こちらでは、朝ドラ「花子とアン」第25週(121話~125話)のあらすじのネタバレと感想をまとめています。
花子とアンの第24週「生きている証」では、英語に関わる仕事をして近所の人たちから非国民扱いをされるストーリーでした。
花子とアンの第25週「どんな朝でも美しい」では、スコットから贈られた「アン・オブ・グリン・ゲイブルズ」の翻訳に打ち込み完成させるストーリーです。
2014年9月15日(月)~9月20日(金)放送
第25週サブタイトル『どんな朝でも美しい』
朝ドラ『花子とアン』第25週のネタバレあらすじ
こちらでは、朝ドラ『花子とアン』第25週の放送されたストーリーから、ネタバレあらすじをまとめています。
第25週の各話ごとの詳細ネタバレあらすじを知りたい方は、こちらからご確認ください。
放送回 | 放送日 |
---|---|
第145話「翻訳に夢中」 | 9月15日(月) |
第146話「純平の戦死」 | 9月16日(火) |
第147話「出版させてほしい」 | 9月17日(水) |
第148話「今回は見送り」 | 9月18日(木) |
第149話「人生に無駄なことはない」 | 9月19日(金) |
第150話「吉平息を引き取る」 | 9月20日(土) |
昭和20年4月。
村岡花子(吉高由里子)は、この本を翻訳することが自分のすべきことだと突き動かされ、翻訳を始めた。
甲府に疎開させていた直子が、東京に帰ってきた矢先に空襲があり、花子は逃れながら、この本だけは、生きた証しとして、訳したいと願っていた。
翌朝、焼野原となった大森の町。
花子と美里、益田もも(土屋太鳳)はが家の前まで辿り着くと青凛社は全焼していた。
すると、そこに英治と旭が姿を現し、お互い無事だったことに安堵する。
家の中を確認し、燃え広がらなくてよかったと話していると、そこへ安東かよ(黒木華)がやってきた。
かよは放心状態で、自分の店が焼けてしまったことを口にする。
そんな彼女を花子はぎゅっと抱きしめた。
一方、宮本家でも、空襲の被害から免れており、皆無事だった。
空襲で心配した宮本龍一(中島歩)が戻ってくると、純平が出征したことを聞く。
そんな大変なことがあってからも花子は翻訳を続けていた。
翻訳に夢中になっていると幼いころの自分が現れる。
幼い自分からどんな本なのか教えてほしいと聞かれると、物語の概要を話して聞かせた。
本に登場するアンは花子にそっくりで二人とも私達にそっくりだと笑う。
そして、アンが希望を失わずに言った言葉を口にした。
『曲がり角をまがった先に、何があるかは分からないの。でも、きっと一番よいものに違いないと思うの』
それを聞いた幼いはなはにっこりと笑った。
1945年8月15日。
ついに日本は戦争に負け、終戦を迎える。
村岡家でも全員がラジオの前に正座して玉音放送を聞いていた。
宮本家でも玉音放送を聞き、宮本蓮子(仲間由紀恵)は戦争が終わったことを安堵し、息子・純平がいつでも帰ってきていいように迎える支度を始めた。
戦争が終わったといっても、食糧不足が解消されたわけではなく、調達に困る花子たち。
すると、益田もも(土屋太鳳)が、甲府に帰って、食べ物を分けて貰おうと提案する。
こうして、ももと旭と村岡英治(鈴木亮平)が甲府へ行くことになったのだ。
東京に残った村岡花子(吉高由里子)は、また翻訳を続けていた。
そして、ようやく『 Anne of Green Gables』の翻訳が完成したのだ。
花子が喜びをかみ締めているころ、宮本家には訃報の知らせが。
宮本純平(大和田健介)が戦死したという知らせが届いたのだ。
蓮子はその知らせを信じようとせず、取り乱す。
その知らせは、花子のもとへと知らされる。
安東かよ(黒木華)が闇市で昔のお客から聞いて、花子に知らせに来たのだ。
すぐに花子は宮本家を訪ねた。
7年ぶりの再会だったが、蓮子から純平を戦地へ送ったのはあなただと言われる。
花子は意味が理解できなかったが、ラジオで子供たちに国のために命を捧げろといったことを口にする蓮子。
そして、純平を返せと泣きながら蓮子は訴えた。
村岡花子(吉高由里子)は純平を亡くして悲嘆にくれる蓮子を励まそうとするのだが、逆に蓮子からあなたのせいで純平が死んだと責められる。
花子がラジオでお国のために命を捧げなさいと言ったからだと言う。
花子に挑みかかる宮本蓮子(仲間由紀恵)を家の中から出てきた龍一が宥めるが、今日のところは返って欲しいと告げた。
家に帰ると安東吉太郎(賀来賢人)が立っていて、どこか晴れやかな顔をしている。
一方の宮本家では、蓮子が純平の写真を見つめながら今までの思い出を回想していた。
些細な物音が聞こえただけで宮本純平(大和田健介)が帰ってきたのかもしれないと飛び出すが、違うと分かって泣き崩れる蓮子の姿に、龍一と富士子は胸を痛めて見つめている。
また、村岡家に梶原に案内された小鳩書房の小泉晴彦(白石隼也)が訪ねてきた。
英治と花子、梶原の三人で近況を報告し合う。
