冬吾を必死に探しだした桜子が、ひそかに冬吾を慕うようになった自分の気持ちを抑えようとするストーリーです。
2006年8月28日(月)~9月2日(金)放送
第22週サブタイトル『さよならを越えて』
朝ドラ『純情きらり』第22週のネタバレあらすじ
こちらでは、朝ドラ『純情きらり』第22週の放送されたストーリーから、ネタバレあらすじをまとめています。
第22週の各話ごとの詳細ネタバレあらすじを知りたい方は、こちらからご確認ください。
放送回 | 放送日 |
---|---|
第127話「紙芝居と音楽」 | 8月28日(月) |
第128話「代用教員の誘いを受ける」 | 8月29日(火) |
第129話「杏子の再婚」 | 8月30日(水) |
第130話「八州治の招集令状」 | 8月31日(木) |
第131話「亨の命守ってくれ!」 | 9月1日(金) |
第132話「Tに捧ぐ」 | 9月2日(土) |
弁当泥棒
ある日、勤め先の国民学校で、少年が他の生徒の弁当を盗もうとするところを目撃する。
弁当を盗もうとした少年は、先の大空襲を受け、東京から疎開してきたと言い、同様の少年が数人いた。
そんな少年たちを不憫に思い、自分の弁当を分け与える有森桜子(宮﨑あおい)。
少年たちが空腹を紛らわすのに良い方法はないか考えていると、花岡八州治(相島一之)が紙芝居を提案する。
そこで杉笛子(寺島しのぶ)が、冬吾に絵を描いたらどうかと言うが、 俺は描けないと部屋に引っ込んでしまう。
お父さんの絵で笑わせて
翌日、マルセイユを訪れると、マスターのヒロが閉店の片付けをしていた。
コーヒーが手に入らず、レコードも自由にかけられない今、閉店するしかないという。
有森家では、亨の目がだんだん見えなくなっていることに、杉冬吾(西島秀俊)はひどく落ち込む。
桜子は、亨が自分の描いた絵を見て笑ったと言い、亨の目はまだ見えていると訴える。
そして、父親である冬吾の絵で亨を笑わせてと訴えるのだった。
桜子の言葉に動かされた冬吾は、紙芝居の題材である「北風と太陽」の太陽を紙いっぱいに大きく描いた。
冬吾の描いた太陽に反応を見せる亨をみて、涙ぐむ桜子だった。
月を眺める二人
桜子が音楽を付け、出来上がった「北風と太陽」の紙芝居を有森家で披露する。
疎開してきた少年たちも、加寿子や亨も大喜びし、皆がつかの間の幸せな時間を過ごした。
その夜、桜子は、自分の絵は何の役にも立たないと言っていたが、冬吾の絵は子供たちに元気を与えたと話す。
冬吾は、桜子に何か言いかけたが、言葉を押し殺す。
庭先で、いつまでも月を眺める二人。
冬吾と自分、こうして並んで月を眺める関係が最善なのだと思うのだった。
子供のお願い
紙芝居を見た子供たちからオルガンを弾いてほしいと頼まれた有森桜子(宮﨑あおい)。
学校でオルガンを弾いていると、教頭と校長がやってきて、教頭は何をしているのかとかんかん。
すると、子供たちが自分たちがお願いしたと桜子を庇うと、校長は彼女は子供たちに慕われているようだと話す。
その時、西野先生から桜子が代用教員を探しているということを思い出した校長は、ツテを当たってみましょうと、協力してくれることになった。
絵を守る
家に帰ると杉笛子(寺島しのぶ)が、冬吾が絵を描くキャンパスを手作りしていた。
自分にできることはこれぐらいだといい、絵がまとまったら知り合いの農家に預けに行くつもりだと話した。
市内は空襲がくるかもしれないので、もしものときのために絵を守りたいという。
代用教員
数日後、校長から代用教員の口がひとつ見つかったと報告を受ける。
