こちらでは、朝ドラ「芋たこなんきん」10週目第59話のあらすじのネタバレや、芋たこなんきんと原作の比較、感想をまとめています。
芋たこなんきんの第58話「校長が自殺」では、校長が奉安殿が焼けた責任をとって自殺するストーリーでした。
芋たこなんきんの第59話「旋盤工」では、町子が勤労動員されて、旋盤工として働き始めるストーリーとなっています。
2006年12月8日(金)放送
第10週サブタイトル『いのり』
朝ドラ『芋たこなんきん』第59話のネタバレあらすじ
ここからは、12月8日に放送された朝ドラ「芋たこなんきん」第59話のあらすじをまとめたネタバレです。
理由は、牧師の竹山の言葉だった。
ある日、町子は教会へいき、竹山牧師に梅原が大阪を離れることになったことを告げる。
そして、町子が梅原の父親が奉安殿の焼失の責任をとって自殺したことを潔い立派な生き方だと伝えると、竹山は町子の考えをいさめる。
竹山は、心から梅原に同情し、自ら命を絶つ人間を賞賛する時代ではないと嘆いていたのだ。
それでも町子が新聞には見事な最期だったとほめたたえていたと主張するが、竹山は褒めるのもよくないし、けなすのもよくないといさめる。
竹山の考えを理解できない町子は、梅原の父親の気持ちがわからないだけだと言い放ち、その日以来、教会へ通わなくなった。
一方、町子がそんな悲しい日々を送っている間、完治は充実した日々を過ごしていた。
徳一に教えてもらって写真にドはまりしていたのだ。
花岡徳一(城島茂)もまた完治に見どころありとわかり、惜しみなく技術を教えていた。
昭和二十年。
正月が明けると、町子は勤労動員として飛行機の部品工場で働くようになる。
芋たこなんきん第60話のあらすじを知りたい方は、第60話『信次の訃報』へ読み進めてください。
朝ドラ「芋たこなんきん」第59話の感想まとめ
こちらは、朝ドラ「芋たこなんきん」第59話の感想まとめです。
ドラマを観た私の個人的な感想かつ独り言ですので、スルーしていただいても結構ですw
また、感想の中にはまだ放送されていないネタバレも含まれている場合もありますので、ご注意ください。
写真が焼けたというだけで、自殺を選ばざるを得なかった人たち。写真を残して戦場で死んでいった人たち。写真が燃やされただけで、今も生きている人たち。当時は無礼講ともいえるカンジの発言に怒ったマチコだが、親友の父親も同じだと知り、気持ちが変わっていく。ストーリーは淡々としたものですが、内容は非常に重く深いものです。
完治くんは本当に社会情勢をよく分かっていて、自分の頭で考えている。
毛糸のパンツ…。自分も小学生まで履いていましたが、こんなきれいな色や、こんな太い糸はないですよね?誰かが着ていたものを解いて編み直しているんだろうな…懐かしさと恥ずかしさで。
鉄器を磨いてから提供する。溶かしてしまいますが、磨きます。昔の人がみんなやっていたとは思わないけど、このお母さんならきっとやっていたはず。道具に対する感謝の気持ちを見習いたい。
教会の壁に貼ってある絵をじっと見ている真知子さんの表情が怖い。褒めるのもけなすのもダメ、時期が悪いと言う竹山牧師を「梅原さんのお父さんの気持ちがわからないんですね」となじります。
芋たこなんきん 今日は、鈴木杏樹さん演じるお母さんの存在感が際立っていましたね。このご時世に男の子を産むとは。何ヶ月も音信不通の真司。それなのに、いつもしっかりしていて、芯が強い。優しさ。素晴らしい母親です。ネイルを塗らずに死にたくない。シンプルだけど、心に響くフレーズです。
牧師との別れ、姉妹喧嘩、将来を話し合う真知子と寛治、出征前の青年と母、真知子の勤労動員、殺処分待ちの動物たち…。戦争の影はますます強くなり、この先どうなるのか予想がつきません。明日で本当に女子高生編は終わりなのでしょうか?
子羊の幼稚園編の悲しい結末、薄くなる新聞、動物園の猛獣の話、今の時代の重い描写が考えさせられます。漢字くんにムッとするポパイ。
いもたこなんきんマチコも痛がる梅原さんを見たので、立派な死だと思えないのでしょう?動物園では動物も処分されています。完治くんはカメラマンになるんですね~。ほんと、時代を選べたらいいんですけどね。(真知子も仕事に動員され、ついに家を出ることに)
芋たこなんきん 第59話 感想 貴子(中村愛)、真千子(大高杏奈)との会話はいつも癒されますね。完治くんの絵が素敵です。真知子と完治くんのシーンに魅了されつつも、戦争が見えてきて、怒りがこみ上げてきました。真知子さんが今のような性格になったのは、いつ頃なんだろう。
人間の都合で動物が殺される。自分たちがどうなりたいのか、夢も持てない。旋盤をやらせるために学校に行かせたんじゃない」という和代の言葉は、毛糸のパンツで笑いに変えているが、真実である。写真館に来たときの母親のどうしようもない表情も痛々しい。
なぜ、カンジは「漢字」なのか。真知子が名前の漢字を知らないからだろうかと、背筋が凍る思いがした。それとも、脚本家が「感じる」からつけた名前なのか、とか。
いもたこなんきん 竹村牧師の穏やかな物腰と、時折心を鷲掴みにされる言葉に、密かに注目していました。時代が悪いんだよ」。確かに正しいが、真知子さんの梅原さんへの強い思いも切実で、思いやりに溢れている。幼稚園での一件が、真千子の心に深く刻まれたのだろう。
やっと髪を結った。いろいろなことに興味を持てば、おのずと努力するようになる。真知子さんは「努力とは、自分で気づいてするもの。がんばれ、信子さん
芋たこ南京から京都の祈りの道は北山。大原から静原を経て鞍馬、貴船へ。三千院の阿弥陀如来のお顔は慈愛に満ちていました。貴船の川床で、流れの音を耳にしながら、鮎の塩焼きを食べたいものです。
いもたこなんきん・まちこさん、すごいですね。小説家になりたいという気持ち。それをずっと持ち続けることもまた才能であり、手放さない限り誰にも奪われない。完治くんの言葉を聞いて、初めてそのことに気がつきました。今の真知子の中心には、あの頃からあったのでしょう。
神様のこひつじ幼稚園に別れを告げるのは辛いです。真知子「竹山先生はわかってくれない」正直、自分でもよくわからないし、真知子自身もよくわからないし、梅原家だけでなく、菊ちゃんのお母さんのことも含めて、「神さん」に自分の気持ちをぶつけているようにしか思えなかったのですが、どうでしょうか。
以上が、朝ドラ「芋たこなんきん」第10週目第59話のあらすじのネタバレと感想まとめでした。。
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