こちらでは、朝ドラ「花子とアン」第11週(51話~55話)のあらすじのネタバレと感想をまとめています。
花子とアンの第10週「乙女よ、大志を抱け!」では、9年間絶交状態だった蓮子から手紙が届き、蓮子に触発されたはなが童話「たんぽぽの目」を出版するストーリーでした。
花子とアンの第11週「グッバイ!はな先生」では、梶原から出版社で一緒に働かないかと誘われ一度は断るも、周造に後押しされ、夢を追う決意を固めるストーリーです。
2014年6月9日(月)~6月14日(金)放送
第11週サブタイトル『グッバイ!はな先生』
朝ドラ『花子とアン』第11週のネタバレあらすじ
こちらでは、朝ドラ『花子とアン』第11週の放送されたストーリーから、ネタバレあらすじをまとめています。
第11週の各話ごとの詳細ネタバレあらすじを知りたい方は、こちらからご確認ください。
放送回 | 放送日 |
---|---|
第61話「梶原のお願い」 | 6月9日(月) |
第62話「おとうの女」 | 6月10日(火) |
第63話「冬子の縁談」 | 6月11日(水) |
第64話「義理の親子」 | 6月12日(木) |
第65話「周造死す!」 | 6月13日(金) |
第66話「学校を去る日」 | 6月14日(土) |
梶原の安東家訪問
ある日、梶原聡一郎(藤本隆宏)が東京から甲府の安東家にやってきた。
梶原は出版社を立ち上げ、記念すべき最初の出版物である「たんぽぽの目」を渡しに来たのだ。
そして、はなを再び上京させ、作家として自分の出版社で働くことをはなの家族にお願いした。
しかし、家族が心配な安東はな(吉高由里子)は断る。
梶原はそれでも待っているからと連絡先を残して東京へと帰った。
腹心の友に捧ぐ
その夜、はなは蓮子に手紙を書き、歌集のお礼と自分も作家として本を出版できたことを報告する。
葉山蓮子(仲間由紀恵)は、はなからの手紙に同封された「たんぽぽの目」の本をめくる。
そして、「腹心の友に捧ぐ 花子」という一文を目にし、感動と共にはなと過ごした青春の日々がよみがえる蓮子。
淑女教育
蓮子の看病により、嘉納伝助(吉田鋼太郎)の体はすっかり回復していた。
蓮子は年頃になった伝助の娘・嘉納冬子(城戸愛莉)に教養を身につけさせたいと思い、母校の修和女学校への進学を提案する。
女子に教養など不必要だと考える伝助と意見が対立する。
東京へ行ってしまう?
その頃甲府では、東京から出版社の人間がはなを誘いにきたという話が広まっていた。
木場朝市(窪田正孝)や生徒たちは、はなが学校を辞めて東京へ行ってしまうのではないかと不安を募らせていた。
はなは生徒たちにどこにも行かないと話す。
しかし朝市は、はなが家族のことと東京で作家としてやっていきたいという気持ちで葛藤していることに気づいていた。
朝市の告白
朝市ははなに告白しようと決心し、放課後に教会の図書室に来て欲しいと告げる。
そして、朝市が自分の気持ちをいざ伝えようとした時、木場リン(松本明子)が駆け込んでくる。
りんは、安東ふじ(室井滋)が大変だからと言い、はなの手を引っ張り連れて行ってしまう。
おとうの女!
はなが、家に帰るとふじが見知らぬ女と睨みあっていた。
はなが周造に小声で誰かと聞くと、ふじはなんと吉平の女だと答えたのだった。
サダという女性
安東家に「おとうの女」だというサダがやって来た。
その知らせに、はなが急いで家に戻ってくると、ふじとサダが睨み合っていた。
サダと吉平とは新潟で知り合い、夫婦のように過ごした時期があるという。
贈り物の櫛
サダは安東吉平(伊原剛志)から、甲府の女房と別れるから一緒になろうといわれたと話す。
安東ふじ(室井滋)や木場リン(松本明子)は、頼りない男だが、吉平が妻を裏切るはずはないと、サダの話を信じられないでいた。
しかし、サダが吉平からもらったという櫛を見せると、ふじはショックで膝から崩れ落ちる。
櫛を贈ることが、吉平の愛情表現であるからだった。
激怒するおかあ
サダが安東家を去ろうとしたちょうどその時、吉平が帰ってきて、サダを見て驚く。
しかし、何も知らない吉平は悪びれた様子もない。
サダが帰った後、はなやふじの様子がおかしいことに気づき、朝市に小声で尋ねる吉平。
すると木場朝市(窪田正孝)は、サダが吉平と結婚すると話したことを告げる。
一瞬驚く吉平だが、サダには夫がいてそんな話があるかと笑い飛ばす。
だが、サダの櫛の話で、吉平がうまく説明することが出来ず、ふじは激怒し追い出されてしまう。
追い出されたおとう
行く宛のない吉平はその夜、徳丸甚之介(カンニング竹山)のところを尋ねる。
翌朝、朝市は行く宛がないと困っている吉平のために、牧師に頼み教会の図書室の宿泊許可をもらった。
すると、そこへはなが大きな荷物を抱えて入ってくる。
はなはふじがもう帰ってこなくていい言っていたことを伝え、吉平の物を詰めた荷物を下ろした。
男は信用できん!