喜ぶ桜子だったが、その場所が少し遠い学校だった。
桜子は、少し考えさせて欲しいといって、その場での返答は梶取保(野間口徹)留にして家に戻る。
洗濯物をたたんでいると、校長との話を聞いていた生徒が一人やってきて、いかないで欲しいと訴える。
それを聞いていた杉冬吾(西島秀俊)は、そこまで遠いところにいく必要があるのか話す。
桜子は、悪い話じゃないといって、お茶を入れに台所へ向かった。
冬吾にお茶を持っていくと、そこには絵が描かれていた。
それは、桜子がピアノを弾く後姿だった。
空襲
授業をしていると突然警報が鳴り響く。
桜子は、子供たちを校庭に誘導し、安全な場所へ。
それから家に戻ると、皆無事だったが、冬吾が東京でまた空襲があったと話した。
空襲があった場所には、有森磯(室井滋)の息子・和之の実家がある場所も含まれており、磯は、いてもたってもいられずに、東京へ行ってくると出て行った。
電報
翌日、不安の一夜を過ごして、気が沈んでいる中、有森杏子(井川遥)から電報が届く。
電報には、無事であることと、近々岡崎に帰ることが書かれていた。
それを知った桜子たちは、喜び安堵する。
帰郷
電報が届いた1週間後。
杏子が岡崎に帰ってきた。
杏子の話では、和之は無事だったが、母は亡くなり、父・周助は重症をおって、有森磯(室井滋)が看病のために東京に残ったという。
杉笛子(寺島しのぶ)が、ひとまず家に中に入ろうと言うと、今日は話があってきたという杏子。
帰ってきたのは杏子一人ではなく、その後ろには浩樹と孤児の幸も来ていたのだ。
結婚
座敷の通された浩樹は、笛子に、今日は杏子との結婚を許してもらうために来たと話す。
笛子が仕事はどうするのかと聞くと、看護婦はそのまま続けると話し、浩樹も仕事を続けることは賛成だと答えた。
笛子は、東京で別れるときに家族を捨てたと言ったことを口にする。
今度も同じことがあれば、自分が作った家族を捨てられるのかと問うと、二人に死なれたら、他の人を助けたいという気力もきっと無くなるといい、それぐらい二人が大切な存在だと訴えた。
それを聞いていた有森桜子(宮﨑あおい)は、笛子に好きな人と一緒にさせてほしいと話し、二人の結婚を認めるようお願いした。
月
その夜、一人外で月を見ていた桜子のもとに杉冬吾(西島秀俊)がやってきた。
桜子は、代用教員の話を受けることにしたと話す。
冬吾は、桜子のおかげでまた絵が描けるようになったといい、そばにいてほしいと訴える。
しかし、桜子は、自分は冬吾といるのが苦しいと言って、家の中へ入っていった。
そして、父の書斎に向かった桜子は、ピアノの前で、言葉にできない冬吾の思いを楽譜に書き記していった。
二人の結婚
庭で三人仲良く花を見ている有森杏子(井川遥)たち。
それを見ていた杉冬吾(西島秀俊)が、何年も前から一緒に暮らしている家族みたいだなと口にする。
家族という言葉に杉笛子(寺島しのぶ)は、夫そっちのけで患者に尽くす杏子に、男として我慢できるのかと浩樹に聞く。
浩樹は、家庭がおろそかになっても文句を言うつもりはなく、東京でのあの状況を一緒に乗り越えたからこそ、心が深く結びついたと答えた。
その言葉に杏子も、必ず幸せになるから許して欲しいと訴えた。
笛子は諦めたように、決めるのは結局あなただと話し、自分は幸せを祈ってやることしか出来ないと口にする。
こうして、二人の結婚は許されたのだ。
召集令状
その日、二人のささやかな宴が行われた。
しかし、そこへある郵便が届いて、その場が一変する。
それは花岡八州治(相島一之)宛ての召集令状だったのだ。
