こちらでは、朝ドラ「澪つくし」第10週(46話~50話)のあらすじのネタバレと感想をまとめています。
澪つくしの第9週では、かをると嫁にすると決めた惣吉が入兆に何度も挨拶にいき門前払いを受ける中、陸者と海者で喧嘩勃発するストーリーでした。
澪つくしの第10週では、何度も入兆に挨拶にくる惣吉は門前払いを受けていたが、かをるが律子の変わりに警察に捕まったことで勘当され、自由の身となって結婚するストーリーです。
1985年6月3日(月)~6月8日(金)放送
第10
朝ドラ『澪つくし』第10週のネタバレあらすじ
こちらでは、朝ドラ『澪つくし』第10週の放送されたストーリーから、ネタバレあらすじをまとめています。
第10週の各話ごとの詳細ネタバレあらすじを知りたい方は、こちらからご確認ください。
放送回 | 放送日 |
---|---|
第55話「喧嘩の始末」 | 11月23日(月) |
第56話「律子のお遣いパート2」 | 11月24日(火) |
第57話「かをる逮捕される!」 | 11月25日(水) |
第58話「事実無根!」 | 11月26日(木) |
第59話「るいが吉武家に!」 | 11月27日(金) |
第60話「かをる勘当される!」 | 11月28日(土) |
演奏会
ある日、古川かをる(沢口靖子)は女中や職人たちと音楽の演奏会を聴きにいっていた。
そこへ、急いで現れた職人が、「吉武」という言葉を口にして外へでていった。
かをるは吉武の名を聞き、心配になって、演奏会どこではなかった。
喧嘩の始末
その頃、入兆では、 源八を連れて吉武惣吉(川野太郎)が来ていた。
惣吉は先日の喧嘩を収めに来たという。
そこへ久兵衛がやってきて、惣吉が喧嘩の始末をつけに来たと言うと、中に入れと惣吉だけを座敷に通した。
座敷に通されていたとき、かをるは惣吉が心配になって、演奏会場を飛び出し、入兆へ戻る。
対峙
座敷に二人。
坂東久兵衛(津川雅彦)が、喧嘩の始末をどうするつもりだと聞くと、 双方で詫びて手打ちにするのがいいと提案する。
しかし、久兵衛は、かをるとの結婚を諦めない限り仲良くはなれない、娘を幸せにしたいからお前にはやれんと突き放す。
それから、お互い主張を繰り返すが平行線のまま。
痺れをきらした久兵衛は、漁師をやめて入兆の養子になるなら結婚を許してもいいと言い出す。
しかし、それも惣吉は否定し、醤油屋になったら沽券にかかわるというと、久兵衛も娘を漁師にやるのも沽券にかかわると同じ言葉で返し、話は終わった。
愛し合う二人
惣吉が、帰ろうとすると隣の部屋で座っているかをるを見つける。
かをるは入兆に戻ってきていて、二人の話を聞いていたのだ。
二人は見つめ合い、何も言わずにかをるは頷く。
かをるは惣吉の堂々たる態度に胸を打たれていた。
無視
喧嘩の始末で物別れに終わった吉武惣吉(川野太郎)は、あれから何度も入兆に足を運んだ。
しかし、従業員たちは、久兵衛の命令で、完全に無視することになり、一人たたずむ惣吉。
そこへ、名取庄右衛門(内藤武敏)と県会議員の武末がやってきた。
票集め
座敷に通された名取と武末は、選挙の力添えが欲しいと久兵衛にお願いする。
坂東久兵衛(津川雅彦)は、家訓で政治には関わらないというと、そういうことではなく従業員の票が欲しいという。
この年から、普通選挙となり、満25歳以上の男子すべてに与えたため、武末は焦っていたのだ。
ビラ配り
その頃、坂東律子(桜田淳子)は広敷にいって、かをるとビラを配っていた。
ビラは律子が作ったもので、職人たちに、明後日選挙があり、労働者の味方がどの政党なのかよく考えて投票してほしいとお願いした。
そのことが久兵衛に知られると、入兆はうまくいってるから余計なことはするなと注意される。
律子は、少しは自分がやっていることを理解してほしいと言うが、それは勘弁だといって部屋を出て行った。
提案
若林ハマ(根岸季衣)と二人で話をしているかをる。
一緒になれないのであれば、惣吉に愛想尽かししたらどうかと提案する。
