『マー姉ちゃん』校長先生役は高松英郎!幻の大学に入学していた!?

NHK朝ドラ「マー姉ちゃん」で、校長先生役を演じるのは、高松英郎さんです。

こちらでは、マー姉ちゃんのキャスト・高松英郎さんに関する情報をまとめています。

  • 高松英郎さんが演じる校長先生の役柄
  • 校長先生のモデル
  • 高松英郎さんのプロフィール(名前・生年月日・星座・血液型・出身地)
  • 出演したドラマ・映画・舞台などの情報
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高松英郎演じる校長先生の役柄は?

マー姉ちゃんのキャスト・高松英郎演じる校長先生は、マリ子の女学校時代の校長先生です。

マリ子が美術展に出品した「裸婦」について、呼び出され、どういう教育をしているのだと罵声を浴びせられるが、絵はあくまで絵であって、本人の人格とは関係ないと一蹴します。

校長先生のモデルは?

朝ドラ「マー姉ちゃん」のキャスト・高松英郎さん演じる校長先生のモデルは、今のところ見当たりません。

朝ドラ「マー姉ちゃん」のオリジナルキャラクターの可能性が高いです。

高松英郎さんのプロフィール

こちらでは、マー姉ちゃんのキャスト・高松英郎さんのプロフィールを紹介します。

名前 高松英郎(たかまつひでお) 血液型
生年月日 1929年10月24日 身長
星座 さそり座 出身地 高知県長岡郡大篠村(現南国市)

校長先生役を演じる高松英郎さんは、1929年10月24日生まれ(2007年2月26日生まれ)の高知県出身で、強面の外形を活かし、刑事役から悪役まで幅広く演じた名俳優の1人です。

早稲田中学を卒業後、1947年に鎌倉アカデミア演劇科に入学しました。

この鎌倉アカデミアという学校は、高等教育のために設立された私立学校で、1946年に開校し、わずか4年半後の1950年には閉校してしまいます。

しかし、この短期間の間に、いずみたくさん、山口瞳さんなど、著名人を数多く輩出したため、「幻の大学」として、現在まで語り継がれています。

2017年には、同校を題材にした映画「鎌倉アカデミア 青の時代」が公開されており、「新しい日本を担う若者を育成する」という当時の理念は、今の時代にも重要であることから、当時の活動の研究や見直しが行われている程です。

同校で演劇を学び卒業後、講師の推薦により、1951年に大映東京撮影所に入社します。

その後、1953年に映画「怒れ三平」で、俳優デビューを果たしました。

翌年の1954年には、「月よりの使者」、1958年「巨人と玩具」、1962年「しとやかな獣」とデビュー後もコンスタントに出演を重ねていきました。

大映の映画俳優として活躍する一方、1962年には、「テレビ結婚式」の番組内で、5歳下の元モデルと結婚し、子供は2人の娘を授かりました。

翌年の1963年には、映画「黒の報告書」への出演を最後に、大映を退社すると、活躍の場を徐々に映画からドラマに移していきました。

ドラマには、1960年、百万人の劇場第5回「にごりえ」に、既に出演していましたが、63年以降のドラマ出演は目覚ましく、1964年「共犯者」、1969年「柔道一直線」、1970年「男は度胸」、1971年「忠臣蔵」、1973年「必殺仕置人」、1976年「いごこち満点」、同年「刑事物語・星空に撃て!」、1979年「不毛地帯」とコンスタントに出演を果たしました。

中でも、1969年の「柔道一直線」での、主人公の師匠で頑固オヤジ役や、「刑事物語」での松井巌役(通称“ガンさん”)の人情味ある刑事役がはまり役で、自分の強面の風貌を活かした味のある演技で、さらに実力派俳優として知られるようになっていきました。

1980年代以降もドラマ、映画に幅広く出演しています。映画では、1987年「ラストエンペラー」、1989年「社葬」、1998年「お墓がない」、2001年「サトラレ」、2002年「修羅の群れ」、2003年「黄泉がえり」、2004年「ロード88 出会い路、四国へ」と近年まで立て続けに出演を果たしました。

さらに、ドラマでは、1987年「男が泣かない夜はない」、1990年「びんた」、1992年「大型時代劇スペシャル 平清盛」、1994年「夏子の酒」、2001年「スタアの恋」、2004年「月下の棋士」、2005年「ほたるの墓」、2007年正月時代劇「堀部安兵衛」と幅広く出演を果たしました。

一方で、Vシネマにて、悪役として出演することも多く、1993年「新書ワルVol3 激情編」をはじめ、2003年「実録 竹中正久の生涯 荒ぶる獅子」の山賀組3代組組長田城役など、強面の風貌を活かして悪役も見事に演じ切りました。

多忙なこともあり、30年以上糖尿病と長く付き合っていたとされており、晩年は毎朝血糖値を測り、自らインスリンを注射していたそうです。

その影響もあり、2007年の2月に、神奈川県内の自宅にて、心筋梗塞のため、亡くなってしまいます。

このように、満身創痍な中でも、亡くなる直前まで演技に携わっていた名優であり、その姿勢から学ぶことが多いと言える珍しい俳優の1人となっています。

当時の年齢と現在の年齢は?