重い空気の中、八州治は、空元気で周りを盛り上げようとするが、冬吾からしゃべりすぎだと制止させられる。
八州治は、改まって冬吾に生き延びて絵を描いて欲しいと話す。
最初は冬吾の才能に嫉妬していたが、そのうち関心するようになって、しまいには誇りに思うようになった。
赤紙が冬吾じゃなく、自分にきてよかったといい、自分の分まで絵を描いて欲しいと訴えた。
絵を書く
杏子たちと八州治が東京に戻ってから、冬吾は部屋にこもり、絵を描き始めた。
ろくに食事もとらずに書き続けていると、有森桜子(宮﨑あおい)がおにぎりを持ってきた。
すると、冬吾は、死んで絵が描けなくなるのが怖いと口にする。
その言葉に桜子は、自分は冬吾が死ぬのが怖いといい、家族がいるから生きなければいけないと涙を流しながら笑顔で答えた。
冬吾も笑顔で「そうだな」といい、桜子が持ってきたおにぎりを食べ始めた。
Tに捧ぐ
あれから絵を描き続けている杉冬吾(西島秀俊)。
有森桜子(宮﨑あおい)は、そんな彼を静かに見守っていた。
桜子のまた、あの夜から書き始めた曲を完成させるため、曲作りを続けていた。
そこへ笛子がやってきて、没頭する二人は似た同士だと話しかける。
すると、ピアノにかけてあった楽譜に気づき、書かれていた「Tに捧ぐ」を目にする。
それを見た笛子は、Tを松井達彦(福士誠治)のTと考え、彼のことが好きだったんだねと口にした。
代用教員
次の日、校長先生から代用教員の話が正式に決まったことを知らされる。
そのことを笛子に伝えると、なんでそんな遠くにいくのかと聞く。
桜子は、これまでどこか人に甘えてきた自分がいて、一人になりたいと話す。
すると、人に甘えたり頼ったりするのが人間で、自分は冬吾になにかあって、一人になるようなことがったら1日も生きていけないと訴えた。
絵を預けに行く
数日後。
杉笛子(寺島しのぶ)は、冬吾が書いた絵を田舎に預けるため準備をしていた。
自分がいこうかと桜子が心配すると、残った家族の面倒をみるようお願いし、あっちで一泊して帰ると話した。
笛子たちが家を出てから、冬吾は桜子に、桜子が居ての家族だと思っているといい、代用教員の話を考え直して欲しいとお願いする。
しかし、桜子はそのことについて返事はせず、はぐらかした。
警報
その夜、警報が鳴り響き、防空壕へと走る三人。
思うように歩けない冬吾は、亨の命を守ってほしいと先に行かせる。
防空壕について非難するが、なかなか冬吾がやって来ず、心配になって戻ることにした桜子。
町に戻ると、火の手が上がっており、神社で座っている冬吾を見つけた。
そのとき、大きな音がし、とっさに桜子を守るように冬吾が抱きしめる。
空襲
空襲で、とっさに桜子を守るように抱きしめた冬吾。
有森桜子(宮﨑あおい)が落ち着きを取り戻すと、亨のところへ行こうと話す。
空襲は2時間続き、夜遅くに有森家に戻ると、沖田徳治郎(八名信夫)が心配して待っていて、駆け寄ってきた。
ラジオで笛子たちが向かった先に、飛行機は飛んでいないから大丈夫だと励ます。
さよなら
亨を寝かしつけた桜子は、一人ピアノに座っていた。
そこへ杉冬吾(西島秀俊)がやってきて、桜子は、今までいろんな人と別れ、好きなった人が別れていくと口にする。
それでも自分の心の中で皆生きていると話し、作曲した「Tに捧ぐ」をピアノで弾き始めた。
その曲を目にした冬吾は涙を浮かべ、桜子は「さよなら」と告げた。
津軽に戻る
翌朝、杉笛子(寺島しのぶ)が急いで帰ってきて、皆無事だと分かり安堵した。
一息つくと、冬吾が津軽の家に帰ると言い出す。
