NHK朝ドラ「ちゅらさん」で、古波蔵ハナ役を演じるのは、平良とみさんです。
こちらでは、ちゅらさんのキャスト・平良とみさんに関する情報をまとめています。
- 平良とみさんが演じる古波蔵ハナの役柄
- 古波蔵ハナのモデル
- 平良とみさんのプロフィール(名前・生年月日・星座・血液型・出身地)
- 出演したドラマ・映画・舞台などの情報
平良とみ演じる古波蔵ハナの役柄は?
ちゅらさんのキャスト・平良とみ演じる古波蔵ハナは、恵里・恵達の祖母です。
口が達者で、思ったことをズバっという豪快なおばあちゃんです。
家の電話が鳴る前に、分かってしまうという不思議な力を持っており、ときおき皆を驚かせます。
あらすじの中では、古波蔵ハナの若かりし頃の話もでてきて、気象庁に勤めていた佐藤さんとの初恋に破れ、泣く泣く東京から小浜へ帰る船の中で、亡くなったおじいちゃんと出会うのです。
それは、古波蔵ハナが19歳のときでした。
それから、二人は結婚し、おじいちゃんが亡くなってからも小浜に戻ってはおじいちゃんが眠る亀甲墓の掃除にいそしんでいます。
古波蔵ハナのモデルは?
朝ドラ「ちゅらさん」のキャスト・平良とみさん演じる古波蔵ハナのモデルは、今のところ見当たりません。朝ドラ「ちゅらさん」のオリジナルキャラクターの可能性が高いです。
平良とみさんのプロフィール
こちらでは、ちゅらさんのキャスト・平良とみさんのプロフィールを紹介します。
名前 | 平良とみ(たいらとみ) | 血液型 | |
---|---|---|---|
生年月日 | 1928年11月5日 | 身長 | |
星座 | さそり座 | 出身地 | 沖縄県那覇市 |
古波蔵ハナ役を演じる平良とみさんは、1928年11月5日生まれの沖縄県出身で、ACO沖縄に所属した女優さんでした。
おばぁの愛称で多くの人に親しまれた沖縄芝居を中心に活躍した女優です。
また、沖縄県無形指定文化財「琉球歌劇」保持者でもありました。
翁長小次郎一座に入団
石垣島にいた13歳の時に、翁長小次郎一座に入団し、その後、役者で夫でもある進さんと共に、劇団ときわ座などで、女優として活躍しました。
20代の頃から、「おばぁ」役を演じていたとされており、「おばぁ」歴は、60年以上とされています。
女優として一躍人気となったのは、1999年に出演した映画「ナビィの恋」でのおばぁ役で主演したこととされています。
さらに、2001年に出演したNHK連続テレビ小説「ちゃらさん」で、国仲涼子さん演じるヒロインの祖母役を演じ切り、大ブレイクを果たしました。
共演した国仲涼子さんによると、「小さい身体からあふれるパワーは、みんなに元気を与えてくれた」、「すぐに場が和んだ」と感謝しており、彼女の人柄に共演した多くの人が温かい気持ちになったという趣旨のコメントを残しています。
これは、少女時代の強烈な戦争体験が背景にあると言われており、この経験が、「おばぁ」の演技に影響を与えたとされています。
16歳当時、山小屋を作って避難していたそうですが、大きなたらいに食糧を集めていたそうで、生まれて初めて経験する非常にしんどい経験になったと当時を述懐しています。
また、捕虜になった米兵の姿も記憶しており、戦争の悲惨さを間近で経験したとされています。
このため、命の大切さや戦争のおそろしさを実感しており、その気持ちを常に持ちながら、沖縄のおばぁ役を演じていたと言えるのかもしれません。
2014年には、旭日双光章を綬章しており、「夢をみているよう」と喜びのコメントを残しています。
死去
2015年に敗血症による呼吸不全で亡くなってしまいましたが、その死去に際して、数多くの関係者の方から、哀悼の意が述べられています。
特に、沖縄芝居の後輩の役者からは、「ありがたい先輩だった」と生前のとみさんを偲んでおり、ドラマ共演者からは、「本当のおばぁちゃんみたいで、元気を与えてくれた」と感謝の声が数多く寄せられたと言われています。
これも、戦争で経験した辛い経験を、あまり表に出さず、子や孫を優しく見守っている存在である沖縄のおばぁとして、生きてきたことが、女優としての仕事にまるまる影響していたと考えられます。
そのため、こういった女優さんは、今後二度と出てこないとも言われています。今後は、彼女から学んだ後輩や共演者の活躍を見守っていきたいところですね。
彼氏は?結婚していた?