朝ドラ「マー姉ちゃん」が放送された1979年当時の高松英郎さんの年齢は、49才です。

あれから42年経っていますので、高松英郎さんがご健在であれば、91才(2021年現在)でした。

これまでの出演ドラマ・映画情報

こちらは、マー姉ちゃんのキャスト・高松英郎さんが、これまで出演したドラマや映画の情報です。

作品名 役名 概要
ドラマ
大河ドラマ「天と地と」 金津新兵衛
大河ドラマ「元禄太平記」 堀内源太左衛門
大河ドラマ「八代将軍吉宗」 前田綱紀
大河ドラマ「秀吉」 林佐渡守
朝ドラ「マー姉ちゃん」 校長先生
朝ドラ「藍より青く」
朝ドラ「虹を織る」
朝ドラ「雲のじゅうたん」
朝ドラ「すずらん」
救命病棟24時 シーズン3 加賀裕樹の父
火垂るの墓 米屋の親父
正月時代劇「堀部安兵衛」 堀部弥兵衛
時代劇スペシャル「銭形平次」 鳴海屋
代表取締役刑事 岩田利夫
TBS大型時代劇スペシャル「平清盛」 源為義
鬼平犯科帳 第3シリーズ 第17話「忠吾なみだ雨」 鈴鹿の又兵衛
愛情物語 水島隆造
銭形平次 第2シリーズ 第15話「封印の罠」 石田清左衛門
痛快・三匹が斬る! 第18話「千石どり、裸踊りも厭やせぬ」 緒方平左衛門
超光戦士シャンゼリオン 第37話「嵐の前のバケタケ」 総理大臣
映画
月よりの使者 池内医師
薔薇いくたびか 技師
スタジオはてんやわんや 本人
巨人と玩具 合田竜次
白鷺 巽与吉
共犯者 町田武治
若き日の信長 林美作守
黒の試走車 小野田透
黒の報告書 草間検事
しとやかな獣 香取一郎
巨人 大隈重信 山県有朋
ラストエンペラー 菱刈隆
226 山下奉文
社葬 岡部憲介社長
民暴の帝王 秋田雅司
修羅がゆく2 戦争勃発 大浜一家総長 大浜常吉
ぼくは勉強ができない 時田隆一郎
お墓がない! サインを頼む組長
大怪獣東京に現わる 元原子力発電所反対活動家
サトラレ 田崎修
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NTT「DENPO 115」

朝ドラ「マー姉ちゃん」のキャスト一覧

こちらは、朝ドラ「マー姉ちゃん」のキャスト一覧です。

朝ドラ「マー姉ちゃん」のキャスト(出演者)一覧
役名 出演者 モデル 関係・役柄
磯野家
磯野マリ子 熊谷真実 長谷川毬子 磯野家の長女
磯野マチ子 田中裕子 長谷川町子 磯野家の次女
磯野ヨウ子 早川里美
(少女時代:平塚麿紀)
長谷川洋子 磯野家の三女
磯野はる 藤田弓子 長谷川サタ 磯野家三姉妹の実母
福岡で出会う人々
田畑千代
(大和田千代)
二木てるみ 磯野家のお手伝いさん
戸田トミ子 村田みゆき マリ子の親友
牛尾一平 益田喜頓 磯野家の福岡時代の隣人
牛尾軍平 三国一朗 一平の息子
校長先生 高松英郎 女学校時代の校長先生
村田 園田裕久 世話人
大和田高男 大門正明 千代のお見合い相手
天海朝男 前田吟 魚屋の息子
石井 小沢弘治 マリ子の絵の師匠
東京で出会う人々
東郷新八郎 田中健 東学 かけ出しの記者
新八郎の父 戸浦六宏 新八郎の父
東郷貴美 三木弘子 新八郎の母
田河水泡 愛川欽也 高見澤仲太郎 漫画家
田河順子 三田和代 高見沢潤子 水泡の妻
大宗均 渡辺篤史 水泡の弟子
菊池寛 フランキー堺 菊池寛 大作家
三郷智正 山口崇 写真館のおじさん
智正の母 三崎千恵子 智正の母
酒田大造 河原崎長一郎 磯野家の隣人
酒田ウメ 鈴木光枝 酒田大造の母
塚田 日下武史 陽談社の編集者
喜多川茜 島本須美 画塾の先輩
植辰 江戸屋猫八 植木屋さん
植辰の息子 江戸屋小猫 植辰の息子
岩村透一郎 小泉博 はるの実兄
岩村花江 岩本多代 透一郎の妻
結城信彦 森田順平 マリ子の画塾時代の友人
益田雄作 大塚国夫 小説家
成田三吉 福田勝洋 出征していた青年
島村正史 湯沢紀保 鹿島隆 新聞記者

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