NHK朝ドラ「カムカムエヴリバディ」で、小椋くま役を演じるのは、若井みどりさんです。
こちらでは、カムカムエヴリバディのキャスト・若井みどりさんに関する情報をまとめています。
- 若井みどりさんが演じる小椋くまの役柄
- 小椋くまのモデル
- 若井みどりさんのプロフィール(名前・生年月日・星座・血液型・出身地)
- 出演したドラマ・映画・舞台などの情報
若井みどり演じる小椋くまの役柄は?
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カムカムエヴリバディのキャスト・若井みどり演じる小椋くまは、雉真稔の下宿先「おぐら荘」の大家です。
雉真稔は、大阪の大学に通っている学生で、小椋くまはよくおせっかいをやきます。
稔と安子の関係性を見守ってくれる大阪のお母さん的な存在で、安子の人生を強く後押しすることも。
小椋くまのモデルは?
朝ドラ「カムカムエヴリバディ」のキャスト・若井みどりさん演じる小椋くまのモデルは、今のところ見当たりません。朝ドラ「カムカムエヴリバディ」のオリジナルキャラクターの可能性が高いです。
若井みどりさんのプロフィール
こちらでは、カムカムエヴリバディのキャスト・若井みどりさんのプロフィールを紹介します。
名前 | 若井みどり(わかいみどり) | 血液型 | O型 |
---|---|---|---|
生年月日 | 1944年7月29日 | 身長 | 148cm |
星座 | しし座 | 出身地 | 大阪府大阪市 |
小椋くま役を演じる若井みどりさんは、1946年7月29日生まれの大阪府出身で、吉本興業所属、元漫才師のお笑いタレントです。
厳しい師匠の下、お笑いを研究し続け、売れるまで苦労した女芸人さんです。
この苦労は、後に、「厳しい分、それが芸の味になって良かった。」と述懐しているように、御年70歳を超える今でも、吉本新喜劇で活躍する活力になっている人物です。
元々、洋裁学校の同級生であった若井小づえさんとコンビを組み、東京オリンピックが開催され、高度経済成長真っただ中の1964年に、当時、人気兄弟漫才師として名を馳せていた、若井はんじさんとけんじさんの楽屋に赴き、弟子入りを懇願したとされています。
師匠は当初、「女はちょっとええようになったら結婚して辞めてまうから、育て甲斐がない」とこれを、中々受諾してもらなかったと言われています。
しかし、彼女はあきらめず、何度も何度も、弟子入りさせてほしいと懇願したそうです。
最終的に、「結婚は絶対しません」と宣言した後、半年経過した頃に、師匠が所属するケーエープロダクションの会社預かりという形で、事務所にようやく呼ばれることとなりました。
ちなみに、この兄弟漫才師を師匠になぜ選んだのかですが、これは、「若手の中で一番かっこよかったから」だそうで、当時20歳の彼女からすると、30歳の師匠は、垢ぬけてみえ、成熟した大人に見えたのかもしれません。
弟子入り
弟子入り生活がスタートしたものの、ここからが苦労の連続だったと述懐しているように、師匠の付き人として、寄席、テレビ、ラジオ局を回り、衣装の着替えや、掃除、かばん持ちなど雑用を担当し、毎日朝の7時前に家を出て、夜の11時過ぎ頃が帰りになるという超多忙な生活を過ごしていたとされています。
この頃、ネタ作りにも励みますが、師匠からのアドバイスは、「芸は盗むもの」、「自分らで研究せえ!」というタイプで、稽古は全然つけてくれなかったそうです。