久兵衛も折れることはないし、損をするのはかをるだけだと心配していたのだ。
男女の話をしていると、ハマの話になった。
ハマは元夫は優しい人だったが姑とうまくいかず、離婚したという。
その話を聞いて、かをるは少し悲しそうな顔をしていた。
絵のお金
沖田が描いた律子の絵が完成した。
律子は、その絵を自分が買うと言い出す。
そして、久兵衛にその絵を買うお金が120円だとせがると、金は出すが、当分の間は外出禁止だと条件をつけられる。
先日、警察が入兆にやってきて、ビラを配った人物を探しているという。
その犯人が律子だと知る久兵衛は、その条件を飲ませ金を渡した。
お使い
久兵衛からお金をもらった律子。
かをるの部屋にいき、またお使いをお願いする。
古川かをる(沢口靖子)が誰に渡すのかと聞くと、この前と同じ人だと答える律子。
その答えに、相手が水橋だと知る。
このとき、かをるは嫌な予感がしていた。
お使い
律子に言われたように、翌朝電車に乗って、飯沼観音の近くまでやってきた古川かをる(沢口靖子)。
言われた場所までやってくると、戸が開き知らない男がでてきた。
かをるは、水橋信吾(寺泉憲)に用があるというと、男は入れと促す。
中に入ると水橋が取り押さえられており、取り次いだ男は警察だった。
そして、抵抗することもできずに、警察に捕まった。
行方不明
入兆では、かをるがいないとまた騒動になっていた。
坂東久兵衛(津川雅彦)がそわそわしていると、職人がやってきて警察がやってきたと話す。
店にいくと、 警察から水橋が検挙され、入兆を何か疑っていると感じた久兵衛はうちには関係ないと答えた。
しかし、水橋に120円の大金を届けに来た女がいたといい、その女の名前が「古川かをる」だと伝えた。
120円の金に心当たりがあった久兵衛はそのとき、すべてを理解した。
彼女の部屋を見せるよう言われるが、久兵衛はそれを拒否する。
警察は、それ以上は追求せずに、ひとまず引き下がった。
激怒
久兵衛はすぐに律子の所へ行く。
水橋に金を届けさせたのはお前かと質問し、そうだと答える坂東律子(桜田淳子)。
警察に尋問されていると訴えると、姉に頼まれたと話せばいいと言った瞬間、頬をぶたれた。
久兵衛は、かをるは金の出所も律子の名前も出しておらず、自分で罪をかぶるつもりだと話した。
そして、金輪際勝手な真似は許さんと言って部屋を出ていった。
警察
かをるは、一切口を割らなかった。
ただ、警察に捕まったことを惣吉さんが知ったら見放されるんじゃないかと、心細く感じていた。
釈放
一週間後。
逮捕されていた古川かをる(沢口靖子)は、処分保留で釈放され古川家に戻ってきた。
古川るい(加賀まりこ)が、この先かをるはどうなるのかと心配すると、ほとぼりが冷めるまでは、古川家にいたほうがいいと話す。
るいが何をしたのかとかをるを攻め立てるが、坂東久兵衛(津川雅彦)はそれは聞かない約束だと制止させた。
そして、かをるは、自分は他の人にどう思われても構わないが、真実を伝えたい人が一人だけいると話す。
その一人とはもちろん惣吉のことだ。
しかし、久兵衛は漁師の息子との結婚はゆるさんと言ったはずだといい、聞き入れなかった。
外川
外川でも、入兆の娘が警察に捕まったことが噂になっており、その噂はすぐに惣吉の耳まで届いた。
源八は、かをるさんがどんな女なのかあんたが一番しっているはずだと声をかけた。
惣吉も分かっていると答えるが、一抹の不安が残っていた。
新聞
それから数日のこと。
新聞に水橋信吾(寺泉憲)とかをるが恋人で、当局に検挙されたという記事が掲載された。
坂東英一郎(鷲生功)は、惣吉がこの記事を読んだらどう思うかと心配していた。
律子も色々と考えていたが、自分が出ると水橋にもかをるにも迷惑がかかると話す。
吉武家
突然吉武家を訪れる律子。
吉武惣吉(川野太郎)が戻ってくると、 水橋は自分の恋人で、かをるは無実であることを知らせた。
そして、彼女は自分を守るために沈黙を守ったことを告げ、信じて欲しいと訴える。