その理由に、津軽には食べ物もあるし、笛子を楽させてやりたいと話した。
話が終わると、水汲みをしていた桜子に声をかけ、この家にいたほうがいいから代用教員の話は断るよう話した。
そのために津軽に行くのかと聞くと、自分の分が苦しくなったと答えた。
そして、最後に一つだけ絵のモデルをお願いした。
旅立ち
数日後、杉一家は津軽へと旅立った。
電車に乗ると、笛子が故郷と別れるのが切ないと話す。
そんな笛子をひざの上に乗せ、どこまでも一緒だと伝えた。
純情きらり第23週のあらすじを知りたい方は、第23週『思いがけない帰還』へ読み進めてください。
朝ドラ「純情きらり」第22週の感想まとめ
こちらは、朝ドラ「純情きらり」第22週の感想まとめです。
ドラマを観た私の個人的な感想かつ独り言ですので、スルーしていただいても結構ですw
また、感想の中にはまだ放送されていない次週のネタバレも含まれている場合もありますので、ご注意ください。
食糧難だった戦中
戦況が激しくなってきて、ついには子供が人の弁当まで盗むようになってしまいました。
この頃の食糧難は深刻だったみたいですね、、、
学校の教室に、生徒たちの書道の作品が張られていましたが、「食糧増産」の文字が。。。
ただでさえ戦争のせいで満足に食べれず空腹なところに、授業で「食糧増産」なんて書かされるなんて辛い!
桜子が自分のお弁当を子供たち分けてあげますが、開いた弁当は日の丸弁当、、、
「え、これ分けるの?」と思ったけど、実際この当時はこんなのでもあるだけましだったのでしょうね。
梅干の配分に苦労しそう。。。
マスター・ヒロの髪型
久々にマルセイユのマスター・ヒロが登場しました。
コーヒー豆が手に入らず、閉店することになったマルセイユ。
朝ドラ「エール」でも、喫茶「バンブー」の夫婦がコーヒーの代用に「大豆コーヒー」なるものを開発していましたね、、、
店内音楽も統制で好きなものを流せないとマスターが嘆いていましたが、喫茶店で軍歌とか嫌ですよね、、、
音楽よりも、マスターの髪型って、隣組とかに注意されなかったんですかね、、、。
いい意味では「斬新」だけど、この当時なら「ふざけてる」としか思われなかったように思うのですが、、、
あの髪型のせいか、みんな戦前昭和の雰囲気なのに、マスターだけばりばりの平成感が漂っています、、、
八州治さんは描かないの?
空腹を紛らわせるために紙芝居を企画する桜子。
「北風と太陽」は、今でも幼稚園のおゆうぎかいなどでよく演じられる、人気の話ですね。
桜子ちゃん、かなり絵が上手!
そばで八州治さんが、「上手いもんだな~」って、人事みたいにほめていましたが、なんで八州治さんが描かないの?って思っちゃいました。
以前、紙芝居屋さんをやってましたよね、、、
子守や有森家の雑用で忙しいのかな?笛子にこき使われてそうですよね、、、
津軽弁の紙芝居
紙芝居を披露する桜子たち。
八州治さんが旅人役を演じ、冬吾さんが北風と太陽の二役をやってました。
「あっためてやるべ・・・」
って、津軽弁の紙芝居になってる。。。
でも、方言の「北風と太陽」の紙芝居、聞いてみたいですね。
放送終了次第、すぐに感想をまとめますので、しばらくお待ちください!
篠原先生
紙芝居から、すっかり子供たちの人気ものになった桜子さん。
学校のオルガンを弾いて欲しいとせがまれます。
なんでも、篠原先生の弾くオルガンがあまり上手ではないという子供たち。
子供って、本当に正直というかハッキリ言いますね、、、
オルガンの下手な篠原先生って、どんな人?と思っていたら、この128話の終わりの方で出てきました!
