NHK朝ドラ「ちゅらさん」で、桐野みづえ役を演じるのは、丹阿弥谷津子さんです。
こちらでは、ちゅらさんのキャスト・丹阿弥谷津子さんに関する情報をまとめています。
- 丹阿弥谷津子さんが演じる桐野みづえの役柄
- 桐野みづえのモデル
- 丹阿弥谷津子さんのプロフィール(名前・生年月日・星座・血液型・出身地)
- 出演したドラマ・映画・舞台などの情報
丹阿弥谷津子演じる桐野みづえの役柄は?
ちゅらさんのキャスト・丹阿弥谷津子演じる桐野みづえは、一風館の管理人です。
夫はニューギニアで戦死し、一人息子を5歳で亡くした過去を持つ女性で、息子さんとは、父親の書斎にあった世界の料理の本を見ながら、世界中のおいしい料理を作って食べようと約束していましたが、それがかなわぬ夢となりました。
それをきっかけに本で世界の料理を学ぶようになり、雑司ヶ谷の古い洋館で「一風館」を営んでいます。
コーヒーに凝っていて、「一風館」の各部屋にはコーヒーの名前がつくほど。
恵里がスーパーボールをなくしてみんなで創作したときに、おにぎりをふるまったののですが、それがきっかけで、得意の料理で住人をもてなす「お食事会」を1階のサロンで催すようになります。
1階「ブルウマウンテン」の住人であった島田と恋に落ち、再婚して、管理人室で一緒に仲むつまじく暮らすようになります。
桐野みづえのモデルは?
朝ドラ「ちゅらさん」のキャスト・丹阿弥谷津子さん演じる桐野みづえのモデルは、今のところ見当たりません。朝ドラ「ちゅらさん」のオリジナルキャラクターの可能性が高いです。
丹阿弥谷津子さんのプロフィール
こちらでは、ちゅらさんのキャスト・丹阿弥谷津子さんのプロフィールを紹介します。
名前 | 丹阿弥谷津子(たんあみやつこ) | 血液型 | O型 |
---|---|---|---|
生年月日 | 1924年6月25日 | 身長 | 157cm |
星座 | かに座 | 出身地 | 東京市本所区両国 |
桐野みづえ役を演じる丹阿弥谷津子さんは、1924年6月25日生まれの東京都出身で、村上事務所所属の女優です。
父は日本画家の丹阿弥岩吉、妹はメゾチント作家の丹阿弥丹波子の芸術一家の長女として、誕生しました。
筑波大学系列で学んだ後、1942年に東京文化学院文学部に入学しました。
しかし、まだ戦前ということもあり、自由主義的教育が国策に合わないという理由で、学校が閉鎖されてしまいます。
彼女は、そこから約1ヶ月後に、文学座の研究生になったとされています。
ここで演劇を学びながら、レッスンを受けた後、1945年、文学座「桜の園」で初舞台を踏み注目を集めました。
その後も、舞台「シラノ」のマクサーヌ役、「マリウス」のファニー役などで活躍し、女優としての実績を積み重ねていきました。
映画デビュー
1950年には、「アルプス物語」にて映画デビューを果たすと、1952年には、映画「東京えくぼ」で主演を務め、ヒロイン役を好演しました。
翌年の1953年にも映画「にごりえ」で主演を果たし、女優として、名の知られる存在となっていきました。
また、1957年には、金子信雄と結婚し、その後、二児の男の子を授かっています。
順調に女優として、また母親として活躍する一方で、1963年に、文学座と所属俳優たちの思想上の行き違いから勃発した、「喜びの琴事件」の影響を受け、彼女もこれに呼応し、文学座を脱退してしまいます。
その後、事件の中心人物であった三島由紀夫、金子信雄らと結成したNLTというラテン語で新文学座を表し、その頭文字をとった劇団を結成し、そのメンバーの一員として、女優業に携わっていきました。
翌年には、「サド侯爵夫人」で主演を務め、同劇団脱退後は、金子とともに、新演劇人クラブマールイを結成し、そこで女優として活動するようになりました。
1967年には、「女優の愛と死」で第10回日本映画批評家大賞功労賞を受賞するなど、さらに女優としての実績を積み重ねていきました。
所属事務所によらず、コンスタントに活躍できるところは、彼女の実力の高さを伺い知ることができると言えますね。
代表的な出演作としては、映画では、「釣りバカ日誌シリーズ」、NHK朝の連続テレビ小説では、「信子とおばあちゃん」、「藍より青く」、「ふたりっ子」、「ちゃらさん」など、大河ドラマでは、「三姉妹」、「琉球の風」、「葵徳川三代」など、ドラマでは、「土曜ワイド劇場シリーズ」、「火曜サスペンスシリーズ」などとなっており、特におばあちゃん役での記憶に新しい人物となっています。
2008年12月に放送されたNHK「最後の戦犯」での出演以降、目立った出演はみかけられませんが、ぜひその演技をもう一度みたくなる女優の人物の1人となっています。
当時の年齢と現在の年齢は?