真実を伝えた律子は、その足で古川家に向かった。
古川家
惣吉に真実を伝えた坂東律子(桜田淳子)は、その足で古川家にやってきた。
古川かをる(沢口靖子)が玄関までやってくると、律子は迷惑をかけてしまったと謝罪し、惣吉に真実を伝えたことを話した。
そして、吉武惣吉(川野太郎)は今でもあなたを愛しているから希望を捨てないでほしいと訴える。
かをるは、その言葉に「はい」と一言だけ頷き、目に涙を浮かべた。
惣吉からの手紙
数日後、坂東英一郎(鷲生功)は、惣吉からの手紙を預かってきたと、父・久兵衛に渡した。
手紙には、かをるの真実にほっとしたことと、今まで何度も押しかけたことへの謝罪が書き綴られていた。
そして、最後には一席設けて、お願いしたいことがあると書かれていた。
それを読んだ坂東久兵衛(津川雅彦)は、律子を呼び出す。
座敷に来た律子に、吉武の家にいって、何をしゃべってきたのか質問した。
律子は、本当のことを知らせにいったと答え、それが私の義務だと話す。
更に、かをるは惣吉と結婚できなければ一生独りになる覚悟だと訴えた。
吉武家
坂東千代(岩本多代)の見合いにきた律子は、るいがいないことに気づく。
その頃古川るい(加賀まりこ)は、外川の吉武家を訪れていたのだ。
るいは、吉武とね(草笛光子)に惣吉の手紙を返し、娘のことをどう思っているかと聞くと、私は好きだと答えが返ってきた。
更に、惣吉に入兆の跡取りになってもらえないかとお願いするが、網主の跡取りという立場もあると、それは難しいと話す。
そして、あの二人を応援してみませんかと励まし、旦那の気持ちを変えられるのはあなただけだと、お願いした。
入兆
古川かをる(沢口靖子)は、古川るい(加賀まりこ)とともに入兆へ呼ばれて行ってみると、伯父の古川清次(寺田農)も来ていた。
坂東久兵衛(津川雅彦)がやってくると、一口お茶を飲み、かをるにこれから言い渡すことがあるという。
そして、るいと清次には一切口を出さないようにと忠告した。
そして久兵衛は、水橋との件に触れ、自分の顔に泥を塗ったといい、勘当を言い渡したのだ。
感動するからねは親でも子でもないから、どこへでも好きなところへ行けと言い放った。
その真意に気付いたかをるは、「ありがとうございます。」とお礼の言葉を口にする。
そして、勘当した限りは、この入兆には二度と出入りにはできないぞと念を押し、自分で切り開いて幸せを掴むんだぞと伝えた。
報告
話が終わるとかをるは、夕食を食べている坂東英一郎(鷲生功)と坂東律子(桜田淳子)のもとへ行き、勘当されたことを伝える。
惣吉の元へいけると話すと、英一郎が両手を挙げて喜んだ。
英一郎は、すぐに吉武家に電話をかけ、勘当された話を話した。
惣吉は、久兵衛が武士の情けで、勘当する形でかをるを嫁にくれたとすぐに悟った。
挨拶
後日、入兆へ挨拶に向かった吉武惣吉(川野太郎)。
そのことを話すと、なかなか察しがいいなと答えたが、勘当を願いでたのは、かをるの母親だと答えた。
久兵衛は、自分の娘ではないとあくまで形式に拘るが、 娘を大事にしてほしいと伝える。
結納
昭和3年5月10日。
かをるの18歳の誕生日に、古川家で結納が交わされた。
目の前にいる正装した惣吉の姿に、かをるは、これが夢ではありませんようにと祈りつづけた。
澪つくし第11週のあらすじを知りたい方は、第11週へ読み進めてください。
朝ドラ「澪つくし」第10週の感想まとめ
こちらは、朝ドラ「澪つくし」第10週の感想まとめです。
ドラマを観た私の個人的な感想かつ独り言ですので、スルーしていただいても結構ですw
また、感想の中にはまだ放送されていない次週のネタバレも含まれている場合もありますので、ご注意ください。
演奏会
今日はいきなりの音楽の演奏会から始まりました。
おそらく、かをるが外出している間に、惣吉が入兆に来るというあらすじにしようとしたんでしょうが、女中だけならいざ知らず、職人たちも一緒に音楽を聴くってちょっとおかしくないですか?