さらに、「厳しせんと、困るのは自分らや」と指導され、弟子入り当初から、非常に厳しい時期を過ごしていたものとされています。
事務所移籍
そんな折、1968年に師匠の反対を押し切る形で、松竹芸能事務所に移り、活動の幅を広げようとします。
この後、中々思ったように、売れることができなかったと言われています。
このため、売れたいとの思いから、吉本興業へ再移籍することを考えるようになりました。しかし、吉本興業の社長は首を縦に振らず、中々移籍することは叶わなかったとされています。
ここで、お笑い界に顔の効く師匠が、社長に頭を下げる形で、仲介してくれたとされており、ようやく74年に吉本入りを果たしました。
1975年には、上方漫才大賞新人賞を受賞し、売れるかにみえたものの、まだ売れずじまいとなっていたそうです。
そうこうしているうちに、76年、はんじ師匠が胃がんで亡くなってしまい、売れて恩返しできなかったことを悔やんでいます。
漫才ブーム
この後、関テレ「花王名人劇場」、続いてフジテレビ「THE MANZAI」が始まり、いわゆる漫才ブームが一世を風靡します。
83年に上方漫才大賞奨励賞、上方お笑い大賞を受賞し、このブームに乗るかと思われましたが、結果としては、このブームに乗り遅れてしまいます。
当時を振り返り、テレビに出るのは後輩の女芸人ということで、お笑い界は本当に難しく、非常に悔しい思いをしたとされています。
しかし、あきらめず漫才に取り組んでいた1985年頃、ようやく売れてきた実感を得たとされています。
ここまで、デビューから20年を要しており、本当に苦節の年月だったと当時を述懐しています。87年には、花王名人大賞、新人賞を受賞し、やっと安定して売れるようになっていきました。
ようやく師匠に恩返しできると思った矢先、けんじ師匠が交通事故で亡くなってしまい、「世の中上手くいかないもんだ」と痛感したと当時を振り返っています。
この後、気落ちすることなく、直後にお笑い大賞審査員特別賞を受賞し、翌88年には、花王名人大賞名人賞、上方漫才大賞と上方お笑い大賞で大賞を受賞し、亡くなった師匠たちへ恩返しを果たしました。
数々の苦難に見舞われたものの、彼女のお笑いに対する情熱は途絶えることなく、2007年には吉本新喜劇に所属し、お笑いタレントとして新境地を開いてきました。
現在では、70歳を超えても尚、精力的に活躍する人物となっています。
振り返ると、「売れるのは遅くて良かった。苦労した分、芸に味が出たと思う。」と述懐しており、これは師匠に厳しくしてもらったおかげと、亡くなった今でも感謝しているということです。
困難な場面を迎えると、ついつい逃げ出したくなるものですが、そういった困難に真正面から立ち向かってきた人物となっており、まだまだその芸を観て、応援したくなる人物の1人となっています。
彼氏は?結婚してる?
若井みどりさんに、現在彼氏がいるのか?結婚はしているのか?について調べたところ、師匠が亡くなったこともあり、弟子入り時の「結婚は生涯しない」との約束を事実上守る必要がなくなったこともあり、当時事実婚状態であったとされた会社経営者の男性と結婚に至りました。
しかし、この結婚は、元々の「結婚できないことをいじる」漫才の流れが崩れてしまうことにも繋がってしまったため、相方の小づえは、1991年、お笑いを辞め、別の道に進みたいとこのことで、吉本を辞めてしまいます。
いつでも戻ってこれるように、コンビは解散しなかったものの、その後、1999年に長年連れ添った相方は急逝してしまいました。
所属事務所は?
