エールでは、さよならの手紙から裕一が音に会いに行きました。
裕一が音に会いに行った話は、実話でしょうか?
結論からいうと、裕一のモデル・古関裕而さんは音のモデル・内山金子さんに、文通の末、会いに行っていますので、エールの話は実話です。
しかし、会いに行ったものの駆け落ち寸前でした。
こちらでは実話を詳しく解説していますが、エールと実話の結果だけ知りたい方は、「まとめ▼」をご覧下さい。
エール第21話『音に会いに豊橋へ』のあらすじ
こちらは、エール第21話『音に会いに豊橋へ』のあらすじの一部です。
ネタバレを含みますので、まだ視聴していない方はご注意ください。
音から別れの手紙をもらい、いてもたってもいられなくなった裕一は、一人飛び出して福島へ向かいます。
まさか裕一が豊橋に向かってるとも知らず、朝食を囲む関内家。
朝食の席では、音が東京帝国音楽学校への進学について話をしていました。
音は姉の吟と二人で東京へ行く準備を着実に進めていたのです。
準備万端の音と違って不安な吟は「お母さん 私は? どうしたらいい?」と母・光子に聞きます。
すると間髪いれずに音から嫌味を言われるのです。
「お姉ちゃんっていっつも人頼りだよね。」
「何ぃ? 私はあんたが気落ちしてるのを心配して一緒に東京行くのよ!」
カッとなった音は、つい結婚適齢期も過ぎても結婚できない吟に向かって
行き遅れと言ってしまいました。
そこからは、姉妹喧嘩の勃発です。
音と吟は、お互いのおかずを取り合う小競り合い。
そんな小競り合いをしている頃、裕一は音に会いたい一心で、ついに音の実家の玄関先まで来てしまいました。
すると、吟の大好物のアジフライを取った音が玄関の外まで出てきたのです。
「ガハハハハ!アジフライ 取ったり~!」
そのとき、吟は玄関前に佇んでいる男性に気付きます。
玄関に人が来ていることに気づかず、アジフライにかぶり付き、どや顔の音。
吟の様子に気付いて振り向くと、
「おお、、、 音さん、、、。」
裕一は、戸惑いながらも音に声をかけます。
「裕一さん?」
音も当然のこと突然現れた裕一に戸惑ってしまうのです。
エールと実話の比較
さて、さよならの手紙から裕一が音に会いに行きましたが、古関裕而さんの実話では、実際どうだったのか比較していきます。
実話の出所は、以下の書籍です。
裕一が音に会いに行った話は実話か?
エールでは、さよならの手紙から裕一が音に会いに行きましたが、会いにいったのは実話です。
古関裕而さんも3か月文通を続け、内山金子さんに会いに行っています。
裕一が突然関内家を訪ねて初めて顔を合わせた話は実話か?
エールでは、裕一が突然関内家を訪ねて初めて顔を合わせましたが、これは実話ではありません。
古関裕而さんは事前に行くことを伝えていて、会った場所も豊橋ではなく、名古屋です。
なぜ名古屋かというと、内山金子さんはすでに家を出ていて、名古屋で雑誌編集の手伝いをしながら、声楽 の勉強をしていたからです。
古関裕而さんは、東海道線の夜行列車に乗って、名古屋にやってきました。
裕一が音と駆け落ちをした話は本当か?
金子さんは裕而さんと会った二~三日間、行方不明だと大騒ぎになっていました。
裕而さんはひとまず名古屋駅前の旅館に泊まることになったのですが、金子さんに心細いから帰らないで欲しいと懇願したそうです。
裕而さんのお願いに意を決して住み込みで働いてた村田家に何も言わず、二~三日間一緒に過ごしており、ほとんど駆け落ち寸前でした。
二人は、その間、岐阜の今渡まで行って、木曽川下りを楽しんだそうです。
二~三日経ったときに、金子さんは実家に電話をかけ、裕而さんと会っていることを伝え行方不明騒動はおさまりました。
そして、二人は金子さんの実家に行き、母・みつに挨拶をします。
エールで裕一が音に会いに行った話と実話の比較まとめ
ここまで、エールの内容と実話を比較して説明しました。
会いに行った話は実話でしたが、まさか駆け落ち寸前だったとはびっくりですね。
今回のエールと実話の比較をまとめると、以下の通りです。
- 裕一が音に会いに行った話は、本当!
- 裕一が突然関内家を訪ねて初めて顔を合わせた話は、実話ではなく、金子さんが働いていた名古屋で会った
- 裕一が音と駆け落ちをした話は、駆け落ち寸前だったが、金子さんの実家に向かい結婚の許しをもらうことになった
エールと実話比較まとめ記事
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