あんな荒くれた職人たちが音楽を聴きたがるのでしょうか。
ちょっと偏見かもしれませんが、かをるに惣吉が入兆にやってきた情報を伝えるためだけの存在のように思えてなりません。
平行線
ついに対峙した二人。
ジェームス三木節がうなりましたね~
やっぱり、セリフがしっかり考えて作られていました。
最近のドラマでは、あそこまでの言い回しってなかなか見ない気がします。
「喧嘩というものは大概両方に責任があるものだ」
まさにその通り。
遊郭での喧嘩も、お互いが罵り合ったことで大乱闘に発展しました。
どちらが先に手を出したというわけではなく、どっちも一緒に手を出したので、いわば喧嘩両成敗でカタが付く話なんですよね。
ただ、双方当事者ではないので、どううまく落とし前をつけるのかが腕の見せどころでしたが、、、
「双方で詫びて、手打ちにするのがいい」
これもまさにその通り。
お互いどういったいきさつで大乱闘に発展したのかは分かっていませんが、双方にけが人がでた以上、喧嘩両成敗がよいと判断したんでしょう。
だがそれは問屋が卸さん!
「かをるを諦めないかぎり仲直りはできない」
これはちょっと考えすぎなところがあります。
元々喧嘩の原因はかをるではなく、単にからかったことが原因です。
ただ、お互いが彼女が原因だと感じているらしく、そのままその話で進んで行きました。
そこが原因じゃないと言えば、また違ったストーリーになっていたかもしれませんが、あれはあれでよかったと思います。
その言葉をかりて、「結婚を認めてくれれば仲良くなる」と、うまい言葉で返しました。
その言葉に「屁理屈こねるな!」と、ちょっと久兵衛おされ気味?な感じがしましたが、そのあともうまいぐらいに平行線のまま。
ああいった言葉のやり取りが最近のドラマではなかなかないので、新鮮さを感じましたねw
無視が一番
物別れに終わった惣吉ですが、あれからもめげずに入兆に足を運んでいました。
しかしそんな彼にまさかの無視作戦!
これは効きますね!
こうなったらどちらが先に折れるのか根比べですが、頭の固い久兵衛が早々折れるとは思えません。
下手したら1年以上も無視され続けるじゃないかと惣吉も思っているかもしれませんが、彼もかなりの頑固者なので、それを貫き通す覚悟はきっとあることでしょう。
ただ問題になるのが、そうなったら全くストーリーが進まないということです、、、
こっちが暇になるので、早々にまた対峙して、言葉の応酬を繰り広げてもらいたいものですw
普通選挙
普通選挙開始については、学校の授業で習っていたことですか、今にしてみれば、男子だけに選挙権があるっておかしいですよね。
あの時代では、普通選挙になっただけでも結構革新的なことだったのかもしれませんが、律子がいうように、女性にも選挙権がないと意味がありませんよね。
今の時代は昔ほど男尊女卑の考えの人が少ないので、あと数十年経つと、女性の総理大臣とか普通にいて、「昔は男しか総理大臣なっていなかったんだって」とか言ってそうです。
良い方向に時代が流れて言ってくれることを願うばかりですw
ハマどうした?
今回一番ビックリしたのはかをるに対するハマの態度。
今日はやけに優しくありませんでしたか?
特に惣吉に対しては好感を持っており、いつもは突き放すくせに、今日は完全にかをる寄りに話をしていました。
しかも、まさか自分の話をし始めるとは!
姑とうまくいかなかったことは想像がつきますが、 旦那が暴力を振るって離婚したと思いきや、そうではなかったようですね、、、
ハマの性格からそんな感じで別れたんだろうと勝手に思ってましたが、違ったようでごめんなさいw
姑に楯突けない男っていうことは、完全なマザコンのようですね!
当時マザコンという言葉はなかったと思いますが、現代のマザコンを想像してしまって、一人で吹いてましたw
漢
警察に捕まってしまったかをる。
今日は、彼女の中の漢(おとこ)を感じましたね。
暴力を受けてないにしても、あれだけのきつい取り調べを受け口を割らないとは、まさに漢(おとこ)です!