朝ドラ「ちゅらさん」が放送された2001年当時の丹阿弥谷津子さんの年齢は、76才です。あれから20年経っていますので、丹阿弥谷津子さんの現在の年齢は、96才(2021年現在)になります。
今何してる?
丹阿弥谷津子さんは、現在も女優業を続けているのかは、わかりませんでした。
直近の出演作品では、2008年に放送された「NHKスペシャル・最後の戦犯」に出演されている情報だけで、それ以降の情報が見当たりません。
96歳という高齢ですので、もう引退されたかもしれませんね。
所属事務所は?
丹阿弥谷津子さんの所属事務所は、村上事務所です。
これまでの出演ドラマ・映画情報
こちらは、ちゅらさんのキャスト・丹阿弥谷津子さんが、これまで出演したドラマや映画の情報です。
作品名 | 役名 | 概要 |
---|---|---|
ドラマ | ||
朝ドラ「藍より青く」 | ||
朝ドラ「ちゅらさん」 | 桐野みづえ | |
朝ドラ「どんど晴れ」 | 岸本敏恵 | |
大河ドラマ「葵 徳川三代」 | 見性院 | |
桜咲くまで | 若林ハナ | |
浅草ふくまる旅館 | 野口ゆき | |
青い瞳の聖ライフ | 大野とよ | |
木曜ドラマストリート「家族八景 18歳の家政婦は見た!! すべての秘密は今暴かれる~」 | 桐生照子 | |
僕が僕であるために | 唐木鶴子 | |
しあわせ色写真館 | 田中詠子 | |
はぐれ刑事純情派 SP | 申玉均 | |
朝ドラ「信子とおばあちゃん」 | ||
朝ドラ「はね駒」 | ||
朝ドラ「ええにょぼ」 | ||
朝ドラ「ふたりっ子」 | 有沢可奈 | |
大河ドラマ「三姉妹」 | ||
大河ドラマ「風と雲と虹と」 | ||
大河ドラマ「山河燃ゆ」 | ||
大河ドラマ「琉球の風」 | ||
NHKスペシャル・最後の戦犯 | ||
映画 | ||
恋の応援団長 | ||
東京のえくぼ | ||
生きる | ||
山びこ学校 | ||
妻 | ||
にごりえ | ||
山の音 | ||
心に花の咲く日まで | ||
朱と緑 | ||
女であること | ||
春高樓の花の宴 | ||
最高殊勲夫人 | ||
青い野獣 | ||
太陽は狂ってる | ||
青べか物語 | ||
美しい暦 | ||
肉体の盛装 | ||
華岡青洲の妻 | ||
なにはなくとも全員集合!! | ||
尼寺~物語 | ||
舞台 | ||
あかさたな | ||
桜の園 | ||
鹿鳴館 | ||
サド侯爵夫人 | ||
マイ・フェア・レディ | ||
CM・広告 | ||
パラマウントベッド | ||
野村證券「特定口座」 | ||
沢井製薬 |
朝ドラ「ちゅらさん」のキャスト一覧
こちらは、朝ドラ「ちゅらさん」のキャスト一覧です。
「おちょやん」の子役キャストを知りたい方は、「朝ドラ『ちゅらさん』に出演する子役キャストを男の子と女の子に分けて紹介」ですべての子役キャストをまとめています。
役 | 出演者 | モデル | 関係・役柄 |
---|---|---|---|
古波蔵家 | |||
古波蔵恵里 | 国仲涼子
(幼少期:浦野未来) |
古波蔵の長女 | |
古波蔵ハナ | 平良とみ | 恵里・恵達の祖母 | |
古波蔵恵文 | 堺正章 | 恵里・恵達の父 | |
古波蔵勝子 | 田中好子 | 恵尚・恵里・恵達の母 | |
古波蔵恵尚 | ゴリ | 恵里・恵達の異父兄 | |
古波蔵恵達 | 山田孝之 | 恵里の弟 | |
上村家 | |||
上村文也 | 小橋賢児 | 恵里の夫で、内科医 | |
上村静子 | 真野響子 | 文也・和也の母 | |
上村伸生 | 勝野洋 | 文也・和也の父 | |
一風館 | |||
桐野みづえ | 丹阿弥谷津子 | 一風館の管理人 | |
島田大心 | 北村和夫 | 元外科医 | |
城ノ内真理亜 | 菅野美穂 | メルヘン小説家 | |
柴田幸造 | 村田雄浩 | 製薬会社のサラリーマン | |
池端容子 | 余貴美子 | 旅行会社で働くOL | |
北栄総合病院 | |||
下柳聡子 | 戸田恵子 | 北栄総合病院の婦長 | |
佐々木奈々子 | 佐藤藍子 | 恵里の先輩看護婦 | |
中町祥子 | 山口あゆみ | 恵里の1歳年下の同期看護婦 | |
西宮遙 | 小西真奈美 | 女医で、文也の元恋人 | |
神田秀美 | 清水ミチコ | 聡子の後任婦長 | |
村山麻衣子 | 菊地百合子 | 恵里が初めて指導した看護婦 |
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