NHK朝ドラ「ふたりっ子」で、有沢英之役を演じるのは、高島忠夫さんです。
こちらでは、ふたりっ子のキャスト・高島忠夫さんに関する情報をまとめています。
- 高島忠夫さんが演じる有沢英之の役柄
- 有沢英之のモデル
- 高島忠夫さんのプロフィール(名前・生年月日・星座・血液型・出身地)
- 出演したドラマ・映画・舞台などの情報
高島忠夫演じる有沢英之の役柄は?
ふたりっ子のキャスト・高島忠夫演じる有沢英之は、千有希の父です。
関西では有名な、お嬢さま学校「芦屋女学館」の経営者兼理事長をしている人物ですが、家では妻・理佐子をメイドのように扱うワンマンなタイプの男です。
ひとり娘の千有希は、豆腐屋を営む光一と駆け落ちしてしまい、それ以来、ますます家庭を顧みなくなり、夫婦の関係は冷えきってしました。
母・可奈が亡くなると、母の威光もなくなり、理事長を解任させられ、姑の死をきっかけに、妻・理佐子が反旗を翻し、復讐宣言される始末。
有沢英之のモデルは?
朝ドラ「ふたりっ子」のキャスト・高島忠夫さん演じる有沢英之のモデルは、今のところ見当たりません。朝ドラ「ふたりっ子」のオリジナルキャラクターの可能性が高いです。
高島忠夫さんのプロフィール
こちらでは、ふたりっ子のキャスト・高島忠夫さんのプロフィールを紹介します。
名前 | 高島忠夫(たかしま ただお) | 血液型 | O型 |
---|---|---|---|
生年月日 | 1930年7月27日 | 身長 | 181cm |
星座 | しし座 | 出身地 | 兵庫県武庫郡 |
有沢英之役を演じる高島忠夫さんは、1930年7月27日生まれの兵庫県出身で、東宝芸能に所属した俳優、タレント、司会者です。
高島ファミリーのトップとして、数々の輝かしい芸能界での実績をもつ一方、晩年は病で苦闘した人物となっています。
元々、祖父は大地主で不動産収入があるほどの人物ということもあり、幼少期から裕福な暮らしぶりだったと言われています。
成績は優秀で、神戸一中に進学した後、学制改革により、新制神戸高校へ進学します。
神戸高校時代は、ジャズに没頭しすぎて、なんと退学してしまいます。
その後すぐの翌年、関西学院高等部へ編入し、そこで軽音楽部に所属し、音楽にも興味を示すようになりました。
関西学院大学進学後の1951年、新東宝第一期ニューフェースの一員となり、映画俳優として活動を開始しました。
このため、同大学は2年で中退しています。
このように、学生時代の好きなことが影響し、それが俳優の仕事にたどり着いたと言える人物です。
俳優デビュー
俳優デビューは、1952年、映画「恋の応援団長」でデビューを果たすと、同年「チョイト姐さん思い出柳」で初主演を果たしました。
その後は一連の「坊ちゃん」シリーズなどに出演し、1958年には、誘いもあったため、東宝に移籍しました。
このように、デビュー後、うなぎのぼりで活躍していき、1950年代から1960年代だけで、100本以上の出演を誇る2枚目俳優として活躍しました。
1963年には、日本初のブロードウェイミュージカル「マイ・フェア・レディ」にも出演し、舞台でも活躍の幅を広げていきました。
さらに、1966年、テレビ番組の土曜ショーの司会をきっかけに、テレビの仕事が増え始め、これが後に芸能活動のメインとなる、司会業の礎となりました。
1970年代からは、俳優での活躍と知名度を活かし、司会業として活躍することが多くなっていきました。
司会
司会を担当した番組としては、「ごちそうさま」、「ゴールデン洋画劇場」、「クイズドレミファドン」、「お元気ですか?高島忠夫です」、「アメリカウルトラ縦断クイズ」などとなっており、名物司会者として、知られていきました。
1980年代後半からは、次男の政宏、三男の政伸がともに俳優デビューを果たし、多忙ながら、父親としての役目を一通り終えました。
そして、いよいよ晩年を見越して、自分の好きなことに、より充実した時間を過ごせると誰もが思っていました。
ここからが、彼の人生において苦難と言える状況が続いてしまいます。
晩年
まず、1970年代半ばに、暴飲暴食によって、糖尿病を発症してしまいました。この時、一時禁酒するも、不眠症で酒と睡眠薬に頼って眠る日々で、一種のアルコール依存症であったと言われています。
このような健康不安があった中、1995年の阪神・淡路大震災では、実家が全壊する被害に見舞われます。
それから1998年頃になると健康不安が一気に露呈し始めており、この年には、長年司会を務めた「ごちそうさま」の降板、実母の入院なども重なり、重度のうつ病を発症してしまい、レギュラー番組を全て降板してしまいました。
しばらく治療の日々が続き、2003年頃に少しずつ回復していき、2007年頃から芸能活動に復帰し始めました。
しかし、症状は全快するまでに至らず、パーキンソン病を発症し、2010年には不整脈のために、心臓にペースメーカーを取り付ける手術を行っています。
その後、2013年には、バラエティ番組「カスぺ!」でテレビ出演を果たし、待望の番組出演をようやく果たしました。しかし、その後も、病状は悪くなる一方で、2019年に亡くなられています。
高島家のトップとして、息子たちのお手本になる父親で、芸能界の実績も申し分ない人物だったのは間違いないと言えますね。
もう少し、デビューから司会業など一気に活躍しすぎた面もあり、人知れずプレッシャーを感じてしまっていたのかもしれません。
今後は、息子たちや、姪っ子でヴァイオリニストのちさ子が、遺志を継いで、まだまだ芸能界で活躍してほしいと応援したくなる人物となっています。
当時の年齢と現在の年齢は?