丸刈りのひょろっと背の高い先生でしたね、、、
人は見かけで判断してはいけませんが、確かにオルガンを弾くってイメージはないです。。。
セリフもないのにオルガンが上手じゃないというだけでクローズアップされる人はなかなかいませんよw
笛子の手作りキャンバス
冬吾のために油絵用のキャンバスを張る笛子。
木枠に帆布をピンと張り、周囲を留めるのですが、結構難しい作業です。
笛子さん、さすが画家の妻ですね、、、冬吾のためにやってあげていたんですね。
今はすでに張ってある既製のものが売られているようですが、、、
笛子さんは冬吾に絵に集中して欲しいから、こうやって自分が作ってあげているのでしょう。
妻なりのやさしを感じるシーンでした。
でも、「描け~描け~いい絵をどんどん描け~」とプレッシャーをかけられるようで、ちょっと怖いかも、、、
ラクダシャツ!
足を怪我したことで、徴用を免除され、家で絵を描く(笛子に描け!とプレッシャーをかけられている)冬吾さん。
窮屈そうな国民服を脱いだその下は、、、
ラクダシャツを着ているではありませんか!
肌色のような黄土色ような、ヘンリーネックのインナー。。。
昔、じいちゃんが着ていました。懐かしい、、、
最近はこれを着ているおじいちゃんは見かけないですね、、、
個人的にはラクダシャツって、かなりおじさん感があるのですが。
冬吾さん、ラクダシャツ姿でもかっこいい!って思っちゃいました。
愛情?
絵を描く意欲を取り戻しつつある冬吾が、笛子から目に浮かんだものを描いたらいいと言われます。
そうして描いた絵が、、、桜子のピアノを弾く後ろ姿ででしたね。。。
あれ?、これってもしかして冬吾も桜子のこと・・・
冬吾の気持ちは、まだわかりませんが、二人の間には、妻である笛子にも割って入れない何か強い絆を感じます。
それが愛情に変わりつつあるのかどうか、、、目が離せない展開ですね。
やっぱり家族に!
杏子さんが、岡崎に帰ってきましたね、、、
しかも浩樹さんと幸ちゃんも一緒に!
やっぱり、三人で家族になろうって決めたんですね。
最初の旦那さんがひどかったから、今度は素敵な男性とめぐり合ってほしいなぁと思っていたので、個人的にはうれしい展開です。
河原のときは、暴力を振るわれ、家政婦のように働かされ、夫婦という感じじゃなかったですもんね。
それに比べて弘樹さんは、軍人だったのもあって優しくて頼りになりそうな感じだし、、、
幸ちゃんも、本当のご両親に勝るものはないだろうけど、杏子さんや浩樹さんに引き取られたことはよかったのではないでしょうか!
こういった家族も現実にあったのかもしれませんね。
三人ともお互い悲しみを抱えているので、支えあいながら幸せをつかんで欲しいと思いました。
八州治さんの失恋
杏子さんの幸せの裏には、涙を流す男が・・・。
八州治さん、かわいそう、、、。
東京が空襲で怖いからと有森家の家族にくっついてきた八州治さんですが、心の内ではいずれ杏子と一緒になれるかも!
と思っていたに違いないですですよね、、、
しかもその憎き恋敵と一緒に枕並べて寝なくちゃならないなんて、本当に気の毒です。。。
桜子は冬吾にとって?
代用教員の話を受け、実家を離れるという桜子に、そばにいて欲しいという冬吾さん。
ちょっとそれって勝手すぎない?って思ったのですが。。。
冬吾さんは、桜子の自分に対する恋心に気づいているのかいないのか?
