朝ドラ「純情きらり」の原作との違いは?徹底比較まとめ

朝ドラ『純情きらり』の原作との違いを徹底比較しています。

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朝ドラ『純情きらり』の原作は?

朝ドラ『純情きらり』の原作は、津島佑子氏の「火の山―山猿記」です。

厳密は原案としたオリジナルストーリーですが、登場人物やストーリーは一部踏襲しています。

朝ドラ『純情きらり』の原作については「純情きらりの元ネタは?原作の著者はなんと太宰治の娘!」で詳しくまとめています。

こちらでは、朝ドラ『純情きらり』と原作の違う点を中心に各週ごとに比較してまとめています。

朝ドラ『純情きらり』第3週の原作との違い

朝ドラ『純情きらり』第3週の原作との違いの比較は以下の6つです。

  • 杏子が河原と結婚する話は?
  • 有森家が下宿人を募集する話は?
  • 斉藤が有森家に下宿する話は?
  • ピアノ指導を受けるために模擬試験があった話は?
  • 音楽学校の試験を受ける許しをもらった話は?
  • 薫子の窮地を救った話は?

杏子が河原と結婚する話は本当か?

純情きらりでは、杏子が河原と結婚しましたが、原作でも杏子はお見合い結婚をしています。

ただし、相手の苗字は河原ではなく、原作では「吉川」です。

しかも、嫁ぎ先は北海道の小樽とかなり遠いところに嫁いでいます。

有森家が下宿人を募集する話は本当か?

純情きらりでは、有森家が下宿人を募集していましたが、原作でも有森家に下宿人がいました。

純情きらりでは、家の家計を守るために下宿人を募集していましが、原作でも源一郎が亡くなったあとの話で下宿人を招いていました。

それ以外にも勇太郎の勉強を見てもらうために高等工学の数学の先生を下宿してもらうよう笛子が取り計らっています。

斉藤が有森家に下宿する話は本当か?

純情きらりでは、斉藤が有森家に下宿することになりましたが、原作でも有森家に下宿しています。

純情きらりでは、偶然出会って家に連れてきたあらすじになっていましたが、原作ではその過程は描かれていません。

ピアノ指導を受けるために模擬試験があった話は本当か?

純情きらりでは、ピアノ指導を受けるために模擬試験の練習をしていましが、原作ではそういった話はありません。

原作では、女学校の音楽教師からレッスンを受けていますが、そういった試験は描かれていません。

音楽学校の試験を受ける許しをもらった話は本当か?

純情きらりでは、今年だけ音楽学校の試験を受けることを許されましたが、原作では受けさせてもらえませんでした。

原作の桜子も東京にある音楽学校を希望していましたが、笛子だけでなく、斉藤にも反対されていたのです。

斉藤がなぜ反対したかというと、ひそかに桜子との結婚を望んでいたのですが、音楽学校に入学したら卒業まで結婚を待たなければいけない。

ピアノの趣味を持つ妻は悪くないが結婚が遅くなるのは困るということで反対しています。

薫子の窮地を救った話は本当か?

純情きらりでは、薫子が警察に捕まりそうになったときに斉藤が助けますがが、原作ではそういった話はありません。

原作では、桜子の友人がでてくるのか「おスミ」「鈴ちゃん」「タミちゃん」だけで、薫子はオリジナルキャラクターだと考えられます。

薫子の兄が出征する話もオリジナルストーリーです。

朝ドラ『純情きらり』第4週の原作との違い

朝ドラ『純情きらり』第4週の原作との違いの比較は以下の6つです。

  • 杏子が河原から暴力を振るわれていた話は?
  • 桜子がレコードを割ってしまった話は?
  • 桜子が楽譜を売ってレコードを弁償した話は?
  • 斉藤が笛子に帽子をプレゼントした話は?
  • 杏子が実家に戻ってきた話は?
  • 笛子から斉藤の気持ちを知った話は?

杏子が河原から暴力を振るわれていた話は本当か?

純情きらりでは、杏子がつぼを割ったと思った河原が手を挙げようとしましたが、杏子が河原から暴力を振るわれていた話は、原作では同じです。

しかも原作では、ただ叩かれていただけでなく、杏子の片耳が聞こえなくなるほどの暴力を受けていたのです。

原作では暴力ではなく「片耳がついにほとんどハカイされてしまった」と表現されています。

名前は河原ではなく吉川という人物ですが、もともとノイローゼの傾向が強く、かなりやばい人物だったみたいです。

桜子がレコードを割ってしまった話は本当か?

純情きらりでは、桜子が過ってレコードを割ってしまいましたが、原作では弟の勇太郎が割っています。

勇太郎は、斉藤が学校から借りてきたレコードを過って一枚割ってしまいます。

それを姉の桜子に相談すると、桜子は自分が割ったことにして、斉藤に謝罪をします。

しかし、当時のレコードは割れやすく、斉藤も学校の庶務課に頼んでおくよといって、その話は終わってしまいました。

結局、勇太郎は自分が割ったことは隠し難を逃れたのです。

桜子が楽譜を売ってレコードを弁償した話は本当か?

純情きらりでは、桜子が楽譜を売ってレコードを弁償しましたが、原作では謝罪はしましたが、弁償はしていません。

しかも原作では、そもそもレコードを割ったのは、勇太郎で桜子ではありません。

斉藤が笛子に帽子をプレゼントした話は本当か?

純情きらりでは、斉藤が笛子に帽子をプレゼントしましたが、原作ではそういった話はありません。

しかも、原作では、笛子は斉藤のことを異性としてまったく相手にしておらず、むしろ距離を取っていました。

逆に行為を寄せていたのが、杏子です。

その杏子もガードが固く、近づけない様子だったので、最後に桜子に興味が移っていったのが原作のストーリーとなります。

杏子が実家に戻ってきた話は本当か?

純情きらりでは、杏子が実家に戻ってきましたが、原作でも実家に戻ってきていますので本当です。

ただし、原作では、桜子が連れ戻したのではなく、結婚相手の父親に付き添われて戻ってきています。

原作では、結婚相手は河原ではなく吉川という苗字ですが、こちらも吉川のDVが原因となっています。

笛子から斉藤の気持ちを知った話は本当か?

純情きらりでは、笛子から斉藤の気持ちを知りましたが、原作では母・マサから求婚の話しをされています。

ドラマでは好きだということを伝えられていますが、原作ではいきなり求婚です。

原作では、母・マサは生きており、母親からそのことを聞かされています。

しかし、マサは乗り気でしたが、肝心の桜子は全然乗り気ではありませんでした。

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