若井みどりさんの所属事務所は、吉本興業で、アイアンパラドックスさんや稲田直樹さん、須藤理恵さんなどが在籍しています。
これまでの出演ドラマ・映画情報
こちらは、カムカムエヴリバディのキャスト・若井みどりさんが、これまで出演したドラマや映画の情報です。
作品名 | 役名 | 概要 |
---|---|---|
ドラマ | ||
一枚の写真 | ||
夫婦善哉 | ||
朝ドラ「まんぷく」 | 塩沢みつ | |
朝ドラ「カムカムエヴリバディ」 | 小椋くま | |
映画 | ||
夢見通りの人々 | ||
CM・広告 | ||
キンキホーム |
朝ドラ「カムカムエヴリバディ」のキャスト一覧
こちらは、朝ドラ「カムカムエヴリバディ」のキャスト一覧です。
役名 | 出演者 | モデル | 関係・役柄 | |
---|---|---|---|---|
橘安子 | 上白石萌音 (幼少期:網本唯舞葵) |
戦争で夫と死に別れた女性 | ||
雉真るい | 深津絵里 | 母親に見捨てられ、英語を憎みながら育った女性 | ||
大月ひなた | 川栄李奈 | 時代劇の世界に憧れている女性 | ||
岡山の人々 | ||||
橘金太 | 甲本雅裕 | 安子の父 | ||
橘小しず | 西田尚美 | 安子の母 | ||
橘算太 | 濱田岳 | 安子の兄 | ||
橘杵太郎 | 大和田伸也 | 安子の祖父 | ||
橘ひさ | 鷲尾真知子 | 安子の祖母 | ||
雉真千吉 | 段田安則 | 雉真繊維の社長 | ||
雉真美都里 | YOU | 千吉の妻 | ||
雉真稔 | 松村北斗 | 雉真繊維の社長千吉の長男 | ||
雉真勇 | 村上虹郎 | 千吉の次男 | ||
雉真雪衣 | 岡田結実 | 雉真家の嫁 | ||
水田きぬ | 小野花梨 | 安子の幼なじみ | ||
水田卯平 | 浅越ゴエ | 「水田屋とうふ」の店主 | ||
橘安子を取り巻く人々 | ||||
ロバート・ローズウッド | 村雨辰剛 | 進駐軍の将校 | ||
柳沢定一 | 世良公則 | 喫茶店『Dippermouth Blues』の店主 | ||
柳沢健一 | 前野朋哉 | 柳沢定一の息子 | ||
小川澄子 | 紺野まひる | 大阪在住の主婦 | ||
赤螺吉兵衛 | 堀部圭亮 | 荒物屋「あかにし」の店主 | ||
こわもての田中 | 徳井優 | 橘家に押しかけてくるこわもての借金取り | ||
小椋くま | 若井みどり | 雉真稔の下宿先「おぐら荘」の大家 | ||
村野タミ | 西川かの子 | 雉真家に仕える女中さん | ||
神田猛 | 武井壮 | 帝国軍人の海軍主計中佐 | ||
平川唯一 | さだまさし | 平川唯一 | ラジオ英語講座「カムカム英語」の講師 | |
桃山剣之介 | 尾上菊之助 | 銀幕の大スター | ||
磯村吟 | 浜村淳 | ラジオパーソナリティー | ||
エンタツ | 中川剛 | 漫才師のエンタツ | ||
アチャコ | 中川礼二 | 漫才師のアチャコ | ||
雉真るいを取り巻く人々 | ||||
大月錠一郎 | オダギリジョー | なぞの男 | ||
ベリー | 市川実日子 | ジャズ喫茶に通う女子大生 | ||
トミー | 早乙女太一 | ミュージシャン | ||
竹村平助 | 村田雄浩 | 竹村クリーニング店の店主 | ||
竹村和子 | 濱田マリ | 平助の妻 | ||
木暮洋輔 | 近藤芳正 | ジャズ喫茶の支配人兼バーテンダー | ||
西山太 | 笑福亭笑瓶 | 映画館の館主 | ||
ひなたを取り巻く人々 | ||||
五十嵐文四郎 | 本郷奏多 | 大部屋俳優 | ||
野田一恵 | 三浦透子 | ひなたの同級生 | ||
藤井小夜子 | 新川優愛 | ひなたの同級生 | ||
大月桃太郎 | 青木柚 | ひなたの弟 | ||
赤螺吉之丞 | 徳永ゆうき | ひなたの弟 | ||
森岡新平 | おいでやす小田 | 酒屋のおじさん | ||
赤螺清子 | 松原智恵子 | 赤螺吉兵衛の妻 | ||
榊原誠 | 平埜生成 | 条映太秦映画村の職員 | ||
美咲すみれ | 安達祐実 | 女優 | ||
伴虚無蔵 | 松重豊 | 大部屋俳優 |
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