ふじに追い出された吉平の荷物を届けに、教会の図書室にやってきたはな。
サダのことをはっきり否定せず、安東ふじ(室井滋)をひどく傷つけたと吉平に怒りをぶつける。
見かねた朝市が、安東吉平(伊原剛志)を庇おうとするが、「男は信用できない!」とかえってはなの怒りを買ってしまう。
冬子を修和女学校へ
翌朝、サダの話は村中に広まっていた。
そんな中、安東はな(吉高由里子)に葉山蓮子(仲間由紀恵)からの手紙が届く。
その手紙には、「たんぽぽの目」の出版祝いと娘の嘉納冬子(城戸愛莉)を修和女学校に進学させることが書かれていた。
そして、嘉納邸では蓮子が黒沢の指導のもと、冬子に社交ダンスを習わせていた。
蓮子は、冬子に教養と作法の身についた立派な女性になり、新しい時代を生きて欲しいと考えていたのだ。
女に学問はいらん
ダンスに慣れてきた冬子が笑顔を見せたとき、嘉納伝助(吉田鋼太郎)が現れレコードを止めた。
伝助は憮然とした表情で、ダンスなど要らぬと言い、冬子に見合いの話を持ってきたと告げる。
冬子の意志など全く意に介さない伝助に、蓮子が横暴だと批判する。
しかし、伝助は自分の言う通りにすれば間違いないと言い張る。
黒沢は冬子の幸せを第一に冷静に話し合うように伝え、その場を去る。
夫婦の亀裂
冬子のことで言い合いを続ける連子と伝助。
学がある女性は嫌いだと言い放つ伝助に、それならなぜ自分と結婚したのかと問う蓮子。
最初は一目ぼれだと話す伝助だったが、蓮子の執拗な追求に、華族の身分と顔以外に何を愛すのかと本音が出る。
その言葉に、結局自分は人形で、心ある愛などないことを痛感した蓮子は、涙を流した。
おじいが・・・
甲府の安東家では、サダのことで仕事が手につかないふじを気遣い、安東周造(石橋蓮司)がふじを休ませ、ひとりで畑仕事をしていた。
そこに、朝市に言われふじと話し合おうと吉平が帰宅する。
吉平の姿を見た周造は、怒りに震え、そのまま倒れてしまう。
おじいが倒れたという知らせを聞いたはなは急いで家に帰るのだった。
自分のせいで・・・
安東周造(石橋蓮司)が倒れた。
医師は、周造の心臓がかなり弱っていて、また発作が起きた時には助からないだろうと告げる。
安東ふじ(室井滋)は、自分がサダの事に気をとられ、畑仕事を周造ひとりに押し付けたせいだと落ち込む。
意識が戻らない
その夜、意識が戻らない周造を見守るふじとはな。
安東吉平(伊原剛志)も責任を感じ、一睡も眠れなかった。
翌日、学校で木場朝市(窪田正孝)は元気のないはなを気遣い、声をかける。
だがはなは、相変わらず落ち込んでいた。
再びの帰宅
その頃、未だふじから許してもらえない吉平は、何もすることができず、徳丸甚之介(カンニング竹山)のところに行商の商品を仕入れに行く。
だが、徳丸は周造が倒れて大変な時に、商売などしている場合かと言う。
本当にふじを裏切っていないのなら、傍にいてやるべきだと言われ、再び家に戻る。
婿への感謝
家に戻った吉平は、周造が病床で「たんぽぽの目」を手に、字が読めたらなと呟いているのを目撃する。
そこで周造に自分で良ければと朗読を始めた。
周造は、はなが立派な本を出版できたのは、はなの才能を伸ばした吉平のお陰だと感謝の言葉をかけた。
さらに、自分の命はもう長くないと言い、ふじや子供たちのことを頼むと告げる。
周造は、吉平に何度も何度も「たんぽぽの目」読んでもらうのだった。
わだかまりは解けず
畑仕事から帰ったふじは、周造の傍に安東吉平(伊原剛志)が居ることに気づくと慌てて家を飛び出す。