桜子から、自分と一緒にいるのが辛い言われ、驚いた顔をする冬吾さんは、意外だったからなのか、とうとう言われたなと思ったからなのか、、、
どちらにしても、冬吾の描いたピアノを奏でる桜子の絵には、冬吾の桜子に対する深い思いがにじみ出ているの感じがするのですが、、、。
それが愛なのか、それ以上に、桜子が冬吾の精神を導く、神のような崇高な存在に近いものなのか?
Tは達彦でもいける!
表に出せない思いを音符で吐き出す桜子。
でも「Tに捧ぐ」って、バレバレじゃないですか。。。
あ、でも達彦さんも「T」だから、問い詰められて、「いやいや、これは愛する亡き婚約者の達彦さんですよ!」って言い逃れはできる、、、。
でも、真っ直ぐな桜ちゃんは、そんな嘘なつけないんだろうなあ。。。
強い絆
杏子と浩樹、幸ちゃんが庭で話している姿を見て、冬吾がつぶやきます。
「何年も前から一緒に暮らしている家族みたいだな・・・」
三人の出会いは、戦争により家族を失い、深い悲しみや苦しみを背負った状態でした。
そんななか、傷を癒すように肩寄せ合って懸命に生きて来たからこそ、結びつきの強さを感じるのだと思います。
もうこの三人を幸せにしてあげてほしい!と強く思ってしまいました。
失恋したのに
杏子と浩樹の結婚が許され、ささやかなお祝いの宴が開かれました!
八州治さん、失恋で苦しいはずなのに、宴会を誰よりも盛り上げている姿が、悲しい・・・。
いい人だなぁ。。。
最初は桜子と達彦を騙し、何かと調子のいいことばかり言ってるだけの軽い男だと思っていましたが、、、
回を追うごとに、八州治さんの魅力がしみじみ感じられてきました!
八州治の失言
失恋で心痛い八州治さんに、追い討ちをかけるように召集令状がきたとの知らせが!
作者はどこまで八州治さんをいじめるのか。。。
と同情していたのもつかの間、、、
「死ぬな!」泣きながら、冬吾が八州治さんを抱き締める感動シーンに、「どうせ抱かれるなら杏子さんがいい・・・」
・・・。八州治、やらかした!
でも、優しい杏子さんは、そんな八州治さんの手を握りしめ、「生きて帰ってきて!」と言ってくれましたね。
よそ者に厳しい徳治郎さんも涙していました。
八州治さん、愛されキャラですね。
桜子と冬吾の決別
東京の空襲で瓦礫の下敷きになった冬吾。
桜子に「生きて!」励まされ助かったわけですが、その時の心境を冬吾が桜子に語りましたね。
「あの時、桜ちゃんと二人、魂だけが浮かんで、どこまでも空を飛んでいく、、、それはそれで悪くはない」そう思ったと。
こんな告白って、、、”愛”を通り越しています・・・
冬吾に溢れ出す気持ちを押さえ切れずに苦しんだ桜子でしたが、予想をはるかに超えた冬吾の言葉に、もうそれだけで十分だと感じたのか・・・
桜子は笑顔で、「笛子や子供らのために生きて」と言います。
「自分のために生きて」という言葉から「家族のために生きて」という辺り、思いがふっ切れたのでしょうか?
今後の展開に目が離せないですね!
「Tに捧ぐ」
「Tに捧ぐ」が笛子さんに見つかってしまいましたね!
ところがどっこい、「T」のことを達彦さんだと思っている笛子さん、、、
都合よく達彦と冬吾のイニシャルが「T」共通しててよかったぁ・・・
なんて、安心してる場合ではありませんよ!
冬吾への気持ちをこそこそ曲にするのは構わないけど、もう少し隠そうよ!
いきなりきたから逆に怪しまれることになっていたかもしれませんが、、、
あ、でもバレるようにもっていくのがドラマなんですよね。。。
これは、完全にフラグなので、将来バレる可能性が大です!