小泉は花子が翻訳したものを出版したいと申し出てたので、書斎から「ストウ夫人」と翻訳したばかりの「Anne of Green Gables」を持ってきて見せる。
また、村岡家を訪れた小泉に「ストウ夫人」と翻訳したばかりの「Anne of Green Gables」を手渡す。
「Anne of Green Gables」は誰の作品かと聞かれると、カナダのルーシー・モード・モンゴメリだと答える村岡花子(吉高由里子)。
花子は、とても魅力的で面白いと推薦するが、モンゴメリを知らなかった小泉晴彦(白石隼也)は、ひとまず原稿を持ち帰り社長と相談してみるといって帰っていった。
後日、再び小泉が村岡家を訪れてきて、『アンクル・トムズ・ケビン』について出版させてほしいという。
しかし、『Anne of Green Gables』は見送らせてほしいということで、花子は落ち込む。
そんな花子に出版する機会はいつか来ると村岡英治(鈴木亮平)が励ました。
すると、JOAKの黒沢からラジオに出演しないかと電話がかかってくる。
蓮子に責められた言葉を思い出し、その誘いを断る花子。
数日後、安東吉平(伊原剛志)が倒れたと朝市から電話があり、花子たち三姉妹は甲府へ帰ることにした。
実家に帰ると吉平は元気そうに振舞っていたが、医者からはくれぐれも無理させないようにと忠告させる。
皆で話をしていると家の中にラジオがあることに益田もも(土屋太鳳)が気づく。
吉平が花子がまたラジオにでるのはないかと買ったのだ。
吉平の笑顔に花子は複雑な気持ちになる。
すると、そこへ戸を叩く音が。
戸を開けると、なんとそこに立っていたのは、行方知れずの安東吉太郎(賀来賢人)だった。
父の安東吉平(伊原剛志)が倒れたと知って花子と安東かよ(黒木華)、益田もも(土屋太鳳)が甲府へ戻ってきたものの意外にも吉平は元気だ。
その様子を見て一同安堵したのだ。
久しぶりの家族団らんの場へやってきたのが安東吉太郎(賀来賢人)である。
家族と疎遠だった彼もまた、父が倒れた事を知り帰ってきたのだ。
何十年ぶりに家族全員が揃った賑やかな食事となったが、吉太郎は一人浮かない顔をしているのである。
夜になり、みんなが寝静まった後も一人囲炉裏の前で物思いに耽る吉太郎の隣へ来た吉平に吉太郎が胸の内を吐露し始めたのだ。
軍隊に憧れを抱き職業軍人を目指すも、終戦後に待ち受けていた世間の冷たい仕打ちに自身の全てを否定された悔しさを語る吉太郎に吉平は寄り添うように鼓舞したのである。
この瞬間、ようやく二人が和解する事になったのだ。
翌朝、安東家へやってきたのが木場朝市(窪田正孝)である。
沈んだ顔をしている村岡花子(吉高由里子)を見て心配した朝市が話を聞き出すと、依頼されたラジオ出演を躊躇している事を口にする。
葛藤している花子に、朝市がかけたのは励ましの言葉だった。
花子はそんな朝市の言葉に勇気をもらい、東京へ戻ったのである。
朝市に勇気をもらって村岡花子(吉高由里子)がラジオの仕事をやろうと決心する。
東京に戻ると、黒澤に電話をかけ、ラジオの仕事を引き受けることを告げた。
一方、甲府では安東吉平(伊原剛志)が吉太郎をぶどう酒造りに連れ出す。
二人でぶどう酒造りを終えて家に戻ると、安東ふじ(室井滋)が吉太郎に意外な来客を告げる。
そこにいたのは醍醐亜矢子(高梨臨)だった。
醍醐の来訪に驚く安東吉太郎(賀来賢人)。
醍醐は吉太郎のことを心配して甲府までやってきたのだ。
ふじと吉平が二人の様子を見ながらニコニコと見守っている。
醍醐がふじと吉平にぶどう酒造りを手伝わせてくださいと告げた。
醍醐の気持ちに胸を打たれて、ついに吉太郎が「この人と一緒になりたい」と告白した。
こうして、長い年月をかけてやっと二人が結ばれる瞬間が訪れたのだった。
年が明けて5年ぶりに花子がラジオに出演する日がやってきた。
ラジオから聞こえる花子の声に、寝込んでいた吉平が笑顔を見せる。
放送はインタビュー方式で、花子は聞かれたことを事実に沿って答えた。
その中で、父が修和女学校へ導いてくれたこと、学校で友とめぐり合えたことを話した。
そして、最後に、勇気を出して歩いて行けば、その先にはきっと一番よいものが待っていると私は信じていると締めくくった。
それを聞いていた吉平は、目を瞑ったまま安らかに息を引き取った。
花子とアン第26週のあらすじを知りたい方は、第26週『曲り角の先に』へ読み進めてください。
朝ドラ「花子とアン」第25週の感想まとめ
こちらは、朝ドラ「花子とアン」第25週の感想まとめです。
ドラマを観た私の個人的な感想かつ独り言ですので、スルーしていただいても結構ですw
また、感想の中にはまだ放送されていない次週のネタバレも含まれている場合もありますので、ご注意ください。
花子とアン25週の感想
放送終了次第、すぐに感想をまとめますので、しばらくお待ちください!
以上が、朝ドラ「花子とアン」第25週目のあらすじのネタバレと感想まとめでした。。
朝ドラファンの皆さんのコメント!