こちらでは、朝ドラ「花子とアン」第10週(46話~50話)のあらすじのネタバレと感想をまとめています。
花子とアンの第9週「はな、お見合いする」では、童話で賞をとったはなに興味を持った大地主の跡取り息子とはながお見合いをするストーリーでした。
花子とアンの第10週「乙女よ、大志を抱け!」では、9年間絶交状態だった蓮子から手紙が届き、蓮子に触発されたはなが童話「たんぽぽの目」を出版するストーリーです。
2014年6月2日(月)~6月7日(金)放送
第10週サブタイトル『乙女よ、大志を抱け!』
朝ドラ『花子とアン』第10週のネタバレあらすじ
こちらでは、朝ドラ『花子とアン』第10週の放送されたストーリーから、ネタバレあらすじをまとめています。
第10週の各話ごとの詳細ネタバレあらすじを知りたい方は、こちらからご確認ください。
放送回 | 放送日 |
---|---|
第55話「ももの見合い」 | 6月2日(月) |
第56話「茶飲み会」 | 6月3日(火) |
第57話「女中と大喧嘩」 | 6月4日(水) |
第58話「ももの告白」 | 6月5日(木) |
第59話「約束」 | 6月6日(金) |
第60話「売り込み」 | 6月7日(土) |
ももの縁談
大正7年(1918)年、安東はな(吉高由里子)が始めて生徒を送り出した卒業式から4年の歳月が経った。
安東吉太郎(賀来賢人)は二年の兵役後、家に戻らず憲兵になり、家族に仕送りをしている。
吉平は、徳丸甚之介(カンニング竹山)に借金を返すため、行商で全国を巡っていた。
そんな吉平がももの縁談話を持って帰ってくる。
その夜、安東もも(土屋太鳳)ははなに、嫁に行くなら好きな人のところに行きたいと話す。
もしかして?
次の日の朝、ももは、はなを迎えに来た朝市の顔を隠れて見ていた。
朝市の着物の袖がほつれているのに気付き、繕おうとするはな。
しかし、裁縫の苦手なはなは、朝市の腕を針で刺してしまう。
見かねたももが代わりに繕うと、木場朝市(窪田正孝)が上手だと褒める。
嬉しそうなももの表情を見たはなは、ももの好きな人は朝市ではないかと感じる。
確信
学校の昼休み、はなは朝市に妹に縁談の話があることを伝える。
朝市は、ももが嫁いだら寂しくなると言った。
そのことを家に帰ってももに話すと、ももの顔が嬉しそうな顔をした。
この反応に、ももの好きな人が朝市だと確信したはな。
茶飲み会の計画
しかし、安東吉平(伊原剛志)は、自分の縁談話がももには最適だと信じて譲らない。
父を諦めさせるには、朝市とももを早くくっつけるしかないと決意するはな。
しかし、大人の男女を仲良くさせるにはどうしたらいいのか。
そこで借金の返済がてら徳丸に尋ねてみると、茶飲み会ではないかという。
これを聞いて、徳丸武(矢本悠馬)が徳丸の家で茶飲み会を開催してくれることになった。
茶飲み会
日曜日、徳丸家の座敷で、はなと安東もも(土屋太鳳)、朝市と徳丸武(矢本悠馬)で茶飲み会が行われた。
突然トイレに行きたいと言い出したはなは、家が広くて迷子になるからと武を連れ出す。
ももと木場朝市(窪田正孝)を二人きりにするため、はなは用事を思い出したから帰るといい武に家まで送ってほしいと頼む。
ももの気持ち
はなが帰ったことを知ると、朝市とももは困ってしまい2人で帰ることにした。
入口の前で立ち止まって話をするももと朝市。
その様子を吉平とこっそり見ながら、ももは朝市が好きなのだと家族に伝えるはな。
だが、ふじは放っておけばいいといい、安東吉平(伊原剛志)は自分の持ってきた縁談の話を諦めきれない様子だった。
手紙
ある日、学校にはな宛の荷物が届く。
送り主には嘉納蓮子と書かれていて、安東はな(吉高由里子)は驚く。
中身は「白蓮」という著者の歌集で、はなはそれが葉山蓮子(仲間由紀恵)だと気づく。