平良とみさんに、彼氏がいたのか?結婚はしていたのか?について調べたところ、同じ劇団に所属していた俳優の平良進さんと結婚していました。
また4人のお子さんを授かったようです。
これまでの出演ドラマ・映画情報
こちらは、ちゅらさんのキャスト・平良とみさんが、これまで出演したドラマや映画の情報です。
作品名 | 役名 | 概要 |
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ドラマ | ||
女と愛とミステリー「警視庁心理分析捜査官・崎山知子」 | 崎山タエ | |
朝ドラ「ちゅらさん」 | 古波蔵ハナ | |
スシ王子! | ||
土曜ドラマ 「ジャッジII ~島の裁判官奮闘記~」 | ||
BS時代劇 「テンペスト」 | ||
水曜ミステリー9「沖縄リゾート コンシェルジュ具志堅陽子の名推理」 | ||
ドラマ10「つるかめ助産院~南の島から~」 | ||
サザンスコール | ||
「トリック TRICK」第10話 | ||
よるドラ「恋セヨ乙女」・「もっと恋セヨ乙女」 | ||
ハイビジョンサスペンス「海猿1・2」 | ||
「走れ!ケー100」第49話「助けて!紋太さんの幽霊だ-沖縄の巻-」」 | ||
平岩弓枝ドラマシリーズ 日本のおんなシリーズII「春の島の女」 | ||
木曜ゴールデンドラマ「ガラスの階段」 | ||
旅情サスペンス「沖縄恋唄 マングローブの島の女」 | ||
映画 | ||
オキナワンチルダイ | ||
パラダイスビュー | ||
マリリンに逢いたい | ||
ウンタマギルー | ||
うみ・そら・さんごのいいつたえ | ||
パイナップルツアーズ | ||
きこぱたとん | ||
パイパティローマ | ||
GAMA 月桃の花 | ||
BEAT | ||
夢幻琉球・つるヘンリー | ||
ナビィの恋 | ||
ホテル・ハイビスカス | ||
NOEL ノエル | ||
涙そうそう | ||
恋しくて | ||
銀幕版 スシ王子! ~ニューヨークへ行く~ | ||
南の島のフリムン | ||
真夏の夜の夢 | ||
舞台 | ||
「首里子ユンタ」 | ||
「五人の母」 | ||
「多幸山」 | ||
「流れ雲」 | ||
「口なしの花」 | ||
「一人豊見城」 | ||
「綾船あやぐ」 | ||
「人頭税物語」 | ||
「洞窟」 | ||
「美ら島」 | ||
「ちむぐりさ座間味島」 | ||
「コーンの道」 | ||
「あんま一達のロックンロール」 | ||
「洞窟」 | ||
「さらば福州琉球館」 | ||
「可愛いユーレー」 | ||
「めんそーれ沖縄-なんくる狂想曲-」 | ||
「南海のムリカ星」 | ||
CM・広告 | ||
ギンガネット「ギンガネット電話」 | 沖縄のおばぁ | |
公共広告機構 | ||
ちゅら花株式会社 | ||
NHK「九州国立博物館開館記念特別展『うるま 美ら島 | ||
NHK「受信料負担のお願い」九州・沖縄版 |
朝ドラ「ちゅらさん」のキャスト一覧
こちらは、朝ドラ「ちゅらさん」のキャスト一覧です。
「おちょやん」の子役キャストを知りたい方は、「朝ドラ『ちゅらさん』に出演する子役キャストを男の子と女の子に分けて紹介」ですべての子役キャストをまとめています。
役 | 出演者 | モデル | 関係・役柄 |
---|---|---|---|
古波蔵家 | |||
古波蔵恵里 | 国仲涼子
(幼少期:浦野未来) |
古波蔵の長女 | |
古波蔵ハナ | 平良とみ | 恵里・恵達の祖母 | |
古波蔵恵文 | 堺正章 | 恵里・恵達の父 | |
古波蔵勝子 | 田中好子 | 恵尚・恵里・恵達の母 | |
古波蔵恵尚 | ゴリ | 恵里・恵達の異父兄 | |
古波蔵恵達 | 山田孝之 | 恵里の弟 | |
上村家 | |||
上村文也 | 小橋賢児 | 恵里の夫で、内科医 | |
上村静子 | 真野響子 | 文也・和也の母 | |
上村伸生 | 勝野洋 | 文也・和也の父 | |
一風館 | |||
桐野みづえ | 丹阿弥谷津子 | 一風館の管理人 | |
島田大心 | 北村和夫 | 元外科医 | |
城ノ内真理亜 | 菅野美穂 | メルヘン小説家 | |
柴田幸造 | 村田雄浩 | 製薬会社のサラリーマン | |
池端容子 | 余貴美子 | 旅行会社で働くOL | |
北栄総合病院 | |||
下柳聡子 | 戸田恵子 | 北栄総合病院の婦長 | |
佐々木奈々子 | 佐藤藍子 | 恵里の先輩看護婦 | |
中町祥子 | 山口あゆみ | 恵里の1歳年下の同期看護婦 | |
西宮遙 | 小西真奈美 | 女医で、文也の元恋人 | |
神田秀美 | 清水ミチコ | 聡子の後任婦長 | |
村山麻衣子 | 菊地百合子 | 恵里が初めて指導した看護婦 |
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