しかもひたすら黙っているというわけではなく、ちゃんと受け答えしてましたよ。
ただ内容は、知らない人から頼まれたと完全に怪しい回答していましたが、それでも口を割らなかったのは、偉いと思いました。
あれが朝一ではなく日中であれば、嘘も通じたかもしれませんが、わざわざ朝っぱらから知らない人に頼まれて、馬鹿正直にした顔したので早々にいないですよね。
小浜の次に水橋
一番最初に噂されたのが小浜でしたが、今度は水橋との関係が噂になっていましたね。
どちらも共通することは、二人が律子を愛してるということです。
そしてそんな噂を流された原因となったのが、もちろん律子さま。
色々とやらかしてきましたが、今回ばかりはさすがに警察沙汰になってしまいましたので、相当やばい展開になってきました。
当時の警察といえば、暴力も当たり前の時代ですから、もしも暴力振るわれて帰ってきたとなれば相当大問題に発展しそうですね。
なにかととばっちりを受けるかをるですが、そういった星のもとに生まれてきたのかもしれません、、、
新年早々
新年の挨拶の時には、明るい希望を抱えていましたが、ものの見事に堕ちていきましたね。
律子にキレる気持ちは分かりますし、 入兆も世間のさらし者だとか、自分もかっこつかないとか、言いたい気持ちも分かります。
ただこう続けて問題ばかりだと、私だったら、何か取りついているんじゃないかと御祓いにいきますね。
昔あることで、お祓いに行ったことがあります。
病は気からというように、気持ち的にもすっきりしますので、是非久兵衛にはオススメしたいところですw
純愛
水橋と律子の愛の絆を断ち切ってはならないという気持ちだけが支配していたって、どれだけ純情なんですか!
昔、ハマの質問にも「愛だと思います」と答えて、バカですか?みたいな感じで見られたのに、「愛もあると思います」ってどんだけ愛にまっすぐな人なんでしょうw
その純愛を惣吉と結ばれるまで続けて行ってもらいたいと思います。
一週間
かをるは、一週間後に釈放されましたが、一週間って結構長いですよね。
その間ずっと尋問されていたんでしょうか?
弁護士の手腕とかをるが頑なに沈黙を貫いたことで証拠不十分となったそうですが、沈黙を続ければ、釈放されるもんなんですね。
警察といえば、しゃべるまで絶対に釈放しないイメージですが、そんな扱いを受けても腹が立っていたと言っていたかをるは、まさに男顔負けです!
あと釈放されたと聞いたとき、なぜかカルロスゴーンが釈放された時のことが頭に浮かんできましたw
伝えさせて!
釈放されたかをるは、他の人に何言われても構わないから、惣吉だけは真実を話したいと訴えていました。
久兵衛も彼女のおかげで面目丸つぶれにならなくて済んだんだから、真実伝えるぐらいは許してもいいでしょ?
がんばったとか、芯の強さは親譲りだとかそういうのいいから、少しは彼女の希望も聞いてあげてください!
人間
惣吉の耳にも逮捕された話が届きましたが、彼もやっぱり人間でしたねw
源八が、「あんたが一番良く知っているはずだ!」と言ったときに、「当然だ!」みたいな顔をするのかと思いきや、めちゃくちゃ不安そうな顔してたじゃゃないですか。
真っ直ぐな性格で芯の強い男というイメージをずっと持っていましたが、やっぱり好きな人の話になると不安な気持ちもあるようですね。
心の中では、いやそんなはずはないと信じているけど、「もしかしてもしかして」とどこか思っちゃうところがあるんでしょうね。
その弱さが人間ってことですよねw
真実
律子が吉武家に真実を伝えに行きましたが、彼女なりの罪滅ぼしでしたね。
真実を知った時の惣吉のあの顔。
めっちゃ嬉しそうじゃありませんでしたか!
あと、律子さん、純潔まで報告する必要ありましたか?
純潔っていうことは処女だということですよね。
久兵衛も前にかをるにそこんとこ確認していましたが、やっぱり当時はそこが重要だったんでしょうか。
今の世の中、純潔で結婚に至る人はどれぐらいの割合でいるんだろう?