もう二度と連絡は来ないだろうと思っていた蓮子からの贈り物に戸惑うはな。
手紙にははなの童話を読んだことや自分が先に歌集を出したことなどが書かれていた。
この手紙によって、はなは本に対する情熱を取り戻す。
ガス爆発
その頃、福岡の嘉納邸ではとんでもない事件が起こっていた。
異変に気づいた蓮子は、黒沢に何があったのかと尋ねる。
黒沢は炭鉱でガス爆発が起こり大勢の犠牲者が出たと答える。
驚く蓮子の元に、炭鉱で働く者たちが怒鳴りこんできた。
押し寄せる炭鉱夫たち
炭鉱でガス爆発事故がおき、炭鉱夫たちが嘉納邸に押しかけてきた。
歌集の出版を道楽だと罵倒され、炭鉱夫たちに突き飛ばされてしまう葉山蓮子(仲間由紀恵)。
黒沢が庇うが、蓮子たちの贅沢な暮らしを非難し、怒りは収まらない。
その時、嘉納伝助(吉田鋼太郎)が帰ってくる。
激しい喧嘩
伝助は、興奮する炭鉱夫たちをお金で黙らせ、呆気なく解決させる。
その様子を陰から見ていた蓮子は、何事も金で片付ける伝助に怒りをあらわにする。
すると、女中の山元タミ(筒井真理子)が、これがこの家の昔からのやり方だと言い放ち、二人は激しい喧嘩となる。
蓮子はタミの人形は人形らしく黙っていればいいという言葉が許せなかった。
夫の看病
蓮子は、安東はな(吉高由里子)に今すぐ逃げ出したいと手紙を書き始める。
そこへ伝助が現れ、書きかけの手紙を慌てて片付ける。
伝助は謝りにきたが、話の途中で倒れてしまう。
医者から当分安静にするよう言われ、付きっきりで看病する蓮子。
翌朝、伝助が目覚め、蓮子が看病してくれたことに少し驚く。
二人はほんの束の間、夫婦らしい雰囲気になった。
焦り
その頃、はなはいつもの教会の図書室にいた。
蓮子の歌集を手に、いつになったら安東花子で本を出すのかという言葉を思い出す。
物語を書きたい!という気持ちはあるが、焦りから何も書き出せずにいた。
朝市の心
安東もも(土屋太鳳)は、夕飯の支度ができたのに帰ってこないはなを迎えにいく。
教会の図書室では、木場朝市(窪田正孝)が、眠り込んだはなの寝顔を愛しそうに見つめている。
その様子をももが物陰から目撃する。
ももは、朝市の心のなかにいるのは姉のはなであることを知るのだった。
ももの決意
安東もも(土屋太鳳)は、朝市がはなのことを好きだと知ってしまった。
家に帰ったももは家族の前で平静を装う。
その夜、ももは重大な決意をする。
鈍感!
翌朝、ももはみんなに吉平の縁談を受けると宣言する。
ももの急な心変わりに家族みなが驚くが、はなは納得いかない。
ももには好きな人がいるはずでは・・・と言いかけた時、ももが決めたことなのだからと安東ふじ(室井滋)が遮った。
安東はな(吉高由里子)は学校に着くと、朝市にももの縁談のことを報告する。
ももの決断を喜ぶ朝市に、はなは鈍感!と言い放った。
後悔させたくない
家に帰ると、ももに教会の図書室に行くよう話す。
自分の気持ちを伝えないまま、他の人と結婚すれば、絶対に後悔するとももに訴えるはな。
木場朝市(窪田正孝)を呼び出しているからと、勇気を出して告白することを促す。
告白
教会の図書室に着いたももは、朝市に話しかける。
そして、勇気を出して朝市のことが好きだと伝える。
返す言葉に困って戸惑う朝市。
ももが、はなが好きかと尋ねると、好きだと答えた。
ももは、これで安心して嫁にいけると笑い、はなのことをよろしく頼むと頭を下げた。
母の暖かさ
家に帰るとふじがほうとうを作って待っていた。
ももはふじに抱きしめられると涙が一気に溢れ出した。
ふじが何も言わなくていいと、ももの背中を優しく叩き、悲しみに寄り添うのだった。
失恋を悟る
安東はな(吉高由里子)は帰宅すると、泣いているももを安東ふじ(室井滋)が抱きしめていた。