この先がちょっと楽しみになってきましたw
痛感
誰にも頼らず、一人で暮らしてみたいという桜子。
それに対し、笛子さんは夫や子供たちと離れて暮らすなど考えられないと訴えます。
「もしも冬吾に何かおきて、ひとりになったら、一日たりとも生きていけない」
この言葉に、笛姉ちゃんから冬吾さんを奪ってはいけないのだと痛いほど感じたのではないでしょうか。。。
激しい性格の笛子さんなら、本当に死を選びそうだということは、妹である桜子には痛いほどわかっているはず。
桜子の表情がなんとも悲しかったですね、、、
頼りになる妻
冬吾の絵を空襲から守るために、田舎へ持っていくと言う笛子。
「絵を描いている間は夢中だけど、描きあげてしまえば何の興味もなくなってしまう」
だから、絵をきちんと管理するのが自分の仕事だと。
絵を描く以外、ほかのことは頼りない冬吾に対し、本当に頼りになる奥さんですよね、、、
またも生死の狭間で
東京の空襲に続き、またも生命の危機に共に直面する桜子と冬吾。
爆弾が落ちてくる瞬間、とっさに桜子を抱きしめる冬吾の脳裏には何が浮かんでいたのでしょうね。。。
家族のことなのか、それともまた東京の空襲のときのように、桜子と魂が浮かぶ心地よさなのか・・・。
笛子のために冬吾を死なせてはいけないと思いながらも、桜子もこのまま愛する人と飛んでしまいたいという気持ちが、よぎったのではないでしょうか、、、
亨ちゃんの存在
火の粉が舞うなか、抱きしめ合う桜子と冬吾。
我に返り、冬吾の腕の中から離れ、防空壕で待っている亨のもとへ行こうと言う桜子。
もし、亨の存在がなかったら、どうなっていたのでしょう?
あってはならない関係だから、もしもの話は恐ろしくて考えたくないけれど、笛子が田舎に行くのに、子供を二人とも連れて行かず、亨ちゃんを置いていったこと、よかったとしみじみ思ってしまいました。
別れ
ついに、冬吾への気持ちに自ら終止符を打った桜子。
ピアノを弾く桜子の肩に、冬吾の手がのったとき、どきどきしましたね、、、
でも、きちんとお別れを言えました。
とはいえ、この二人の関係、何もなかったとはいえ、精神的な関係が深すぎて、妻側としては相当ショックな事です。
チャラチャラとした浮気のほうがよっぽどマシ。。。
冬吾の桜子への気持ちも、女性としてではなく”桜ちゃんだから”という思いだったのでしょうか・・・
それでも、桜子は違って男としての自分に好意を寄せていると知っての苦悩の涙だったのか、、、
もやもやは残りますね、、、
モデルなんてできない
津軽に行ってしまう前に、桜子に絵のモデルを頼む冬吾。
せっかく決心して決別したのに、あんな情熱的な目で見つめられたら、気持ちが揺らいでしまうし、耐えられない!
人物像って、内面まで描かれてしまうから、出来上がった桜子の絵を見て、笛子はどう思うでしょうか、、、
安堵
津軽へ向かう列車のなか、ふるさとを離れることへの切なさから涙する笛子に、「俺はお前と一緒だ、どこまでもな」と囁く冬吾。
それを聞いて安心した表情を浮かべていましたね。
桜子と冬吾のことを疑っていたわけではないのかも知れないけど、あの二人の精神的な結びつきの強さを感じ取り、なんとなくずっと不安な気持ちだったのではないでしょうか。
ひざに乗せられたことで、やっと夫が自分のもとに戻ってきたのだと安堵したと思うのは考えすぎでしょうか、、、
仲むつまじい両親を見てうれしそうなかずちゃんの笑顔が可愛かったですね。
以上が、朝ドラ「純情きらり」第22週目のあらすじのネタバレと感想まとめでした。
朝ドラファンの皆さんのコメント!