『純情きらり』有森笛子のモデルは?津島美知子は太宰治の妻!?

2006年4月スタートの朝ドラ「純情きらり」で、有森笛子を演じるのは寺島しのぶさんです。

 

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そして、有森桜子の姉である有森笛子のモデルとなったのは、太宰治の妻・津島美知子さんです

こちらでは、朝ドラ「純情きらり」有森笛子のモデルである石原美知子さんのプロフィールと半生を紹介します。

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朝ドラ純情きらりの元ネタは?

朝ドラ『純情きらり』の元ネタは、津島佑子さんが書いた小説「火の山―山猿記」が原案となっています。

津島佑子さんは、なんとあの太宰治さんの娘さんでもあります。

有森笛子も小説「火の山―山猿記」で登場する人物ですが、有森笛子のモデルは、石原美知子さんです。

津島美知子さんは、津島佑子さんの母親で、つまり太宰治の妻でもあります。

有森笛子のモデルは?

有森笛子のモデルは、津島美知子さんです。

津島美知子(旧姓・石原美知子)さんは、明治45年、甲府市水門町の石原家に四女として生まれます。

父親の石原初太郎は、東京帝国大学理科大学地質学科を卒業して中学校校長を勤めていました。

石原初太郎の著書には『富士山の自然界』『富士の地理と地質』があります。

兄の石原明は、東京帝国大学医学部に在籍していました。

東京女子高等師範学校文科を卒業

昭和8年には、現在のお茶の水女子大学である東京女子高等師範学校文科を卒業し、山梨県立都留高等女学校に奉職し、寮の舎監として勤めていました。

このとき年齢は27歳で、親友3人で、生涯独身を通すことを約束していたそうですが、その約束は破られのちに太宰治と結婚します。

太宰治との結婚。

昭和13年9月、井伏鱒二の紹介で太宰治が見合いに来て、結婚することになります。

その際に、離婚しないことを条件に井伏氏が保証人となりました。

太宰は『富嶽百景』の中で以下のように記述しています。

ゆっくりからだを捻ぢ戻すとき、娘さんを、ちらと見た。きめた。多少の困難があつても、このひとと結婚したいものだと思つた。

見た瞬間に結婚をすぐに決めたようですね。

しかし結婚して9年後に愛人の山崎富栄と心中しており、津島美知子は未亡人になります。

津島美知子は、その後も再婚することなく、一生を太宰の妻として過ごしました。

津島美知子の子供

太宰治と美知子には、昭和16年に長女の園子、19年に長男の正樹、22年に次女の里子が生まれます。

この次女・里子が、朝ドラ『純情きらり』の元ネタ『火の山―山猿記』を書いた津島佑子さんです。

ちなみに、津島佑子さんが1歳のときに太宰治は亡くなっています。

朝ドラ「純情きらり」のモデルまとめ

朝ドラ「純情きらり」のモデルで分かっているのは、以下の方々です。(推測含む)

杉冬吾のモデル・太宰治さんと有森笛子のモデル・石原美知子さんを中心にまとめています。

有森笛子のモデルが石原美知子さんなら、桜子と杏子はその妹がモデルということになりますが、実は妹はいません。

そのあたりの解説もしていますので、詳しく知りたい方はご確認ください。

朝ドラ「純情きらり」のモデル一覧
出演者 モデル 関係・役柄
有森家
有森桜子 宮崎あおい 山田宇多子? ジャズピアニストを目指すヒロイン
有森源一郎 三浦友和 石原初太郎 桜子の父
有森マサ 竹下景子 石原くら 桜子の母
有森笛子 寺島しのぶ 石原美知子 桜子の姉
有森杏子 井川遥 小林喜代子? 桜子の姉
有森勇太郎 松澤傑 石原明 桜子の弟
有森家の親族
沖田徳治郎 八名信夫 岡木嘉門 桜子の祖父
杉冬吾 西島秀俊 太宰治 画家、笛子の夫
東京編
御崎しま子 光浦靖子 田部シメ子 青森から来た冬吾の許嫁と名乗る女

 

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