その光景を見て、はなはももの告白が実らず、失恋したのだと悟る。
ももの旅立ち
安東もも(土屋太鳳)が北海道に嫁ぐ日がやってきた。
はなや安東周造(石橋蓮司)、リンは、ももに色々と餞別を持たせた。
荷造りが終わると、ももは家族一人ひとりに挨拶した。
ももは、はなのことを自慢の姉だといい、新しい物語を楽しみにしていると行って旅立つ。
その言葉は、はなの胸に深く刻まれたのだった。
新しい物語
はなは、もものために新しい物語を書こうと決意する。
平凡な自分にしか書けない普通の話を書こうと原稿用紙に向かう。
そして、書き出した新作童話の題名は、「たんぽぽの目」。
たんぽぽの目
「たんぽぽの目」の話はこうである。
一人っ子の高城百合子(井川遥)は、友達が遊びに来ない日は寂しくてしかたない。
誰か遊びに来ないかなと、庭の木戸から裏の原っぱに出ていく。
百合子はお父さんに、たんぽぽは子どもに似ていると話し出す。
たんぽぽは子供のように虫たちと一緒に一日中踊り、日が沈むと目を塞いで眠るからだと。
父は、これからはたんぽぽを邪魔だなんて言わないようにするよと言い、百合子の頭を優しくなでた。
直談判
はなはこの「たんぽぽの目」を出版社に直接持ち込むことにする。
そして、気合十分に直談判のため、出版社の前まで来たはなだった。
向学館へ乗り込む
はなは「たんぽぽの目」の原稿を売り込むため上京し、向学館の梶原聡一郎(藤本隆宏)を訪ねる。
しかし梶原は忙しそうで、気後れしていると、宇田川満代(山田真歩)満代が現れる。
宇田川はみんなから先生と呼ばれ人気作家になっていた。
「たんぽぽの目」という題名を目にした宇田川は、ぬるい作文みたいだとこき下ろす。
積まれた持込み原稿
梶原の所では、持ち込まれた原稿が積み上げられていた。
この調子では、いつ自分の原稿に目を通してもらえるか・・・。
そこに向学巻館で働く醍醐亜矢子(高梨臨)が、声をかけてきた。
梶原はずっと打ち合わせで、明日出直した方がいいと話す醍醐。
安東はな(吉高由里子)は原稿を預け、明日出直すことにする。
かよとの一夜
その夜、はなはかよの下宿先に泊まることにした。
久しぶりに姉妹で積もる話に花が咲いた。
ももの話になり、ももを振った木場朝市(窪田正孝)を酷い男だというはな。
安東かよ(黒木華)は、朝市の気持ちに気づかないはなに本当のことを打ち明けようとしたが、思い止まった。
絶賛
翌日、はなは持ち込み原稿のことで、再び向学館に向かった。
梶原は「たんぽぽの目」を読み終わった後、何かを言いかけるが、はなは駄目だったのだと早とちりをし、帰ろうとする。
引き止めた梶原の口からでたのは、絶賛の言葉であった。
さらに、出版依頼まで受け、醍醐からも「安東花子先生」と祝福された。
東京への誘い
梶原から近々独立して新しい出版社を作るつもりだと話す。そして、独立後の第1冊目として、はなの「たんぽぽの目」出版したいと言われる。
梶原は、本気で執筆を続けるなら東京に来ないかと言い、
新しい会社で一緒に働こうと誘われる。
醍醐もまた、その新しい出版社で働くからと、はなを誘うのだった。
花子とアン第11週のあらすじを知りたい方は、第11週『グッバイ!はな先生』へ読み進めてください。
朝ドラ「花子とアン」第10週の感想まとめ
こちらは、朝ドラ「花子とアン」第10週の感想まとめです。
ドラマを観た私の個人的な感想かつ独り言ですので、スルーしていただいても結構ですw
また、感想の中にはまだ放送されていない次週のネタバレも含まれている場合もありますので、ご注意ください。
花子とアン10週の感想
放送終了次第、すぐに感想をまとめますので、しばらくお待ちください!
以上が、朝ドラ「花子とアン」第10週目のあらすじのネタバレと感想まとめでした。。
朝ドラファンの皆さんのコメント!