朝ドラ「ふたりっ子」が放送された1996年当時の高島忠夫さんの年齢は、65才です。
あれから25年経っていますが、高島忠夫さんは2019年6月26日に88歳で亡くなっています。
もしも、ご健在でしたら90歳となっていました。
彼女は?結婚していた?
高島忠夫さんに、現在彼氏彼女がいたのか?結婚はしていたのか?について調べたところ、1963年に女優の寿美花代さんと結婚していました。
寿美花代さんとはテレビ番組「季節のミュージカル」にゲスト出演したことから知り合いになり、2年間の交際を経て、1963年に結婚を果たしました。
所属事務所は?
高島忠夫さんが所属していた事務所は、東宝芸能でした。
東宝芸能には、福本莉子さんや上白石萌音さん、斉藤由貴さんなどが在籍しています。
これまでの出演ドラマ・映画情報
こちらは、ふたりっ子のキャスト・高島忠夫さんが、これまで出演したドラマや映画の情報です。
作品名 | 役名 | 概要 |
---|---|---|
ドラマ | ||
朝ドラ「ふたりっ子」 | 有沢英之 | |
坊つちやん | 坊っちゃん | |
ある美人の一生 | 主人公の夫 | |
細うで繁盛記 | 清二(山水館板長) | |
月曜ドラマスペシャル 『自主退学』 | 校長役 | |
嫁の出る幕 | 大沢達也 | |
新幹線’97恋物語 第11話「結婚は命がけ!~」 | ||
鶴亀ワルツ | ||
うつへの復讐 ~絶望からの復活~ | ||
あんみつ姫 | ||
高島忠夫の坊ちゃんシリーズ | ||
ヨーイドン | ||
新・新三等重役 | ||
愛してるよ!先生 | ||
世にも奇妙な物語 『もう一人の花嫁』 | ||
八神くんの家庭の事情 | ||
映画 | ||
新・狐と狸 | 蓮沼 | |
忠臣蔵 花の巻・雪の巻 | 間十次郎 | |
サラリーマン権三と助十 恋愛交叉点 | 助川十吉 | |
風流温泉 番頭日記 | 沖 | |
女に強くなる工夫の数々 | 三宅五郎 | |
六本木の夜 愛して愛して | 大木検事 | |
ハイハイ3人娘 | 飯田幸四郎 | |
にっぽん実話時代 | 伊達康介 | |
イチかバチか | 北野真一 | |
海底軍艦 | 旗中進 | |
ひばり・チエミ・いづみ 三人よれば | 高野修 | |
君も出世ができる | 中井剛 | |
現代紳士野郎 | 小宮順二 | |
団地・七つの大罪 | 花井正男 | |
フランケンシュタイン対地底怪獣 | 川地堅一郎 | |
馬鹿と鋏 | 佐賀三郎 | |
女は幾万ありとても | 永島洋介 | |
じゃじゃ馬ならし | 篠田正夫 | |
沈丁花 | 峰岸 | |
狸の休日 | 松本敬二 | |
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味の素 パル・スイート | ||
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朝ドラ「ふたりっ子」のキャスト一覧
こちらは、朝ドラ「ふたりっ子」のキャスト一覧です。
「ふたりっ子」の子役キャストを知りたい方は、「朝ドラ『ふたりっ子』に出演する子役キャストを男の子と女の子に分けて紹介」ですべての子役キャストをまとめています。
役 | 出演者 | モデル | 関係・役柄 |
---|---|---|---|
野田家 | |||
野田香子 | 岩崎ひろみ
(少女期:三倉佳奈) |
野田家の双子の妹 | |
野田麗子 | 菊池麻衣子
(少女期:三倉茉奈) |
野田家の双子の姉 | |
野田千有希 | 手塚理美 | 香子と麗子の母親 | |
野田光一 | 段田安則 | 香子と麗子の父親 | |
有沢家 | |||
有沢英之 | 高島忠夫 | 千有希の父 | |
有沢理佐子 | 香川京子 | 千有希の母 | |
有沢可奈 | 丹阿弥谷津子 | 英之の母 | |
天下茶屋・新世界の人々 | |||
黒岩政夫 | 伊原剛志 | バーバー黒岩の息子 | |
佐伯銀蔵 | 中村嘉葎雄 | 大田学 | 真剣師 |
オーロラ輝子 | 河合美智子 | 叶麗子 | 演歌歌手 |
谷武蔵 | 河島英五 | たこやきビリヤードのマスター | |
梅屋音吉 | 夢路いとし | 通天閣将棋センターの席主 | |
金子(カネヤン) | 多賀勝一 | 新世界将棋センターの常連さん | |
海東壮平 | 山本太郎 | 海東財閥の御曹司 | |
将棋界の人々 | |||
森山史郎 | 内野聖陽
(少年期:武田克巳、伊藤譲二) |
プロ棋士 | |
米原公紀 | 桂枝雀 | 棋界のドン・永世名人 | |
米原桂子 | 三林京子 | 米原永世名人の妻 | |
猿渡夏彦 | 國村隼 | 新進棋士奨励会の幹事 | |
雨宮秋彦 | 田口浩正 | 奨励会員 | |
羽柴秀明 | 茂山宗彦 | 天才的な若手棋士 | |
織田信雄 | 岸部一徳 | 「飛将」のタイトル保持者 |
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