盗み聞き
律子が古川家にやってきて、惣吉に真実を話したことを伝えに来ましたが、彼女が帰った後、すぐにお友達寄って来ましたねw
完全に盗み聞きしてたってことじゃないですか!
そんなに玄関と部屋の距離って近かったんでしょうか?
いやいや玄関と部屋の距離じゃなくて、普通盗み聞きなんてしませんよね。
しかも「何もかも聞いたわ!」って悪びる様子もなく、「ごめん!」って。
水橋とできてる前提で話してたので、そりゃ謝るしかないですが、革命を起こそうという男と恋人関係だと信じた二人にびっくりです。
父VS子
今日は珍しく久兵衛と律子・英一郎でバトっていましたね。
特に英一郎が父ちゃんいい加減にし~や~みたいな感じだったのがウケましたw
そして、生意気なこと言いやがってと頭をたたこうとするが、見事よける英一郎。
勉強はからっきしダメだけど、今日はやけに父親をあやしている感じでおもしろかったです!
そして極めつけは律子の「殴られてあげればいいの」って。
完全に子供たちに小馬鹿にされてましたね。
しまいに、かをるが決心していることを伝えると「うるさい!」と駄々をこねる子供のような態度にでるし、ほんと困ったちゃんのお父さんです。
母親同士
なぜだか吉武家に現れたるい。
最初、手紙を返したのを見たときには、金輪際こういったことはしてくるなとことづけに来たのかと思いきや、そうではありませんでしたね。
しかも世間話をするような会話でした。
お互い子を持つ親。
子供の幸せを願うのは当然ですが、親がそれを住んではいけないととねが言っていたのは、その通り。
いつまでたっても子は子ですが、子はいつか大人になり巣立っていくものです。
二人の幸せを願うのであれば、親のつまらない意地を張るよりも、子の幸せの方が何百倍何千倍と大切なことだと思います。
もしも二人が結ばれたら、この姑同士は、結構仲良くやるんじゃないですか?
二人がバトルところも見てみたかったですか、なんだか微笑ましい二人の会話でした。
勘当
昨日の、とねが冗談まじりに「勘当したらいい」といっていたことが真実となりました!
まさかあれが伏線だったとはちょっと思ってもみませんでした。
勘当は大いに結構!勘当されたら吉武家にきたらいいって言ってたので、微妙に話が違いましたが、 まさか久兵衛から勘当を言い渡すとは!
結局のところ久兵衛が折れたということになりますが、 入兆も面目が立ち、律子も助かるということで、万事うまくまとまったという感じです。
相変わらずジェームス三木さんは、話をまとめるのが上手ですね。
「災い転じて福となす」
本人も言ってましたが、まさに文字通りにまとめてジェームス三木さんはさすがです!
しまいには吉武惣吉はなかなかの青年でかをるが惚れただけはあるって言わせるし。
ちょっとそこまで持ち上げなくてもよかったかもしれませんが、あの嬉しそうなかをるの顔は、とても微笑ましかったですね。
即報告
勘当されてからすぐ報告に行くかをる。
いきなり「勘当されました!」って笑顔で言われても、言われた側は、めっちゃびっくりしますよね。
飯食ってる最中に、わけのわからん事言われてキョトンとしていたハマの顔が面白かったです。
そして、ここでも回収された伏線がありましたよね!
それはハマが笑うということです。
前に、ハマが笑ったところを見たことがないという話をしていました。
まさかここであの伏線を回収するとは、今日は思ってもみないことばかりです。
しかもその「ハマ」じゃないとか、おとぼけも入れ込むとはw
漁夫の利
そして最後にしめた言葉「漁夫の利」
漁夫の利とは、「当事者同士が争っているうちに、第三者が何の苦労もなく利益をさらうことのたとえ」ですが、第三者とはもちろん惣吉のこと。
惣吉は今回の結婚に対して実質なにもしてませんからね。
あの事件のおかげで、勘当することで入兆と律子が助かった。
その副産物として、かをるを貰い受けることができたのですから、まさに「漁夫の利」です!
漁師だけにw
以上が、朝ドラ「澪つくし」第10週目のあらすじのネタバレと感想まとめでした。。
朝ドラファンの皆さんのコメント!