吉平が追いかけてきて、話し合おうというが、安東ふじ(室井滋)は「あの女のところへ早く行ったらいい」と冷たく突き放す。
事の真相
放課後の学校にサダが現れ、安東はな(吉高由里子)に事の真相を話す。
夫との関係が冷え切っていたサダは、たまたま知り合った吉平が、妻を深く愛している様子を妬ましく思った。
そこでつい家に押しかけ、吉平夫婦の仲を乱そうとしたのだと言う。
はなはその事を聞いて、早くふじに伝えようと急いで家に帰る。
仲直り
はなから真相を聞いたふじは、吉平がいる教会の図書室へと急いで向かう。
ふじと吉平は仲直りをする。
ふじと結婚し、甲府が好きになったと話す吉平は、今度は自分の故郷の静岡に旅行しようと話す。
ふじはそれを聞いて、吉平の愛情を感じ嬉しく思った。
夢を追いかけろ
その頃、家では安東周造(石橋蓮司)がはなに「たんぽぽの目」がとても面白いと話していた。
「見つけた夢は諦めず最後まで追いかけろ」と言うと、両手ではなの手を握った。
そして、この手で自分らが作れないものを生みだしてくれと言うと、子供の頃のようにはなの頭を撫でた。
初雪の日
その後、吉平は畑仕事に精を出すようになった。
そして、いつものように木場朝市(窪田正孝)がはなを迎えに来て、周造はひとりで家で休んでいた。
甲府に初雪が降ったその日、周造は安らかに息を引き取った。
揺れ動く心
葬儀も終えたある日の放課後、はなは朝市を教会の図書室に呼び出す。
はなは、夢を諦めるなという周造の言葉に揺れ動いていて、東京へ行くことを朝市に相談したかったのだ。
朝市ははなへの気持ちを押さえ、東京へ行ったらいいと背中を押すのだった。
それぞれの決意
周造が息を引き取った数日後、安東吉平(伊原剛志)は行商をやめて百姓になることを決めた。
吉平が力を合わして頑張るというと安東ふじ(室井滋)は喜んだ。
その夜、安東はな(吉高由里子)は両親に東京に行きたいと頼む。
ふじと吉平は笑って、はなを送り出すという。
教師生活との別れ
大正8年(1919年)3月。
はなが学校を去る日、黒板に生徒たちからの別れの言葉が書かれていた。
生徒たちと別れを済ませて後、誰もいない教室ではなは教師生活を振り返り、名残を惜しんでいた。
すると、校長や他の先生たちがやって来た。
はなは頭を下げて感謝の言葉を伝える。
校長は、はなは小学校の誇りだと言ってくれた。
最後に校長から褒められたはなは感動する。
そして、他の教師や用務員さん、皆から頑張れ!とはなむけの言葉を贈られた。
母のほうとう
はなが東京に旅立つ前日の夜、ふじははなのためにほうとうをたくさん作ってくれた。
ふじは、修和女学校を卒業した後、はなが甲府に戻ってきてくれたことに感謝を伝える。
そして、はなが居た6年間が自分にとって一生の宝物だと話す。
それを聞いて、はなはほうとうを美味しいといい、泣きながら食べた。
花子とアン第12週のあらすじを知りたい方は、第12週『銀座のカフェーで会いましょう』へ読み進めてください。
朝ドラ「花子とアン」第11週の感想まとめ
こちらは、朝ドラ「花子とアン」第11週の感想まとめです。
ドラマを観た私の個人的な感想かつ独り言ですので、スルーしていただいても結構ですw
また、感想の中にはまだ放送されていない次週のネタバレも含まれている場合もありますので、ご注意ください。
花子とアン11週の感想
放送終了次第、すぐに感想をまとめますので、しばらくお待ちください!
以上が、朝ドラ「花子とアン」第11週目のあらすじのネタバレと感想まとめでした。。
朝ドラファンの皆さんのコメント!